ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

ヲタ家

2012-02-26 00:07:53 | プロレス
「第二回 ALL TOGETHER 仙台大会」の録画中継をG+で観た。
何はともあれ、日本テレビの実況はテレ朝実況の百倍良い。もっと良いか。
視聴者サイドだってすごいレベルの実況を期待しているわけではないのだ。
ただ「うるさくなく」「贔屓も少なく」「技の名前が確実」であれば良し。
日テレのアナウンサーはよく勉強していた。普段目にしないような全日の選手の技名すら覚えていたぞ。
テレ朝の実況はただ感情的に叫んでいるだけで、今回のように他団体の選手が出たら技どころか
レスラーの名前すら知らないと言う始末だもの、お話しにならない。
で、メインイベントの解説席に鈴木みのる選手がついた。
説明すると、彼は「世界一性格が悪い男」というキャッチフレーズのヒネクレ者キャラだ。
相手を小バカにするファイトでヒートを買っている。
しかし観ていればわかるその仕事振りはプロのそれで、一回転して薄く良い人オーラも漂ってきて
家の母のお気に入りレスラーである。もちろん私も好きだ。
彼の解説はアナウンサーのファジーな言葉は許さない。「言ってる意味がわからない」で片付ける。
私も「なんたら魂を感じますね」とか「夢を背負って行け~」とか、そういうわけわからん言葉は不要と
つくづく感じているので我が意を得たりという感じなのだ。
出来れば日テレでなくテレ朝のアナに向って言って欲しい。
逆に納得の行く質問ならきちんと答えていて、わかりやすく、また方々に気を配っていることが感じられ
非常に好感が持てるのだ。
褒めているようでもその言葉の裏からは反対の意味を汲み取れたりして、
そういう面でも非常にプロレス的でおもしろい。
そんなこんなで、今我が家では「こんな時、鈴木みのるならこう言うゴッコ」が流行っている。
しかしそんな遊びをやっている家庭は日本には存在しないであろう。
終わっているな、我が家…。

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