わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

善は急げだからとりあえずすぐに振り返っておくー小さなリーダーシップ論が終わったよ

2024-03-07 22:44:39 | オトナの学び
1月から受講していた小さなリーダーシップ論、本日が最終セッションでした。



いやはや、楽しかった。もちろん苦しいことも大変なこともあったけど、知的刺激に溢れる場、というのはこういうことなんだ!と10年以上前の越境学習者生活を思い出した。
当時は、「越境」すると、そこでの学び、気づき、葛藤、もやもやをダラダラと言語化して、ブログにしたためていた。いつの頃からかそういうことをしなくなってしまったけど、昨年末からブログを書き続けていたことと毎回のリフレクションシートの提出課題があったことで、ダラダラと言語化してブログに残すことができた。


ということで、終わってからまだ30分程度ですが、鉄は熱いうちに打て、だし、善は急げ、っていうし、ひとまず今の率直な感想を書いておくことにする。


今回の講座はオンラインと現地のハイブリッド開催で、これは地方在住者にとっては非常にありがたいことだ。前回、現地で参加してみて、その圧倒的な情報量にうわーーってなったけど(語彙がw)、そのほかの回を通じて思ったことは、オンラインでも全く遜色なく学べるし、議論もできるし(やりやすいか、スムーズか、というのはさておき)、現地との温度差も感じることがなかった。
これは、TA(ティーチングアシスタント)の存在も大きい。グループワークには必ず1人TAが入って、硬直・膠着した場をちょっと溶かしたり、撹拌したりしてくれる。
そして、毎回、講座の冒頭に行われる贅沢な振り返りの時間。先に提出されたリフレクションシートの中から抜粋されたものに講師のほんまさんがコメントしつつ、補足コメントをする。オンライン、現地関係なく知が共有される仕組みで、オンラインでも疎外感を感じることなく参加ができた。


でもって、やっぱり振り返りは大事だし、習慣っていうか慣れも必要だよな、ってこと。最初の頃はなかなかリフレクションシートが書けなくて、苦しんだ。こんなブログも書いてるくらい。

気づき、感想を書いてくださいって難しいね。レポートのマナーと自由度のバランスに四苦八苦している話 - わくわく記録帳

今週から、約2ヶ月間、とある講座を受講している。10年以上前に人事界隈で仕事をしていた時以来のテーマだったり、学び方だったりで、懐かしくもあり、新鮮でもあり、適度な...

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けど、回を重ねていくとそれなりに書けるようになって、一つの経験(事実)から、自分は何に「はっ!」として、何を得たのか?どんなことを考えたのか?をダラダラと深掘りできるようになっていった。全然まだまだだけどね。そして自分の言葉で再編集する、ってことも少しずつできるようになった。これに「実践」が付け加わったり、振り返りを繰り返していくことで、持論になっていくのかもしれないねぇ。


学びのコミュニティ、参加されている方の多様さや優秀さもまた刺激的で、MLで情報発信をしてくれる人が出て、番外編企画が立ち上がったり、裏企画が遂行されたり、こういう遊び心を持ちつつもガチに学ぼう、得ようという姿勢の方とご一緒するのは本当にワクワクする。10年以上前にラーニングイノベーション論に通っていた時以来の感覚かも!あの頃も裏シラバス作ったり、卒業文集作ったり、本編以外のところで本編以上に全力で楽しんで学んでいたなぁ、と懐かしく思ったり。
此の地に来てからもそれなりにいろんな場で学んでいるけれど、なんだろうか?この知的刺激に溢れた場、コミュニティには出会えなかったんだよなぁ。地域特性とか地方特有の、とかって紋切り型で片付けたくはないけれど、まだまだ機会は均等ではないなぁ、と思ったりもした。


そして、やっぱり「世界の事務局」は世界の事務局だった。
図らずも今日、来来期の話をしている中で、やっぱり事務局だよね、な話になった。講師をいくら揃えたところで、講座の意図や目的、ゴールをきちんと理解して、それに沿ってサポートする事務局がいなかったら何も変わらない。事務局がいてこそ、だよね、な話をしたこともあって、世界の事務局の素晴らしさが、眩しすぎますよ。
もうね、この事務局を体験するだけでも受講する価値あると思うわー。


