懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家写真展 -23 煙草 その1

2014年06月27日 | 岡山の茅葺民家写真展
撮影場所 岡山県新見市法曹

今回から3回にわたり煙草のある風景をお送りします。
収穫時期を迎えた葉タバコ、黄色くなったら収穫、煙草の花は意外と美しい花が咲く。

煙草は畑作しかできない地域の主な作物のひとつでした。
専売公社が買い上げてくれたので確実な収入源として岡山県でも広くつくられていた。
しかし、専売公社の民営化、喫煙者の減少や外国産煙草の輸入や外国産葉タバコの輸入でコスト高の日本産葉タバコは苦境に追い込まれている。
岡山でも八割減に追い込まれている。
煙草の生産者は野菜や果樹生産に切り替える人が多い。
ここ20年で時代は大きく変化した。

写真を撮ることは時代を記録する事でもある。
写真とは「未来を見つめ現在を記録する事だ」といわれている。
素人には未来を先読みする事は難しい。
先読みが出来ればもっと金も儲けしているし出世もしている。
素人にできる事はひとつのテーマを他人に惑わされることなく、ひたすら撮り続ける事であろうか