新国立バレエ研修所公演に行って来た。
わかりやすく言うと、バレエ団付属のバレエ学校の卒業公演みたいなものだ。
知り合いがいるので観に行ったのだけど、残念ながら知り合いは休演だった。
だけど観に行って良かったー。
プロ一歩手前のバレリーナ、テクニックはあるけれど他がまだ足りない感じとか、
緊張が伝わって来るところなんかが実に初々しくて、ちょっとウルっと来ちゃった。
最後に卒業生が一人一人挨拶をしたのだけど、途中で感極まってスピーチが
詰まってしまったりする子もいて、今までの道の厳しさやこれからの険しい道のりを
思い起こさせて、彼女たちの今後に幸あれと祈る気持ちばかりになった。
研修所を卒業しても全員が入団できるわけではないのだ。
こんなに努力してまだ何が不足なのか。どうやったら補えるのか。
バレリーナにななるのは体力面精神面、いろんな所で大変なんだなと知った。
私にとってはある意味プロの公演よりも楽しかった。
来年も観たい。