現地で参加した前回、昨今の東京のホテル事情(超高騰!)もあって、かつて住んでいたエリアで宿を取った。(住んでたマンションから3分とかからない場所!) 
セッションが終わって、なんとなく居残りながらあーでもない、こーでもない、な話をして、みんなで通用口から出て、東京駅の地下を歩いて、地下鉄組、JR組に「またねー」って別れて、改札入った後は路線ごとに「またねー」って分かれて、駅の地下の東急ストアもしくは駅前のコンビニで買い物して帰る。そんなルーティーンを再現できたのが、なんだかとっても嬉しくって、懐かしくって泣きそうになっちゃった。今も楽しいけどね、あの頃も楽しかったなぁって。


2ヶ月全6回の講座で、今日を含めて8本のブログを書いた。数の問題じゃないけど、それだけ残しておきたい、もやっとしたことを言語化しておきたいっていう衝動があったんだなぁ、としみじみと思っている。結局書いてること、考えていることはいつもとあんまり変わらないけれど、イマココで感じたことを残しておく、っていうのが大事だと思っているので、10年後のわたしが読んで「今とあんまり変わってないじゃん」って思うんじゃないかとこっそり期待している。


あらためて、ほんまさん、ホーヤさん、TAのみなさん、ご一緒したみなさん、ありがとうございました!まだまだお楽しみ企画は続くみたいなので、これからもどうぞよろしくお願いします!



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エネルギーを必要とする議論と学びの貢献

2024-03-06 19:43:43 | オトナの学び
まだまだ続くよリフレクション。


先だって現地でリアル参加した講座では、授業(セッション)終了後にリフレクションシートを提出することが必須となっている。
「レクチャー、ディスカッションから、実践に向けての気づき・感想を書いてください」
というかなり自由度の高い課題で、字数の制限もないし、書き方の制限もない。毎回、指定のフォームに投稿しつつ、思考の整理として落書きしたグラレコもどきを事務局宛に短いコメント、振り返りをつけてコメントしている。すると、世界の事務局から、ご自身の所感と合わせて講座の目的やゴールに照らした返信がやってくる。これ、しろやぎさんからお手紙ついた的にひたすら終わらないやつ笑 わたしたちはお手紙食べないでちゃんと読むけどね。ちゃんと読むからお返事したくなって、お返事にまたモヤモヤと考えさせる。


先週の講義の振り返りの中ではもう一つ「エネルギーを必要とする議論」という話題があった。議論をする際、既に出ている内容と遠からず、な無難な話題を話してしまいがち(やや意訳)という感想があって、そういう思考(や態度)のくせに気づくことがこの講座の学びでもあるわけだけど、この振り返りにハッとさせられた。


その場に貢献しなければ、という思いから発言をしようとする。けれども確たる持論や譲れない信念を持たず、仲間との軋轢を生みたくないなーという気持ちが働くと、どうしても、それまでの議論の延長上での発言に落ち着いてしまう。


この気持ち、この状態ってなんなんだろうね。
翻って、場に貢献しよう、発言しなければ、と思ってしまうのってなんなんだろうね。
語れるだけの経験や知識がないと発言すらできなくて、居た堪れなさを感じてしまう。


一方で、グループディスカッションでは、他の人の意見、話を聞くだけでも、新しい知見や考えが手に入るから、学びがある。学び手としてはそれでいいかもしれない。これまでとは違う何かを獲得したのだから。けれども、学びの場に貢献する、ということは、感想でもなんでもいいからその場に出して、誰かの知的刺激を触発するような双発(創発)的な学びにしていくことでもある。でも、怖くて発言できない。だから安心して失敗できる試行錯誤できる場(心理的安全性ってやつですね)が必要なんだ、っていうのは理屈ではわかる。


以前、長岡ゼミのゼミ合宿に参加した時に、長岡先生が
「学ぼうとする姿勢が学びを阻害する」
と仰っていた。
すなわち、
「自分が知識を吸収して、自分が成長することは学びではない、場に貢献してこそ、学びである。
後から振り返ったら、それが成長につながっているかもしれないけれど初めから「成長」を意図して振る舞うことではない」


セミナーに参加して、「勉強になりました!」「気づきがありました!」って言うのと同じ。セミナーは受け取るだけの一方通行だけど、ゼミやグループワーク、グループディスカッションは相互作用が大事だし、創発されなきゃ意味がない。


授業の中で、
I Q120の人が集まって議論をすると、IQ60のものしかできない
という引用が紹介されたけれど、まさにそれ。お互いの話を聞いて「へー!」「そうなんだー!」と獲得するだけでは、学び手である“わたし”は成長するかもしれないけれど、集団としては全く成長していないわけだ。


というようなやりとりを世界の事務局とできる、というこの上ない贅沢なリフレクション。
もう1個くらいブログ書けそうなんだけど、明日が最終回。明日はどんなもやもやが待っているんだろうね。

