ジャニーズ性加害問題と男色・稚児・陰間
もうだいぶ落ち着いてきたが、故・ジャニー喜多川氏による性被害(レイプ)問題は衝撃的であった。
だが、それ(性被害・レイプ)と(同意の上の)男色・稚児・陰間(少年愛)を同一に述べているひとがいて呆れまくった。この、「(男性愛・少年愛を)大したことじゃない」とする意見の思想の根底にあるのは「女性や女の子ならレイプを抵抗できないが、男性や少年ならレイプを抵抗できる」という逆・男女差別である。
欧米では神父の少年愛性加害とかあって、男性相手でもそういうものじゃない、という思考が当たり前なのに「男なら忘れろ。強くなれ」というのだ。
馬鹿にするな!
性被害と男色・稚児・陰間・衆道をいっしょくたにするのは全然違う。
誤った考え方だ。
また、ジャニーさんの少年愛や性被害はマスコミがしっていた、だが、「大したことじゃない」と相手にしなかった……ではなく、ジャニー喜多川さんが「大物」過ぎて、死んでから(姉のメリーさんも)でなければ恐ろしくて告発できなかっただけだ。
生きている間にそれをやってジャニーズ事務所(現・スマイルアップ・STARTO事務所)を敵に回せば、〝ドル箱〟のジャニタレをつかわせてもらえなくなる。
復讐の訴訟もあっただろう。
だから、死ななければジャニー喜多川さんの性加害が公にできなかった。
「何故、今まで訴訟できなかった?」ではない!
マスコミは知っていたはずなのに……ではない!
知っていても目をつぶらざるを得なかった。
あの漫画家はなにもわかっていない。
これでは同意の上の稚児・男色=性被害・レイプ(ジャニー喜多川氏が加害者)ではないか。
性被害の被害者の一部が「大したことなかった」というのもそれが全体じゃないだろう!
いいかげんにしろ!!