長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

政治経済教育から文化マスメディアまでインテリジェンティズム日記

宇都宮爆発:容疑者「自暴自棄」投稿…離婚訴訟に不満募る

2016年10月24日 19時22分57秒 | 日記
































宇都宮爆発:容疑者「自暴自棄」投稿…離婚訴訟に不満募る





 宇都宮市本丸町の宇都宮市城址(じょうし)公園で23日に爆発物で自殺したとみられる栗原敏勝容疑者(72)=同市針ケ谷町=は陸上自衛隊を退官後、自ら開設したとみられるブログや本人のアカウントとみられるフェイスブックなどへの書き込みを繰り返していた。以前は精神障害者支援団体の活動報告などが多かったが、今年に入ると元妻との離婚を巡る民事訴訟への不満をつづる回数が急激に増えた。「自暴自棄」などの書き込みもあり、心境の変化が事件の背景になった可能性がある。【伊澤拓也、山崎征克】

 栗原容疑者は退官後、支援団体の相談員として精神障害者と家族の支援に取り組んでいた。ブログなどでもその様子が報告されていたが、今年1月以降は離婚に至った経緯や、宇都宮家庭裁判所の裁判官や調停員への批判が次々と書き込まれるようになった。

 書き込みは内容が重複し、怒りの根深さが垣間見える。「債権差し押さえ命令で生活資金を没収された。住居も競売される」とも記し、金銭面で苦境に立たされていることもうかがわせた。

 事件の1週間前には「ネット炎上を期待しているが、訪問者さえ少なく、いろいろと工夫している。大げさにしなければならない」と、離婚後の孤立感が表れた投稿が掲載された。さまざまな時事のニュースに関するつぶやきでは、頻繁に「自暴自棄」という言葉が登場する。

 栗原容疑者は、通信機器など機材の取り扱いや気象に詳しい自衛官だったようだ。本人とみられる人物が今年4月、動画サイトに投稿した「栗原敏勝の自衛隊退官パーティー」という動画によると、栗原容疑者は36年間、自衛官として勤務し、1999年4月に定年退官。退官時の階級は中堅幹部にあたる2等陸佐で、所属は航空学校宇都宮分校だった。


全焼した栗原敏勝容疑者の自宅を調べる捜査員や消防隊員ら=宇都宮市針ケ谷町で2016年10月24日、野田樹撮影© 毎日新聞 全焼した栗原敏勝容疑者の自宅を調べる捜査員や消防隊員ら=宇都宮市針ケ谷町で2016年10月24日、…
 気象予報官としての職務が長く、同分校では91~96年に気象教官として学生約200人を指導したという。また、地上訓練機班長として訓練に使うフライトシミュレーターの改修やパソコンのCPU(中央演算処理装置)の改良などにあたった。

 宇都宮市内のホテルで開かれたというこのパーティーで、当時の同僚は「きちょうめん。しっかりとしたデータ管理で活躍された」と仕事ぶりを褒めたたえていた。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【福〇清〇犯人説?】宇都宮... | トップ | 【大阪市給食費滞納】「義務... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事