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積極的な参加姿勢だけが正解なわけじゃない

2024-03-05 18:34:37 | オトナの学び
まだまだ続くよリフレクション。
先だってリアル参加してきた講座では、クラス(約30名)内でメーリングリストが作成されている。講師やTA(ティーチングアシスタント)、事務局も入った公式のもの。
授業(セッション)に関するお知らせがメインではあるけれど、使い方は自由。今日の授業の感想や、こんな企画どうでしょう?なんていう投げかけ、提案など思い思いに使って良いことになっている。
このML、開設されたときに、マストではないけれど点呼もかねて自己紹介などどうでしょう?な投げかけがあり、それに反応した人もいれば、読むだけの人もいた。その後、セッションが進むにつれ、リーダーシップを発揮する人が現れて(ご本人はそんな意図は持っていなかったのかもしれませんが)、授業の振り返りを投稿されたり、それに触発されて返信したり、TAの体験談を聞こう!な企画が立ち上がって「参加したいです!」「手伝います!」とフォロワーが現れたり、といろいろな形で授業外での活動が活発になっていった。


この講座では毎回、授業の冒頭に前回の振り返りがたっぷりと行われる、1時間以上かけて。この時間が、非常に良い助走、準備運動になっていて、その後の本編への導入をスムーズにしてくれている。


その中で毎回のように、講師のほんまさんから
「MLに反応する人、しない人がいる、企画に乗る人、参加しない人がいる。どっちがいい、ということではない。どの立場も重要。」
という話があって、それは決して参加したくてもできない、乗りたくても乗れない人を慮ってのことだけではなく、リーダーシップ、フォロワーシップを発揮する上での模擬試験やリハーサルでもあるよ、ってことを伝えているのかな、と深読みしている。


組織は、グイグイと引っ張っていくリーダー、喜んでついていくフォロワー1号、渋々ついていくフォロワー2号、といったわかりやすい構図になっているわけではなくて、場面場面でリーダー(リーダーシップを取る人)は変わっていくから、いろんな状況を知っておく/体験しておくってことは、その人=フォロワーの気持ちがわかるって意味ではとっても大事なことなんじゃないかと思う。いつもうぇーい!と前向きで「はい、喜んで!」とことに当たる人は、テンション低い人の気持ちはわからない。でも、リーダーシップを発揮する上では、そういう(自分にとって苦手だったり、異質だったりする)人のことをどう振り向かせるか、自分に向かせるか、ってことが大事で、だからこそその人の立場や気持ちがわかるっていうのは大きな意味があるのかも。


こうした学びの場に参加していて、より学びを深めよう、最大化させようとコミュニティを最大限に活用しよう、と思いがち。MLでの交流(振り返り)もあった方が学びも気づきも大きいし、何か企画が立ち上がったら乗ってみることで新しい何かが掴めるかも、って思いにもなる。自分が出なかった二次会で楽しいことが話されてるんじゃないか?って思っちゃう心境に似てるかも。コミュニティには参加した方がいいよね、どうせならアクティブに活動した方がいいよね、っていうのも思いこみだよなぁ、って気付かされた。


参加するしない、も自由。それを許容・受容することもまたリーダーシップの一つの形なのかもしれないねぇ。ダイバシティだ、インクルージョンだと言いながら、どうしても自分の価値観に当てはめようとしてしまう。そこからの脱却こそがリーダーシップの旅、なのかもしれないねぇ。


すんごいニュースが入ってきた今日。事実の後ろにある思いや意義にきちんと耳を傾けたいし、気持ちを寄せたい。こんな時だからこそ、いつものことをいつも通りにひとつずつ。
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ありたい姿は共有するものなのか、一人ひとりが描くものなのか

2024-03-04 21:23:12 | オトナの学び
先だってリアルで参加した講座、いやもう、リアルだからなのかいつもと違う環境だったからなのか、受け取る情報量が多すぎて、これだけで5つくらいブログが書けそうな勢い。3時間の講座を受けて、その後もだらだらと振り返りができるってすごい。コスパがめちゃくちゃいい。(「コスパ」の使い方間違ってる気もするけど)


トランジションをはじめ、様々な場面、段階で支援は必要だけれども、支援のタイミング、支援の仕方は難しい。介入することにはリスクがある。それは、一度介入してしまったら、引くことができにくくなる。引くこと自体はできるんだろうけど、引くタイミングややり方が非常に難しい。だから、本当に介入すべきなのか、必要とされているのか、介入したことで成長が見込めるのか、などなど冷静に客観的な判断が重要になる。


