この本は五年前に出版された小説だけど今頃読んだ。
いやあ面白かったです。
主人公がソマリアに行く経緯もさることながら、展開が凄まじく疾走して痛快。
アフリカ、特にソマリア関しては「ブラックホークタウン」を初めいろいろ読んだけど
いろんなことが理解不能だった。
それはその歴史や宗教、国民性とかすべてなんだけど、
この本を読んだらなんかストンと落ちた。
もちろんこれは小説だからフェイクなんだけど、やっとちょっと触れられた感じ。
こうやってわからなかったことを知るのって読書の醍醐味だと思う。
そういう意味でも良い本に出会えたわー。