クリント・イーストウッド監督、マルパソ・カンパニー製作の'72年作品『荒野のストレンジャー』をスカパーのBSイマジカで再見しました。
砂漠の蜃気楼の中から白馬に乗って現れる男(クリント・イーストウッド)。無気味な音楽。タイトル。巨大な湖沿いの町。「ラーゴ」の看板。男が酒場に入ると、3人の男が難癖をつけ、男が床屋で髭を剃ってもらっているところを襲ってきますが、男は自分に掛けられていた白布の下から3人を撃ち殺します。わざと肩をぶつけてきた女・カリーを馬小屋で犯す男。男は夜、路上で3人に鞭打たれ、それを傍観する人々と3人に呪いの言葉を吐く夢にうなされます。
翌朝やって来た保安官のモーガンは、昨日の暴れん坊の3人の殺人は咎めないと言い、以前町の鉱山会社に雇われていたステイシー(ジェフリー・ルイス)と2人の手下が会社の金塊を奪って捕まり、その際ステイシーらが自分たちに騙されたと言っていたことを伝えます。そこへやって来た町長は、もうすぐ釈放されるステイシーらから町を守る仕事を男に依頼し、何でも男の言うことは聞くという条件で、仕事を引き受けてもらいます。男はそれまで町の人々の使い走りをしていた小人のモーデカイに保安官と町長を兼任させ、町の男たちでラーゴ志願隊を組み、待伏せの練習をさせます。元保安官とモーデカイらが引く馬車に乗せられた人形に、町の男たちの放つ弾丸は少しも当たらず、ため息を吐いた男は3発で2つの人形の頭とモーデカイの帽子を吹っ飛ばします。歓声を上げるモーデカイと元保安官。男はインディアンらに好きなだけ布を持っていくように言い、やはりインディアンの大工にステイシーらを出迎えるためのパーティ用の大テーブルを作るように言い、テーブルの材料にするため、ホテルの納屋を壊します。それに抗議するホテルの経営者・ルイスに男は、シーツ35枚と牛の丸焼きと赤ペンキ200ガロンも用意しろと命じ、ホテルの客も避難させるように言います。一方、刑務所から釈放されたステイシーらは、ラーゴへの途上で3人の男を襲い、3頭の馬と3人分の服を手に入れます。
相変わらず、待ち伏せの練習をさせる男。1人の人形の頭がやっと飛びます。鉱山会社の社長デイブは、男に町を掻き回されていることに対し、部下のモーガンが、以前ステイシーらの鞭に打たれて死んだダンカンという男を保安官にしたことがそもそもの問題だったとモーガンを非難します。町中があの殺しに手を貸したと反論するモーガン。一方、ホテルの客が追い出され、それに抗議した牧師は、男から自分が引き受ければ言いと言われ、ホテルの客にホテルと同じ料金で自分の家に泊まるように言います。一方、町長らに「威張れるのは今だけ」と言って突き飛ばされたモーデカイは、ステイシーら3人がやって来てダンカンを路上で鞭打ち、町の人々がそれを黙ってみていたことを回想します。
男はホテルに1人残ったカリーとディナーを食べ、モーデカイは元町長が床の下に隠していたワインを見つけてきてくれます。一方、死体が見つかり町の人々が逃げ出す前に町に着こうと強行軍をした結果、足を傷めた馬を1頭射殺するステイシー。ディナーの後、男はカリーと寝ますが、カリーは服を着て、眠っている男の元を去ります。男の部屋から出て来たモーデカイを路上で殴りつけ、男の部屋を見上げるモーガン。教会の集会ではホテルを売春に使われたルイスが男を糾弾します。モーガンは手下を連れて男の部屋に向かい、カリーと入れ替わるようにして部屋に入ると、男が寝ているはずのベッドを棍棒で叩き続けますが、男は部屋の外からダイナマイトを投げ入れ、部屋を爆破し、逃げ出したモーガンの手下3人を射殺します。爆音に教会から現場へ駆け付ける町の人々。モーガンはホテルの従業員のサラを人質に取りますが、男に腕を撃たれ、サラにかばわれて馬で逃げ延びます。現場に到着し、破壊されたホテルを見て呆然とするルイスと、彼を睨みつける男。男は元保安官に「野良犬が迷いこんだみたいだ」と言い、襲われたことでやる気が失せたとも言うと、そこにいた元町長は耳一つ500ドルという男の要求を受けます。約束と実際の払いは違うとデイブに言う元町長。男はホテルで唯一無事だったサラの部屋にしけ込みます。(明日へ続きます‥‥)