「イメージできないものはマネージできない」というラグビー平尾誠治さんの言葉にもあるように、組織やチームがどうなっているのか、数字だけではなく具体的にイメージすることがリーダーには不可欠で、マネジメントの基本原則でもある。(と言い切っていいのかはちょっと自信ないけど)


この2つの話題を受けて、グループで話したときに


ありたい姿のイメージはメンバー(部下)がそれぞれで考えさせたい、そうすることで自分ごとにできるし、行動に移せる。自分で考えることによって上の目線も持てるから。(相当意訳)


な発言があって、「!!!!」と目から鱗というか、これまでのわたしの考えがちゃぶ台返しされた。


ありたい姿のイメージは誰が作るのか? もちろんリーダー(マネージャー・上司)が一人で勝手に作るわけではなく、相談したり、チームメンバーと話し合ったりしながら作るものではあると思う。けれども、全員で、一人ひとりが自分ごととして作っているか、考えているかと言ったら、必ずしもYESとは答えられないんじゃないか。そう、ビジョン、イメージは上から知らされるものだし、全社の方針と合致していなくてはならないから、おいそれと自分で作るもの、考えるものではない、って思ってしまうんじゃないか。少なくともわたしはそう。


「ビジョンを作ったはいいけれど、なかなか浸透しない。(言葉よりもパッと見てわかるものの方が伝わると思うので)ビジョンを可視化してほしい。」という依頼をよくいただくこともあって、ビジョンは共有するもの、そして共有することが難しいもの、という思い込みがあった。


同じ言葉でも受け止め方は人それぞれ。過去の経験や価値観によって意味づけするから、抽象度が高い言葉だとさらに違いが生じてくる。その違いを表出させることも大事だし、言葉を尽くして違いを埋めていく、みんなの中での共通認識を作っていくことも大事。


というふうに、ビジョン(イメージ)は共有して、合わせていくものなんだ、と思い込んでいたのだけれど、そうかー!自分で作る、それぞれで描くっていうのも確かにあるよなーと「!」が頭の上を飛び交った。もちろん、全社や組織の方針と合っている必要はあるし、一人ひとりが描いた未来(イメージ)を共有して、統合していく作業も必要だとは思うけれど、確かに自分で考えたことなら自分ごと化しやすいし、実行(実践)に移しやすい。


これ、どっちが正解か?って話でもないし、時と場合、状況によっても違うだろうし、メンバーそれぞれの立場や役割、能力によっても違うだろう。リーダーシップを取る(演じる)って、そういう不確かで曖昧で正解なんてどこにもないことを、あれやこれや試行錯誤していくことなんだろうな、とあらためて再確認した次第。


他者と対話することで、それまで全く持っていなかった思考、視点に出会えるのは本当に刺激的。
そうそう、この感覚。この感覚が楽しくて(ときに辛くて)、「越境」してたんだよなーって思い出した。なんでこの感覚忘れちゃったのかなー。そういう場(や人)が此の地にはあんまりないのかなー。たぶんきっとわたしの問題なんだろうな。オープンマインドでなんでも受け止めよう、なモードで参加してなかったのかもしれないなーなんてちょっと反省したり。


良質な学びの場に出ると、振り返りせざるを得なくなるってのもまた真理だ。どこまで続くかな。しばらくはこのネタで書いてみよう。

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リアルの情報量すごすぎる!いつもはオンラインで受けている講座をリアル受講してみて

2024-03-03 22:51:24 | オトナの学び
先だって、いつもはオンラインで受けている講座(ハイブリッド開催)をうるう日のプレゼントだー(誰の?なんの?)とリアル受講してきた。

その時の雑な感想はこちら。

経験学習そうだったのかー - わくわく記録帳

4年に1回の閏日はおまけっていうか、ご褒美みたいに使いたいなーと思って、いつもはオンラインで受講している講座を現地で参加してきた。オンラインとリアルの違いってどん...

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10年以上も前に受講していた講座の同期が先生!だったり、その時の事務局「世界の事務局ホーヤさん」が事務局だったりと、ひさしぶりの再会にドキドキしちゃって、いつもはオンラインだから教室に集まる皆さんのことが全然わからなくて人見知りを発揮していたりと、ちょっと奇妙なテンションだったことを差し引いても、いやはやリアルの情報量は凄すぎる。実は終わってからしばらく頭痛がしたほど。


学習の成果、効果としてリアルもオンラインもそれほど変わらないと思っているし、割とオンライン好きだし(やるのも、受けるのも)。
地方在住者にとっては同じ質で学習の機会があることは本当にありがたいし、多くの講座がやっぱりリアルだよね、ってリアル回帰になっていくことに「ちょっと待ってよぉぉぉお」と思っている身としては、リアルもオンラインも変わらないよ、って言いたいところだけど、今回は相当違った。5類に移行してからはリアルの講座も割と受けている方だけど、今回はなんでそんなに違うって思ったんだろう?







