懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 豪雨の撮影

2014年06月06日 | 蒸気機関車
撮影場所 鹿児島県肥薩線吉松

梅雨の大雨のシーズンに南九州に撮影にいったらご覧の通りの豪雨だった。
梅雨と秋雨のシーズンは旅行などするものでないと気付いた。
人間なんでも体験しないと分からないものだ。
利口な人はそれを知識で得ているのだろうが私は失敗して自分の愚かさに気付くタイプである。
大畑ループで撮影するつもりだったが何の雨宿り場所も障害物もないところでの撮影は雷に撃たれに行くようなものだ。
集中豪雨の時は湿った暖かい空気と北の冷たい空気で上空に積乱雲があり雷を伴う雨が多い。
大畑の撮影は諦めて雨宿りのできる駅で撮影することとした。

しかし、この雨であるどう撮影するのか、土砂崩れで鉄道が不通になり明日からの仕事に間に合うが心配となった。早く帰り支度をした方がよいか悩んだ。
物事にはなんでもトラブルや想定外はつきものであるその時にどんな対処をするのかで人間の真価が問われる。経験の豊富な人や真剣に問題に対処してきた人は強いと言われている。

C56形蒸気機関車でプレートに型式が書いてあるプレートを収集している人は垂涎の的だそうだ。このC56は山野線の貨物を運んでいたが山野線は廃線になった。