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto)
砂漠の蜃気楼の中から白馬に乗って現れる男(クリント・イーストウッド)。無気味な音楽。タイトル。巨大な湖沿いの町。「ラーゴ」の看板。男が酒場に入ると、3人の男が難癖をつけ、男が床屋で髭を剃ってもらっているところを襲ってきますが、男は自分に掛けられていた白布の下から3人を撃ち殺します。わざと肩をぶつけてきた女・カリーを馬小屋で犯す男。男は夜、路上で3人に鞭打たれ、それを傍観する人々と3人に呪いの言葉を吐く夢にうなされます。
翌朝やって来た保安官のモーガンは、昨日の暴れん坊の3人の殺人は咎めないと言い、以前町の鉱山会社に雇われていたステイシー(ジェフリー・ルイス)と2人の手下が会社の金塊を奪って捕まり、その際ステイシーらが自分たちに騙されたと言っていたことを伝えます。そこへやって来た町長は、もうすぐ釈放されるステイシーらから町を守る仕事を男に依頼し、何でも男の言うことは聞くという条件で、仕事を引き受けてもらいます。男はそれまで町の人々の使い走りをしていた小人のモーデカイに保安官と町長を兼任させ、町の男たちでラーゴ志願隊を組み、待伏せの練習をさせます。元保安官とモーデカイらが引く馬車に乗せられた人形に、町の男たちの放つ弾丸は少しも当たらず、ため息を吐いた男は3発で2つの人形の頭とモーデカイの帽子を吹っ飛ばします。歓声を上げるモーデカイと元保安官。男はインディアンらに好きなだけ布を持っていくように言い、やはりインディアンの大工にステイシーらを出迎えるためのパーティ用の大テーブルを作るように言い、テーブルの材料にするため、ホテルの納屋を壊します。それに抗議するホテルの経営者・ルイスに男は、シーツ35枚と牛の丸焼きと赤ペンキ200ガロンも用意しろと命じ、ホテルの客も避難させるように言います。一方、刑務所から釈放されたステイシーらは、ラーゴへの途上で3人の男を襲い、3頭の馬と3人分の服を手に入れます。
相変わらず、待ち伏せの練習をさせる男。1人の人形の頭がやっと飛びます。鉱山会社の社長デイブは、男に町を掻き回されていることに対し、部下のモーガンが、以前ステイシーらの鞭に打たれて死んだダンカンという男を保安官にしたことがそもそもの問題だったとモーガンを非難します。町中があの殺しに手を貸したと反論するモーガン。一方、ホテルの客が追い出され、それに抗議した牧師は、男から自分が引き受ければ言いと言われ、ホテルの客にホテルと同じ料金で自分の家に泊まるように言います。一方、町長らに「威張れるのは今だけ」と言って突き飛ばされたモーデカイは、ステイシーら3人がやって来てダンカンを路上で鞭打ち、町の人々がそれを黙ってみていたことを回想します。
男はホテルに1人残ったカリーとディナーを食べ、モーデカイは元町長が床の下に隠していたワインを見つけてきてくれます。一方、死体が見つかり町の人々が逃げ出す前に町に着こうと強行軍をした結果、足を傷めた馬を1頭射殺するステイシー。ディナーの後、男はカリーと寝ますが、カリーは服を着て、眠っている男の元を去ります。男の部屋から出て来たモーデカイを路上で殴りつけ、男の部屋を見上げるモーガン。教会の集会ではホテルを売春に使われたルイスが男を糾弾します。モーガンは手下を連れて男の部屋に向かい、カリーと入れ替わるようにして部屋に入ると、男が寝ているはずのベッドを棍棒で叩き続けますが、男は部屋の外からダイナマイトを投げ入れ、部屋を爆破し、逃げ出したモーガンの手下3人を射殺します。爆音に教会から現場へ駆け付ける町の人々。モーガンはホテルの従業員のサラを人質に取りますが、男に腕を撃たれ、サラにかばわれて馬で逃げ延びます。現場に到着し、破壊されたホテルを見て呆然とするルイスと、彼を睨みつける男。男は元保安官に「野良犬が迷いこんだみたいだ」と言い、襲われたことでやる気が失せたとも言うと、そこにいた元町長は耳一つ500ドルという男の要求を受けます。約束と実際の払いは違うとデイブに言う元町長。男はホテルで唯一無事だったサラの部屋にしけ込みます。(明日へ続きます‥‥)
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto)