オールド…

ピアノの先生のお宅へと辿る道の途中の中学校からわらわらと生徒が出てきた。
どうやら千葉県は今日で二学期は終了の様子である。
クリスマスプレゼント包装の袋をもつ子、マライアキャリーのクリスマスソングを堂々と鼻歌で
歌い上げる女子四人組などを目の当たりにし、「ああそうだった、クリスマスが近かったんだねぇ」と思い出す。
どうも年末年始のせわしない方向に気持ちが行きがちだったのでね。ちょっと華やかな気分になれた嬉しかった。
でも後ろからそっと伺い見る限り、歌いながら笑っていたり、一人になっても走ってみたり
スキップしてみたりという中学生の無駄に使ってもまだ余りある無尽蔵な体力には圧倒された。

そんな私は先日テレビでディズニーフォンのCMを観て
「あれこのCMモデルって梨花じゃなくなっちゃったんだー」とは気が付いた。
でもそこに今出ている女優が誰だかわからないのだ。
顔は知っている。でも誰だったっけ？加藤あい？いや違う。もっと新しい子だったっけ？
検索して「柴咲コウ」だとわかった時のショック！
私だって柴咲コウくらいは知っている。それなのにわからないって…。
これも更年期の一種なんでしょうか？
本当に顔と名前が一致しない病が酷すぎる、最近。

菓子作り

年内最終レッスンには毎回お菓子を作って生徒にあげているわけだが、今年は体調のこともあってほぼ母手作り。
私は材料購入と指示のみ。なので今回は比較的ラクに作れると思われたチョコレートブラウニーである。
しかしこれが冷えないと切りにくかったりのクセモノ。
特にしっとりと柔らかめの仕上がりなので袋に包装する時点でかなり酷い状態になってしまうのだ。
もう子供たちには「汚いしドロ甘だからイヤになったら捨てるがよろしい」と言いつけて渡している。
「自分で作ってそんなこと言う人初めてだ」という感想もいただきましたが。
あと一回焼きます…。

バイト先のマスターは「明日ですよね！世界の週末っ！」「やはりUFO関連でしょうかね～」と
やたらツヤツヤしていた。日頃すべてにクールなくせにこういうのだけは大好きなのである。
ちなみに小学生も中学生もこの件は普通に「ないない」と言っていましたー。


[私信]
＞こんこんさん
24日は先週風邪で休んだ分の振り替えレッスンが入ってしまい、礼拝及び讃美に行けなくなってしまいました。
実は結構楽しみにしていたのに残念です。
また来年お誘いくださいね。

師走

今週で年内のピアノレッスンは終わりなのである。
しかし20日も過ぎていないせいか「もう？」という感じは否めない。
「良いお年を～」なんて挨拶が早過ぎる感じなのだ。
だけど終わりは終わりなの～。
でもたまーに、中にわざわざ年末の御挨拶に来て下さるお母さんもいる。いつもは来ないのにわざわざだ。
そういう方はどうしてそういう風にきちんとした人になったのか聞いてみたい気がする。
べつに挨拶に来て欲しいとかじゃなくて、単に好奇心としてさ。

そんな年末はスイカの減りがやたらと早い。
先月末に一万円入れた残りがもうなくて、五千円入れたけど今週もってギリって感じ？
迫り来る忘年会シーズン、まだまだ追加を入れないとダメそう。トホ。

回復

日曜日に「おかしいな」と思いつつ、選挙に行き仕事に行き、帰りついた自駅で発熱に感づく。
そこから寝込み一直線でした。
普段の平熱が35.5℃なので、そこからの37℃台、決して高熱じゃないけど結構つらいという温度。
頭が痛い。こういう気は素直に声に出すのが私の流儀なので「いたい～」「たっすけて～」「なんで～」
「もうヤダ～」と自由気ままにうめいてまさかの寝込み二日。
終いには母が気の毒に思ったのかこめかみマッサージをしてくれて、そしたら急に痛みが消えて、
「母の手は偉大だな～」と驚いた。
しかしその母の手もあと何年あるか分からないのだ。
なくなったら残される私に出来る手立てはうめく事のみ。情けない。
ちょっと今後の人生を深く考え込む出来事ではあった。

午後にはようやく良くなり、自宅レッスンは出来た。午前中のバイトを休ませてもらったのは大きい。
あまりに寝ていて腰が痛くなってしまったのでいい気になった晩は「バーレッスンだけ」と言い残して
バレエレッスンに行ってしまったが、行ったらついついポワントレッスンまで受けてきた。
変な力が入らないせいか調子が良かったのも事実。
問題は明日だ。ぶり返していたら自分のせいだと放り出されるのは必至。

しかし選挙の全貌を知らないままに二三日過ぎるとそれはそれで結構不安だ。
取り残され感抜群。

やられてた

なんてノンキなこと言ってたらウィルスにやられました。
腸に来るやつでもインフルでもなさそう。
高い熱は出ないけど、それなりに頭痛がひどくつらく、下がったり上がったりが続きました。
まだ本調子ではないけど起きちゃう。
お風呂に入っていないので臭いかもしれない…それが気がかり。
いろいろはもうちょっと元気になってから書きます。

