茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

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「 三葉葵紋 」 MIHOお勧め干菓子

2010年02月26日 | Weblog
葵紋の和三盆菓子ってどんなお干菓子なんでしょうか?という問合せがありました。
美味しいのでお答えしたく写真を掲載してみました。
四国本場の和三盆にこだわって口どけが大変に軽やかで自然に口いっぱいに優雅な甘さが広がるお菓子です。
自然な甘さが後を引き立て続けに口へ運びたくなるくらい美味しさの追求をしたくなるお菓子です。
和三盆の貴重さをお口いっぱいに楽しんでいられるのでGOODです。
抹茶ととても相性がよいのですがコーヒーと共にもお勧めです!
直径2センチ高さ約1センチ弱なので一口で入ります。

そもそも和三盆とは、「竹蔗」という種類の細長いサトウキビから作られるそうです。
さぬきの温暖な気候と風土で育てられたサトウキビは花が咲かずに栄養をすべて茎に蓄えるため、独特の香りや旨味を作り出すと云われています。
和三盆の名前の由来については種々の説がありますが、その一つとして、研糟(盆)の上で三度研ぐためと云われていますが、最近では製品の白さを求めて5回以上「研ぎ」と「押し舟」を行うことが多いそうです。

こうして出来あがった和三盆は、粉砂糖に近いきめ細やかさを持ち、微量の糖蜜が残っていることから色がかかった白さとなり、甘さがくどくなく後味がいいため、和菓子の高級材料として使用されます。
また、口に含むと素早く溶け風味のよい甘さから、和三盆そのものを固めただけの菓子が存在し干菓子の代表格であって打ちものの代表でもあります。

本当に美味しいですよ!
ぜひ一度召上って戴きたい商品です。
写真の色はピンクと白ですが、仏用に緑と白もご用意できます。

先日ある会でお出ししたら、「美味しいわ!残り全部ほしい」とおっしゃっって下さった方がいらっしゃいました。職人にお願いして特別に打って戴く和三盆なのでちょっと嬉しかったです。中々のお勧めです!
ただ、打ちものですので一回に打てる量が限られていますし、時間がかかる商品でもありますがご興味をもって下さったならお声を掛けて下さいませ。