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ヤフー・オークション

2006-02-28 15:05:22 | ノンジャンル
 きのうの話題で「ヴァリス」が4700円でヤフー・オークションに出品されていたという話をしましたが、今日本屋で確かめたところ、「ヴァリス」は現在でも売り出していました。ということは廃刊でも何でもなく本屋で数百円で手に入るものを4700円で売りに出していたということになります。この出品者、何を考えているんだろう?
 インターネット・オークションで気をつけないといけないのは、落札金額イコール払えばいい金額ではない、ということです。払う金額は、落札金額+送料+振込手数料 です。したがって、市販のものが定価で手に入るものならば、定価から送料と振込手数料を引いた額よりいくら安く落札するかを考えなければいけません。
 したがって、例えば文庫本を買おうとした時、文庫本はもともと定価が500円前後ですから、500-送料210円-振込手数料(0円~315円)がとりあえず損をしないための最高落札金額ということになります。ってことは、文庫本をオークションで買うなら少なくとも300円以下、ものによったら本屋で新品を買った方が安いということになります。
 今日も、前からオークションで探していたリリー・フランキーの「美女と野球」を本屋で買ってしまいました。といっても、こんなことを書いていながら、読んだらオークションで売ろう、と思ったりしているんですが‥‥。

フィリップ・K・ディック

2006-02-27 13:25:36 | ノンジャンル
 先日、バザーでフィリップ・K・ディックの「ヴァリス」と「聖なる侵入」を一冊100円という値段にだまされて買ってきました。先ず、「ヴァリス」。2日で撃沈! 神学や哲学のことをなにやら延々と語り続けていて、そういう問題にまったく興味のない私はすぐギブアップしました。
 次に「聖なる侵入」。こちらは前作に比べれば登場人物の会話が多くて読みやすかったのですが、それにもかかわらず1日でギブアップ! 会話の内容がぶっとんでいて、過去、現在、未来がぐちゃぐちゃで、登場人物自体も役柄が変わったり、呼び名が変わったり、もう付いていくのに疲れするし、第一内容がつまんない!(フィリップ・K・ディック・ファンの皆さん、すみません。)彼の作品では「高い城の男」が有名なのですが、私は多分この先読まないでしょう。
 と、ヤフーオークションで探してみたら、「ヴァリス」の文庫本が4700円で出品されていることを発見!もう捨てようと思っていたのですが、一応私も出品してみようかな?

スティーヴン・キング入荷しました!

2006-02-26 17:35:21 | ノンジャンル
 今日、「Favorite Novels」にスティーヴン・キングを追加しました。今までで一番読んでいるのがキングで、書店で文庫本の新刊が出てると、必ずその場で買って読んでました。一応キングの中でもオススメの7作品を紹介しましたが、これ以外にも「デッド・ゾーン」とか「ザ・スタンド」(全5巻!)とか「図書館警察」とか「ローズレッド」とか、まだまだ面白い作品が目白押しなんですが、とりあえず7作品に留めておきました。
 スティーヴン・キングの写真を掲載したかったので、いろいろ探したのですが、ちょうどいいサイズのものが見つからず掲載できませんでした。どこかのサイトで手に入るようでしたら、お教えいただきたいと思います。
 キングの次は、島尾敏雄にしようと思っています。期待される方、気長にお待ちください。

パーク・ライフ

2006-02-25 17:58:46 | ノンジャンル
 少し古いのですが、2002年度芥川賞受賞作品「パーク・ライフ」を読みました。「パーク・ライフ」と「flowers」という2編の中編からなっていて、「パーク・ライフ」はふとしたことから知り合った若いOLとサラリーマンが日比谷公園を舞台にしてささやかな交流を持つ、というもので、「flowers」は、運送会社の人間模様を描いたもの。どちらもさりげない日常をさりげなく描いていて、「へえ~、これで芥川賞取れちゃうんだ。」といった感想でした。さりげない世界にひたりたい方、オススメです。
 それから、今日久しぶりに駅前の有隣堂に行って、店員の人に「最近の日本の小説で何かいいのありますか?」と質問したところ「エッセイですか?」と聞かれ、小説とエッセイって違うんちゃうん?と思いながらも「あの~、物語です。」と答えると、彼女は困ったようで、単行本の新刊コーナーに連れて行き、「一応こちらがそうなんですけど」というので、「あなたが最近読んで、人に薦めたくなる本はないですか?」と聞くと、その裏のコーナーで特集されていたターシャ・テューダーの本を指差すので、「私もこの本をこないだ二冊買って、一冊は母にプレゼントしたんですよ」といい、「無かったらいいんですよ」というと、彼女も「ないんです」と素直にいうので、お礼をいって別れたのですが、有隣堂の店員さんにしても、最近発売された小説に一応目を通すということはしてないんですね。「一番のオススメはこれですよ!」といった答えを期待していたので、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
 そういえば、三崎亜記さんの「バスジャック」という新刊が出てましたよ。

キューバ危機

2006-02-24 16:47:00 | ノンジャンル
 トリノ・オリンピック女子フィギアスケート、終りましたね。良かったのか、悪かったのか、よく分かりませんが、村主さんにもメダルを取らせてあげたかったし、安藤さんには4回転を跳ばせてあげたかったと思います。
 さて、昨日ケネディー政権のもとで国防長官をしていたマクナマラ氏のインタビュー番組を見たのですが、92年に当時のベトナム側の国防大臣と会話した時に、「我々は共産主義国の手先で戦っていたのではなく、単に独立を勝ち取るために戦っていたのだ」とけんかごしにアメリカの共産主義拡大政策論を批判した、というのが印象に残りました。
 また、驚いたのは、カストロに会った時、キューバ危機のことを尋ねたら、当時核弾頭を134個もっており、フルシチョフには再三核の使用を迫ったといい、もし核を使用していたらキューバは滅亡していただろう、と語ったということでした。つまり当時のキューバは共産主義と心中しようとしていたのであり、それほどアメリカを憎んでいたのか、あるいは前政権のバチスタ政権を憎んでいたのか、その思いはすごいものがあったのだということです。現在のアメリカも、もう一度謙虚になってこうした事実を思い出すべきだと思いました。