オンラインだと情報がフラットに入ってくる。平面的、とでも言おうか。
リアルだと、全方向から容赦なく入ってくる感覚。視覚だけではなく、聴覚、その他の五感を全部フル稼働させてる感覚だった。いろんな音が入ってきて、いろんなものが視界に入ってきて、どれを見ればいいんだろう?どれを聞けばいいんだろう?と一瞬迷う。あぁー、どうでもいい比較ですけど、コロナ禍中に久しぶりにライブに行った時に思ったのもそれで、配信だと画面を見ていればよくて(それでも画面のどこを見るか?という選択肢はあるけれど)、リアル(ライブ)だと、ステージだけではなくて、客席、照明などありとあらゆるものが視界に入ってきて、何を見ればいいのか?って一瞬パニクる。で、結局、好きなものしか見ない。晃司しか見ない、みたいなね笑


そうなのよ、情報の取捨選択、優先順位づけが無意識のうちに行われるような気がするのよ。見たいものだけしか見なくなる。


オンラインだと受け取る情報が平面的だから、集中できる。もちろん、つまんない時(おいおい)は意識が飛ぶし、内職だってできちゃうけど、取捨選択しなくていいから割と楽。
リアル(ライブ)だと、その場にいるだけいろんな情報が入ってくるから、何を受け取るのか?を瞬時に判断していかなきゃならないので非常に疲れる。コロナ禍前はごく自然にやっていたことなのかもしれないけれど、もしかしたら、無意識のうちに自分にとって要らないものを排除していたのかもしれないなーなんてことを思ったり。だからつまんない授業だと居眠りしちゃうのかな。


リアルの場で受け取る圧倒的な情報量に今回はノックアウトされた。だからと言って、オンラインよりリアルだよね、って言っちゃうのは勿体無いし、せっかく東京と同じコンテンツを同じ時間に経験できるツールなのだから、最大限活用していきたいと思っているよ。リアルにはリアルの良さがあるし、オンラインにはオンラインの良さがある。いいとこ取りしていけたら最高じゃん。
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過去の自分に教えられる

2024-03-02 20:50:39 | カイシャ・シゴト
絶賛、断捨離中です。主に書類の。過去のワークショップ(参加したり、作ったり)の資料や講座、講義の資料、準備のための参考資料など、紙で持っているものは見返すことがないものはバッサリ処分、ちょっと残しておきたいなぁーというTipsが書かれているようなものはスキャンしたり、そのまま紙で取っておいたり、なことを繰り返しております。


で、こういうお片付けを始めると、ついついやっちゃう「思い出に浸る」。
えぇ、今日もどっぷりと浸りましたよ。その中で出てきたA3のシート。12年前に会社の施策として【ちゑや】LIVEをやっていただいたことがあるんだけど、その時の参加者からのフィードバックシート(リフレクションシート)が集計されたもの。


【ちゑや】LIVEとは、2006年ごろからリクルートエージェントの中で行われていた社内の部署や役職の垣根を越えてイベントや勉強会等を楽しんだり、コミュニケーションを図ったりできる場のこと。当時、わたしは社内で人材育成や組織開発っぽいことを担当していて、【ちゑや】LIVE的なことをやりたいなぁーと模索していた。店主の繁さんにもグループ会社のよしみでお近づきになり、いろいろとご相談に乗っていただいていた。


Web Across リクルートエージェント【ちゑや】

Web Across リクルートエージェント【ちゑや】

グリム童話のようにファンタジックな世界観を提案する古着店

Web Across

 


社内の【ちゑや】LIVEに先立って、本家リクルートエージェントでの【ちゑや】LIVEで話題提供をさせてもらったりと、当時のわたしの営業力、突破力すごくね?とそこにもびっくり。

たのしくあやしくまじめに。 - わくわく記録帳

【ちゑや】LIVE~法改正が障害者雇用に与える影響~が無事、終了しました。めちゃくちゃ緊張したし、皆さんの意識の高さにニーズにこたえられるんだろうか?と心臓ばくばく...

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こんなにだらだらとリフレクションしていたことにもびっくり。一昔前のわたし、すごい!


