ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

11/28(土)その二 ミュージカル

2009-12-11 00:11:01 | 旅行
さて天気に恵まれたこともり、東京と変わらぬ暖かさでちっともクリスマスらしさを感じない。
確かに通りの電飾や店先の展示は派手にクリスマス色を出しているし、
街はクリスマスショッピングの人で溢れ返っている。
それなのになんかクリスマスっぽくないのよーと、それだけを感じにハロッズに向かった。
あそこなら店内BGMにイギリス特有の短調のカロルが鳴り響いているはずだーと。
しかしマーブルアーチからのバスが来ない!みんな黙ってひたすら待っているところがすごい。
待てない自分は少し手前までしか行かないバスに乗り込みひたすら歩いた。
そしたらまたハロッズ周辺がハンパ無い人!
歩道から溢れた人が道を塞ぎ、バスを止めてしまうという悪循環がよーく見て取れた。
なんとか着いたハロッズも人ごみ過ぎて見られないのでさっさと撤退。
せっかく来たのにBGMは普通のポップスで期待のクリスマス感も感じられず、来ただけ損した。
こんなに人がいるし悪目立ちする看板もかかっているのに「ハロッズはどこですか?」と
聞いてきた人がいてビックリした。

再びバスに乗ってボンドストリートからオックスフォードサーカス、トッテナムコートまで歩き
昨日の失敗をしないようにミュージカルの劇場にチケットを受け取りに行く。
昨夜地図を読み込んでもう大丈夫だと思ったのにまたしてもわけのわからないところに到着。
かなりグルグル探し回ってやっと発見した劇場はなんだか古い映画館のような場末感が漂っていた。
そこからホテルに帰るのは一本道なはずなんだけど…劇場の人にも教えてもらったんだけど…
大回りしてやーっと一時帰還。
一休みしてもう一度劇場に行くとアッと言う間に着いた。なんだよ、ホントに近いじゃん。
さてミュージカルはすごく楽しかった。
「ヘアスプレー」は踊りよりも曲が好きなのだが、まあその歌の上手いこと上手いこと!
主役の女の子は演劇学校を出たばかりで抜擢され、去年の歌唱賞を取った人らしい。
黒人の大きい女性はBBCでゴスペルを歌っていた人とやらで、もうその歌の素晴らしさったらない。
お母さん役の男性(!)のアドリブもすごくてまあ笑った笑った。
こんなグレードの高いミュージカルを毎日やっているのだ。いいよなー。
劇場を出たら大雨。
迷いもせずとっとと帰って来た。

問題は残っていた現金7£、ミュージカルのパンフレットを6£で買ってしまったため残りは1£!
明日の朝はシリアルとバナナが取ってあるが昼の分がないー。
バナナは昼に取っておいて残りの柿の種でもむさぼるか…。
いきなり貧しくなってしまった。


[本日のネット予約 ]
ミュージカルHairsrrayのチケット

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