【シン・マネー革命➓】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方!「資産の増やし方」「資産運用の仕方」「賢い貯め方」第十弾『お金の増やし方。何をすればいい?(結婚は得か?)(NISAって何?)』
シン・マネー革命➓
【シン・マネー革命➓】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!賢い人はみんなやっている「資産の増やし方」「資産運用の仕方」「賢い貯め方」何をどう運用し、何をやめ、どうため込むか????シリーズ第十弾
第十弾『お金の増やし方。何をすればいい?(結婚は得か?)(NISAって何?)』
「結婚は得か?損か? どう思いますか?」
「いやあ。独身なんでわからないです。でも『結婚は人生の墓場だ』とかいうのが有名ですよね。損?」
「結婚が得か?損か? これは完全にケースバイケースですよね。今は夫婦で共働きがほとんどだけど。共働きなら収入が二人分になるから得ですよね。何でも我慢が必要だけど。倦怠期とか。ずっとラブラブなんてありえないですし」
「共働きではなく、奥さんが専業主婦なら?」
「損。しかも、子供まで出来たら扶養家族が増える」
「専業主婦に子供……だと扶養家族が増えて、負担額が増えて、収入はほぼそのまま。やはり、損だから、若い人は結婚しないんですね?」
「まあ、そういうこと。でも、結婚も子供も、損得勘定だけでは語れない。でも、自動車よりマイホームより、子供が一番金がかかる」
「ところで、NISAって銀行が大々的に宣伝してますが。また、〝銀行マンの手口〟ですかね?」
「いや。NISAは国が進めている制度。税金が安くなるから、絶対利用した方がいい」
「え、そうなんですか?」
「元々、イギリスで導入されたISAという制度を参考にしたもので、個人での投資を活性化させることを目的にはじまった制度。銀行に口座を作るより、証券会社に口座をつくるほうが抵抗があるでしょう」
「確かに」
「だから、最初に敷居を下げて、運用を活性化させようとしているわけ。日本って預貯金が多くて、資産運用しているひとが少ない。さらに少子高齢化で年金財政が心もとなくなってきた。国は個人でお金を運用させるように促そうとしているの」
「どんな制度なんですか?」
「満20歳以上で、国内在住者だったら、一年間に100万円までの投資に対する利益が5年間の間、非課税ということ」
「課税ってなんですか?」
「もし給与以外に収入があると、確定申告して税金を納めなければならないでしょう。それと一緒で、お金を運用して得た利益には税金がかかる。所得税と合わせて約20%」
「20%も!」
「うん。二割はもっていかれる。厳密には20・315%だけどね」
「投資信託にも税金がかかるのですか?」
「当然」
「税金を払うの面倒だな。やはり、自分で確定申告する必要があるのですか?」
「ううん。証券会社が代行してくれる。だから、税金の手続きのことは、基本的に気にしないでいい。でも、NISAなら5年間はそもそも払う必要はない」
「税金がゼロ?」
「そう。たとえば、NISAの口座で投資信託を100万円分買って、それが5年後に120万円になったとする。普通だったら、利益分20万円に税金の約20%の4万円くらいを払う必要があるんだけど、NISAの口座なら払わなくていい」
「5年過ぎたら?」
「5年経った時点で課税口座(普通の証券会社の口座)か、また新たなNISA枠に移す(ロールオーバー)か、換金するか選べる。何もしなかった場合は課税口座に移される」
「なるほど」
「投資信託のところでも説明したけど、自分で出来る最大の努力はコストを下げること。投資で口座が非課税というのも、そういう手段があるなら積極的に利用すること。お金は運用次第で確実に増える」
(参考文献『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』著作山崎元・大橋弘祐(文響社))
人生の教訓➓『結婚の損得はケースバイケース。NISAを賢く利用しよう』
長尾景虎 臥竜 2023年6月1日
(次回「お金の増やし方。何をすればいい?(NISAをはじめよう)(ノブレスオブリージュ)」について)
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新NISAは旧NISAと何が違うのか?
新NISAは、2024年以降に始まる金融庁の政策で、非課税保有期間の無期限化、つみたて投資枠と成長投資枠の併用、年間投資枠の拡大などのポイントがあります。 つみたて王子の中野晴啓氏によると、新NISAは従前から抱えていた旧NISAにおける制度上の課題を大方克服させ、国家的意思が反映された非課税投資制度になったと受け止められます。
旧NISAと比べ、新NISAは以下のような特徴があります
非課税保有期間が無期限化された。
つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能になった。
年間投資枠が拡大された。
口座開設期間が恒久化された。
新NISAの導入により、非課税投資枠が拡大され、長期的な資産形成に適した投資が可能になります。 ただし、新NISAには投資リスクが伴います。投資にあたっては、自己責任で行うようにしましょう。