懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家写真展 -22  登る その2

2014年06月23日 | 岡山の茅葺民家写真展
撮影場所 岡山県加茂川町

山の中腹に茅葺の小屋があったので歩いて登る。
小屋は切妻造りで簡素な造りにしてある、
撮影していたら地元の女性がゆっくりと登ってきた。斜面の畑に収穫にでもいっていたのか
高齢になると上り坂は厳しい。しかし、長年暮らしている地元の人はそれも生活の一部、斜面の畑も与えられた土地と思い耕作している。こんな斜面と思うのは都会の人間、愚痴ひとつ口にする事なく日々くらしている。山間部の人にすれば人で溢れ自分では何も作らない都会の暮らしに息苦しさを感じると思う。

演出をしないで地元の人を写すには何回も足を運ばないといけない。
500人撮影したければ500回足を運ぶ必要がある。