3年くらいずっとあたため、根回しを重ねてやっと実現できたのが2012年の12月。
【ちゑや】LIVEでは、当日だけではなく事前の準備や終わった後にも振り返りがなされる。その振り返りシート、わたしも事務局兼参加者として記入していた。(すっかり忘れてた)



そこに書かれていたことを転記しておく。きっとこれはこれからのわたしのよすがになるような気がするよ。


・日常の仕事や職場で生かしたいことがあれば
場づくり。
場を作らなければコミュニケーションできないのか?という自問はありますが、それでも非日常だからこそ素直に語れたり、あらたまった「場」があるから語れることもあると思います。日常の中に自然に組み込むことと同時に、あえて意図的に「場」を仕掛けていきたいと思います。


・あなたは何屋?
「語らせ」屋
研修や各種イベントの事務局を通じて、参加した多くの人がとても楽しそうに語っている姿をずっと見てきました。「場」がなければ語れない、ではなく、求めている「場」を作り、語る仕掛けを作り、働きかけていきたいと思っています。


・参加された皆さんへのメッセージ
これは絶対にいい!みんなにも教えたい!という思いがわたしのエンジンで、今までの企画もそうやって行ってきました。繁さんと出会って3年、やっとそれが実現できたこと、そして、わたしと同じように、「メンバーにも体験させたい」と思っていただけたこと、それが何よりも嬉しく、新たなエンジンになりました。


基本的には今と同じことを言ってるけど、やっぱり熱量は全然違う。これが現場を持っているかどうかの違い、のような気もする。いやいやいや、現場がなくても熱量は変わらず持てるよ、って思いもある。あの頃の暑苦しいわたし、カムバーーーック!


人が楽しそうに話をしている様子を見るのが何よりも嬉しいし、これいい!って思ったことを広めたい、って思うことがわたしのエンジンなんだな。この2つはずっと大事に持ち続けていたい。
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弥生

2024-03-01 20:11:19 | カレンダー
あっという間に3月、卒業シーズンですね。




#ナカハラジュン対話するカレンダー
#タナカヤスヒロ奇襲から始まるカレンダー
#イチハラヒロココトバアートカレンダー
#そらウェル
#卒業シーズン
#実践してナンボ
#実践しなければ圧に押し潰されないように
#飛び回りましょう
#飛び込みましょう
#早めに出しすぎて怒られる
#ウィンカーとワイパー間違えちゃう
#早めの当選通知ほしい
#安定の右下
#40周年おめでとうありがとう
#アニバーサリーツアー発表
#たくさん行けますように
#シンバルキックがなくても歌う晃司がいればいい
#ドラえもんのび太の地球交響楽
#歌う晃司に会いたいなぁ
#また笑顔の再会を
#そして人生はつづく
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経験学習そうだったのかー

2024-02-29 23:43:51 | オトナの学び
4年に1回の閏日はおまけっていうか、ご褒美みたいに使いたいなーと思って、いつもはオンラインで受講している講座を現地で参加してきた。


オンラインとリアルの違いってどんなことなんだろう?な振り返りはまた改めてしたいんだけど、いやはや、リアルは受け取る情報が多い。咀嚼するのに時間がかかるわー。聴覚、視覚だけじゃなくていろんな感覚をを使った気がする。


毎日ブログを書こう、と決めてから今日で2ヶ月。非常に薄い内容の時も多いけど、今日までコンプリート。出張とか、実家に帰ったりとか、イレギュラーなことも多かったけど、結構頑張ってるんじゃないか?(自画自賛)


毎日書き続けていて、何か変化があったのか?と問われたら、そんなすぐには変わるわけないじゃん。でも、1つだけ言えるのは、出来事を概念化しようとする意識はついた、気がする。あくまでも気がする。


どこに行きました、何を見ました、誰と会いました、これを食べました
それだけだったら夏休みの絵日記と変わらないから、その出来事=事実を経験して、わたしはどんなことを考えたのか?どう感じたのか?ってことを残そうと意識はした。おぉお、これって経験学習サイクルじゃん。
なんてほくそ笑んでいたわけですが、本日参加した授業で目から鱗どころじゃない、これまでわたしが持っていた概念をちゃぶ台返しされた。


学び直しでも、その他の講座でも、振り返りが大事だよ、って口うるさく言っていて、振り返り=内省や、内省からの概念化をどう行うか?にばかり目が向いていた。早く振り返る、事実・エピソードベースで振り返って意味づけをする、できなかったことだけじゃなくてよかったこともちゃんと振り返る(反省じゃなくて未来に活かせないと意味ないのよ)とかとか。


