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宮崎駿監督『ハウルの動く城』

2008-10-23 16:37:53 | ノンジャンル
 日本テレビで宮崎駿監督の'04年作品「ハウルの動く城」を初めて見ました。
 帽子屋で働くソフィー。町は軍事パレードで沸き立っています。ソフィーは煙の男たちに追われる若い魔法使いハウルに出会い、空を歩きます。夜、帽子屋に荒れ地の魔女がやってきて、ハウルによろしくと言うと、ソフィーは呪いで老人になってしまい、町を出ます。倒れていたカカシのカブを立たせてやると、泊まれる場所としてハウルの動く城を連れてきてくれます。城の中には火の悪魔・カルシュファーがいて、自分のことを縛り付けているハウルとの契約内容を調べてくれれば、ソフィーの呪いを解いてあげると言います。やがて魔法使いの少年マルクルが現れ、家の扉の鍵を回すと、外が都になったり荒れ地になったりします。現れたハウルにソフィーは掃除婦だと自己紹介します。ソフィーのポケットには、ハウルの心臓を奪ってやると書かれた荒れ地の魔女からの手紙が入っていました。ソフィーは国王に招かれますが、荒れ地の魔女も呼ばれています。王室付きの魔法使いサリマンは、ハウルが最後の弟子でしたが、悪魔の手に落ちたと言い、荒れ地の魔女は本当の姿の老女に戻され、ソフィーの呪いは解け、元の姿に戻ります。ハウルが現れて鳥の姿に変わり、ソフィーとともに王宮を脱出し、ソフィーはハウルの城に戻ることができますが、ハウルはひどく傷つきます。回復したハウルは魔法で家を広くし、ソフィーが外に出ると、空に浮かぶ大自然が広がっています。国王軍とハウルとの戦いが再開し、ソフィーは城でハウルのもとへ行こうとしますが、城は壊れ、ソフィーは死んだハウルにカルシュファーから心臓を返してもらい、ハウルを生き返らせます。カブはソフィーのキスで王子の姿に戻り、ハッピーエンドに終わったのを知ったサリマンは戦争を終わらせることを誓うのでした。
 空を歩くシーンは「魔女の宅急便」を、空に浮かぶ大自然は「天空の城ラピュタ」を思い出させましたが、肝心の動く城は印象が希薄でした。その辺りが、思ったほどこの映画がヒットしなかった原因ではないかと思いました。ただ、宮崎作品だけあって、見る価値はあると思います。未見の方にはオススメです。