懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 奈良県都祁村の民家

2014年06月18日 | 茅葺き民家
奈良県から紀伊半島を訪れたのは21世紀に入ってからだった。
奈良県、三重県には行った事も無かった。
神社仏閣や観光地にはほとんど行った事が無かった。
ある程度の年齢にならないと観光地や神社仏閣にいかなくなるのか、自分もそれだけ歳をとったということである。しかし、私のような身体になると階段の多い神社仏閣には行けないし温泉にも縁がない。自分の行ける所で新しい物を発見するかネットの画像で満足するしかない、しかし、悲観的になることはない、人間失われた機能があれば生まれる機能もある。

今回の旅も茅葺民家の撮影の他に神社仏閣の見学も入っていた。
奈良公園の脇を通り道は山に登る、奈良県は奈良盆地以外に平野は少ない。
茶畑が多いものだこれが宇治茶になるのかと思いながら走る。
茅葺民家の情報は無かったが県道沿いにポッポッと茅葺民家があった。
この民家は都祁(つげ村)にあった。この時、初めて大和棟を見た。
全国各地の茅葺民家の代表的な形式は撮りたいものだ。
いまなら何とか残っていると思い撮影した。
蒸気機関車は私が撮っていた頃は17形式ほど残っていた。
それを必死に追い求めていた頃を思いだす。
何歳になっても夢中になり全国を探し求める時が一番楽しい。
夢中になることと感動だけは失いたくない。
これから室生寺に立ち寄り伊勢街道の狭くて厳しい道を走る。(今は道は広くなっている)