ジュンナカハラ先生もこんなこと書かれてました。
振り返り(リフレクション)の「3つの壁」とは何か?:「ぺんぺん草もはえない不毛な振り返り」が生みだす「3つの障害」 | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net

振り返り(リフレクション)の「3つの壁」とは何か?:「ぺんぺん草もはえない不毛な振り返り」が生みだす「3つの障害」 | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net

立教大学 経営学部 中原淳研究室 中原 淳のブログです。経営学習・人的資源開発に関する研究知見、エッセイ、日々の日記が更新されています。

立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net

 



もちろん、それもだいじ。
けどね、そもそも『経験』がだいじなのよ。
内省せざるを得ないような経験、書きたくなる(残しておきたくなる)経験をする、すなわち良質な経験資源をどれだけ持てるか?ってことがだいじ。




わたしみたいに好きで学んで、それをどこにどう還元するかは自己責任な立場ならさておき、部下や後輩の指導、育成をするときに、「経験を振り返りなさい」ってだけでは不十分で、いかに良質な経験(業務であったり、役割であったり)がアサインできるか、デザインできるかは管理職にとってとても重要なことだと気付かされた。


経験そのものに目を向けて、いかに良質で多様な経験ができるか、それに心を砕けるようになりたいなぁ。これは今まで持てていなかった感覚で、それを獲得できたってことは、やっぱりうるう日はご褒美みたいな1日だったな。
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還暦シフト

2024-02-28 07:33:02 | キッカワコウジ
いい時代になったものだ。


広島ローカルの番組「お好みワイドひろしま」、27日の特集は「吉川晃司さんが語る広島」。これまでだったら、あぁああ、残念、で終わっていたのが、今やNHKプラスで見られちゃうっていうね。ありがたやありがたや。


2024年2月27日 - お好みワイドひろしま

2024年2月27日 - お好みワイドひろしま

プロ野球・カープの約1か月にわたった春のキャンプが終わります。新井監督や選手のインタビュー、現地からの記者リポートなど、たっぷりお伝えします。▽江田島市にある施設...

2024年2月27日

 

広島ローカルの番組に出ている晃司は楽しそうだし、それでいて真剣で、あぁ、ほんとに広島を愛してるんだなーっていうのが伝わってきて、羨ましさと嬉しさでいっぱいになる。


今年はデビュー40周年、そして来年は還暦。これから先の未来に向けては?の問いに


  もう一段、還暦シフトに入れていく
  挑戦はしようと思っている
  還暦作戦はいろいろ描いている



こういうところがほんと好き。デビューした頃から、常に「もっと」を追い求めていて、もっと効率的に上手くできることだってあるだろうに、それでも自らを追い込んで挑戦していくところ。ヘタレなわたしにはできないから、本当に尊敬しているし、ビシッと背筋が伸びる。


インタビューしたアナウンサーがとっても素敵にまとめてくださった。


  重厚感のある大人の俳優ってイメージがあるけど、
  若い頃と変わらない熱い感情を持ち続けている
  自分の思いを恐れずに発信し続ける表現者としての芯の強さ
  何よりも広島をここまで愛してくれているのが嬉しい



そうなの、そこそこ、そこがとにかくカッコよくて魅力的で、だからずっと追いかけ続けてるんだと思う。


昨日から外傷性白内障の影響でシンバルキックできないかも、とSNSやワイドショーで話題になっていて、あれこれ心配してくれるおともだちもたくさんいるけど、わたしとしては元気に歌い続けてくれればそれでよくて、シンバルキックはすごいし、かっこいいけど、もう無理しなくていいよってずっと思っているし、リズム感とか歌唱力(特に低音)とかもっと素敵なところがたくさんあるし、ミックジャガーだって自分の得意なキーで歌ってるけど相変わらずかっこいいじゃん、そんな知恵で乗り切ればいいし、もうほんと、体を大事にして歌い続けてほしい、ただそれだけ。


さてさて、40周年ツアーのFC先行申し込みまであと24時間。まだ迷ってる。けど、迷ってるってことは行っとけってことだと言い聞かせてポチポチしよう。






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強みフェスのこと〜一緒にやろうって言ってもらえる幸せ噛み締めている

2024-02-27 22:55:16 | ライブ・イベント
大好きな板谷さんと東京、福岡で開催してきた強みカフェ。この週末、静岡で開催してきました。これからは、強み+グラレコのコラボは「強みフェス」と呼ぼう!ってことになったのだけれど、ちょっとそれについてわたしの思うところをつらつらと。