ウィルス

一昨日の晩くらいから喉が痛かったんだけど、今朝はクシャミと鼻水が出る。
これは風邪なのか？なんか花粉症とかアレルギー鼻炎のような気もする。
悶々としている内にラテンのクラスに間に合わなくなってしまいガックリ。
ダラダラとテレビを観ていたら「ノロウィルス大流行」っていうのをやっていて、
今年の春にノロわれた私としては怖くて怖くて、とりあえず罹ってもいないけどとりあえず手を洗ってみた。
しかしテレビに出ていたお医者さんは「このウィルスは小さいので手を洗ってもダメなんですよ～」と
地獄のようなことを言ってた。
防御策もなく、対外治療しかないって、なるもならないも運次第ってことですな。
う、運命…。なっちゃったらそう諦めるしかないってことか。
運命はともかく、普通の風邪はひかないよう防寒と正しい生活に勤めます。

不況

パナソニックが遼くんのスポンサーを撤退すると言う。
うーん、あんな大会社まで渋るまでになったのか…。不況だねえ。
私のバイト先付近は会社街だが、とにかくビルが空いたら次が入らないようだ。
駅から店まで空いてしまったビルが多いこと！まあ森ビルですが。家賃高そうだし。
今日もいきなり駅前のカフェが閉店していてビックリした。ずっとあった店だったから。
バイト先のマスターによると今年は忘年会の予約がとにかく減ったらしい。
忘年会自体が行なわれない会社が増えたようだという。
昨夜、去年40人の忘年会をやった会社の人が今年の同じ日に来て「今年は忘年会ナシだから」と
4人でプライベート飲み会だったと言っていた。
忘年会があっても領収証を切ることはまず無いも言っていた。

だ、大丈夫なのか日本経済…。大丈夫じゃなさそうだよね～。
スポンサーがいなくなるってことは芸術界もスポーツ界もそうそうイベントを打てなくなってしまうということだ。
お客さん自体もチケット代なんかをケチるようになってるし、一気に文化的なことが冷え込む可能性も大。
経済も文化もダメなんて、何が残るのか？
選挙やればなんとかなるってのならいいけど、そうは問屋がおろさないからな～。
いやむしろ切実に「選挙やるんだから何とかして下さい」。

敗北

ステンレスボトルに熱いお茶を詰めて教室に持って行く。
ところが3年愛用のこのボトル、今一つ性能が悪く三時間もすれば冷めてしまうのだ。
急速な温度変化のために圧力がかかるのか、最近は開けようとするとやたら固くなっていて大変なのだ。
今日はとうとう自力で開けることが出来なくなっていた。まあ自分も非力なんですけどね。
しかしどうしても一口飲みたい。
まさに藁にも縋る…と言うかとりあえず物は試しとやって来た小6の女子生徒に「これ開けて～」と頼んでみた。
小6とは言え彼女は細い。1年生の頃からずっと「細い」イメージだ。
だから絶対無理だと思ったのに、ポンと開けて「結構簡単だったよ」と言われた時には口あんぐりだった。
ああ、いつの間にかこんな物まで開けられる力を備えるまでに成長して…。
そして力の面で追い越された私。
「老いては子に従え」などという言葉が突然グルグルと沸いてきてちょっと寂しいけど
無事にお茶は飲めたのだった。

ロマン

でもって宅配で届いた輸入楽譜。
それは四千円近くした自分のレッスン用で、ブラームスの全曲集である。
ロマン派。バリバリのロマン派。何年ぶりだろ、ロマン派。
先生は「この次の曲はクララ・シューマンによって‘灰色の真珠’とまで呼ばれた珠玉の悲しい曲なのよ」と
説明して下さったが、情緒ナシ子の私は「灰色の真珠のどこが悲しいんですか？」と尋ねてしまい、
先生に「確かに…。でもまあこの人達（ロマン派の一派）はどっかイッちゃってる人達だから、
そのつもりでのめりこんでみて下さい」とのアドバイスを苦笑と共に受けた。
で、早速練習。

全くつかめず。

楽譜は読める。しかしなんだこれ、曲にならんぞ。途方に暮れる。
しょうがないのでユーチューブでケンプ様のお弾きになられたのを聴く。
そしたらなんだよ、これ。書いてある（譜）のと全く違うじゃねーか！
ダイナミックに悩んでるみたいだぞ。いくらなんでもこんなに大仰に…。これがロマンか！
そうだった。ロマン派ってそういうことなんだった。先生からもあんなに言われてたじゃないか。
だけど出来るのか、この情緒ナシ子に！こんな臆面もないロマンが！
古典万歳。バロック万歳。「属音からのフレーズでややテンションアップ」くらいの控えめな表現が良い。
人間間のなんだかのロマンに流されることより神の栄光を讃える方が私には向いている。

履歴から、プロレスとクラシックの作曲家で埋まる気持ち悪いユーチューブの画面を見ながら
茫然自失する情緒ナシ子なのでした。

謝罪

先夜、6時に再配達をお願いした宅配がいくら経っても来ないまま8時。
さすがにこちらの手配にミスがあったかと再び電話でお願いしていたらそこにやって来た。
配達のお兄ちゃんは息絶え絶えに「遅れてすみません。いくら配っても間に合わなくて…」と
つぶやいて再び夜の街へとリヤカーと共に走り去っ行きました。
ああ、こんなお歳暮シーズンにワイン1ダースなどという重いものを注文して申し訳なかった！
今日も寒い街の中をクルクルと爆走するリヤカー付き自転車を何度も見る度に申し訳ない気持ちでいっぱいに。
それなのに輸入楽譜一冊をまたしてもネット注文してしまった。
昔のように買いに行けばいいものを…。だってポイントが…。期限が切れちゃうポイントが…。
お兄さんよ、楽天の期限付きポイントを憎んで下さい。