茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

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ノーベル平和賞受賞 ムハマド・ユヌス氏 来日記念講演会

2007年07月09日 | Weblog
「貧困削減と日本の役割」をテーマにした討論会に出席してきました。
パネリストは、以下の4名。
       ○ムハマド・ユヌス氏(グラミン銀行 総裁)
       ○緒方貞子氏(国際協力機構 理事長)
       ○篠沢恭助氏(国際協力銀行 総裁)
       ○テイエリー・ポルテ氏(新生銀行 社長)
モデレーターは、小牧利寿氏(日本経済新聞社 編集局 アジア部編集委員)
日本経済新聞社主催で日経ホールで行われました。
経済学者のトップを歩いていた優秀な教授だったユヌス氏が、なぜ銀行を立ち上げそして「ノーベル平和賞」を受賞するに至ったのかとても興味がありました。
彼の講演は熱かった!
「貧困を削減すること」、それはつまり発展途上国の人々に未知にあふれているやる気・エネルギーと想像力を与え、そして自立を促し自尊心を育てること。政府間同士の融資ではなんの解決も見出せない、一歩前へ一歩中へと踏み入れることで、人々が作り上げたり想像力を持つことで、人を救ってほしいと訴えていました。今民営化になっている現代で民間ができること、又政府や民間が人一人を幸せにすることを考えてほしいと強く話していたことは心にとても響きました。
個人に支援することは、まだまだ革命なのかもしれません。
ただの融資ではなく問題解決を目的に支援することは大事だと私も思います。海外だけに目を向けるのではなく日本国内でも同じことだと思います。
彼が「政府が民間が、やったことがないからありえない。」は、もう理由にはならない。新しいことに取り組むことが大切。貧困社会は待ったなし!!「貧困削減をする日本の役割と新しい考え方で取り組んでほしい。」と最後を結びました。
人に勇気とやる気、愛情を注ぐ本当に熱い人だと感銘を受けました。