茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

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江ノ島弁財天と・・・

2007年07月23日 | Weblog
江ノ島といえば、江島神社でしょうか?
宗像三女神を祀っています。それぞれ三女神(三姫)が祀られている場所は
  西方の「奥津宮」に多紀理比賣命
  中央の「中津宮」に市寸島比賣命
  北方の「辺津宮」に田寸津比賣命
そして三宮合わせて「江島大神」と総称しているのです。
江戸時代までは弁財天を祀っており、江島弁天・江島明神と呼ばれ、日本三大弁天の一つに数えらています(他の2つは竹生島の宝厳寺と宮島の厳島神社)。
辺津宮境内の奉安殿には八臂弁財天と妙音弁財天が安置されています。
八臂弁財天は又彩色弁財天ともいい、源頼朝は文覚上人に命じて鎌倉初期の作で、ヒノキの寄木を八つのひじの八臂弁財天像として最も優れ重要文化財。
妙音弁財天は全裸の弁財天で、琵琶を持つ姿は美しく非常に珍しい、こちらもまた鎌倉期の名作です。
開運、除災、財宝、音楽、芸能上達の守護神である故にか、平日ではあったが島に人が大勢足を運んでいた気がします。
江の島には、平成5年5月に鹿児島の高野山最福寺別院から創建された大師堂があります。ここに行きたくてこの島に渡ってきました。
薄暗い本堂には赤不動像(6m)が鎮座しています。何人かの人々がその仏様に向かいながら、のんびり寛いでいる。別に何をするわけでもなくただぼ~っと。
窓からは海が見えるのに、ただ仏様を眺めているだけの心地よさが堪らず、心が穏やかになった。
実は、私も坂に疲れてかそこで暫く居眠りをしてしまったほどである。
神仏両方に今日はお参りしました。
いいことありますようにと願いつつ旬のシラスをつまみにグイットいってしまい、帰りのバスと電車でまた居眠りでした。
暢気な日帰りのたびでした。