昆虫界

家の玄関の横に置いてある椅子の下で二回続けてセミが死んでいた。
それに気がついた来た生徒、帰っていく生徒がその度に「先生来て来て、セミ死んでるよ！」と呼ぶのだ。
で私が行くまでなんだかんだ言いつつノロノロとそこで待ってる。
なぜに子供は大人にセミの屍骸を見せたいのか？
見たところで私は「後で片付けるから今は見ないで走れ」としか言えない。
大体見ようとしないと見えないところにあるものなのだから見なければいいのに。
これは怖いもの見たさってやつだよな。
で、それを母に話したら「今年は蟻がセミの屍骸を持って行ってくれないのよねー。
もしかして蟻いなくなった？あの大地震で巣ごと壊滅したのかな」などとうっすら怖いことをのたまう。
確かに最近蟻を見ないかも～と思いつつ駅に行ったら、なぜかホームに大量に居ました。
殺虫剤が撒かれないからところに移動したのかしら？
別件だが今年はセミの抜け殻を見ていない。去年なんてセミ本体以上に見かけたものだ。
もしかしてカルシウムを摂取すべくセミの抜け殻を食べまくっている鳥とかがいるのかも…。
昆虫界もジワジワ変化があるようだ。