そもそもの始まりは、「晃司@武道館で東京行きます、翌日帰るので日中なんかできます!やりたいですー」と言い出したこと。何かやろう!だけ決まっていたけど、何をやるかは全然決めずにいて「そろそろちゃんと決めましょうか?」なやりとりを開始したところ、板谷さんから「強み+グラレコどうかしら?最後、未来をグラレコで描くの!」と素敵すぎるご提案をいただき、わたしとしては一も二もなく「はい!喜んで!」と快諾。


実は、強み+グラレコのコラボは2017年に一度、華一会主催のイベントでやっていたので、親和性が高いことはなんとなくわかっていたし、きっと楽しいはず、って確信もあった。


けど、ちょっと、いや、かなり心配でもあったんですよ。人気者の板谷さんを、その日に東京にいるから、ってだけで一緒にイベントやっちゃって、しかもグラレコ講座とのコラボ。こんな役得あるでしょうか?妬まれても仕方がない。上履きに画鋲を入れられちゃうかも(違)案件ですよ。
グラレコと強みを一緒にやって、ちゃんと成立するの?強みカフェの邪魔しない?参加された方にとって満足のいく時間になるの?とドキドキ。



強みカフェの最後は、強みを活かした自分の未来の姿を描こう!というワーク。このために、グラレコ講座で「言葉にしにくいものを絵にする」ことや図解化をお伝えしているんだけど、ちゃんと接続できてるのかな、っていう不安はずっと抱えておりました。今でも。


静岡の強みフェスについて、板谷さんがFacebookの投稿に

ひめさんのグラレコはその瞬間の感情を大切にするところが好きです。同じ話を聴いても、同じ本を読んでも、同じ舞台や映画を観ても、一人ひとりにわきあがる感情は違うわけで、同じ人でもその時々で異なる。ならば「今」を残すって、私にはしっくりきます。

って書いてくださっていたのを読んで、そうかー!そうだったのかー!と今さらながら、腑に落ちて自信が持てた。


そう、グラレコは今を記録できるところがわたしはとっても気に入っている。事実ならAIに任せればいい。けど、その場で感じたことは、その場にいたわたしにしか描けない。だから感じたこと、心が動いたことを描けばいい、っていつもいつも言っている。




強みもそうで、自分が感じたこと、やりたい、好き!っていう情動や思い、それが何よりも大事だし、それを残せるのがグラレコなんだ。


そして、記憶が想起できるグラレコが良いグラレコ、っていつもいつも言ってるけど、ほんとそれ。強みカフェ(強みフェス)で描いた「強みを活かして輝く未来」を見返したときに、そうそう、こんな思いだった!こんなことを考えてこの絵を描いたんだった!と記憶が蘇ってくること、その時の気持ちに立ち戻ってがんばろうって思えること、そういうのが大事なんだと思う。だから、わたしのグラレコでいいんだ。わたしのグラレコがいいんだ。


強みカフェ(強みフェス)で皆さんが最後に描いた絵は、一枚として同じものはなくて、どの絵もその人らしさに溢れていて、とっても素敵で魅力的。あぁ、この人が作る未来ってきっと素晴らしいものなんだろうな、と思わせてくれるものばかり。
板谷さんはこうも書いてくださった。


上手じゃなくてもよくて、こころの赴くままに描けばいい。なんなら文字だけでもいいし、抽象画だっていいって、実に魅力的じゃないですか



自分の人生にエールを送るフェスティバル!そんなフェスのコンテンツにグラレコが仲間入りできて、本当に嬉しいし、光栄だし、幸せ。
これからも、一緒にやりましょう!って言っていただけるよう、しっかり精進しよう、といつになく前向きにやる気になっているよ。


強みフェス、次の予定は未定だけど、今年は晃司40周年だし、打首20周年だし、あちこちあれこれ動く予定なので、きっとまた日本のどこかで開催できることを楽しみに生き延びよう。


そうそう、奇しくもこれまで強みカフェ(強みフェス)は日曜の開催ばかりなんだけど(ライブの次の日、とか、月曜の仕事の前乗り、とかそういう事情があったのでね)、この日曜開催っていうのがすっごい良かった(語彙がw)。なんていうのかな、日曜にたっぷり時間をとって自分に向き合って、他者からエールをもらって、つるんと古い角質が剥がれてスッキリして、新しい週を迎える。そんな静かな穏やかな、でも力強い原動力になっている気がするのですよ。決してライブの都合だけじゃなくて、これからは日曜開催がデフォルトになるかも???



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