ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

12年

2010-11-10 00:16:38 | 教室
中学生の生徒が部活の吹奏楽部のことでずーーーっと悩んでいる。
熱血(?)の先生と宗教がかった他の生徒に一方的にいじめられているといった感じなのだが、
先週も部活を休んだことで「自己中心的だ」とつるし吊るし上げを食い続けていると言う。
全く持ってくだらない話なのだ。
そんなのならやめればいいのにそういう考えは無い方向らしい。
まあ学生だから部活というものの生活上に占めるウェイトが大人が考えるより重いものなのだろうけど
やめないという選択は自分の責任だ。だからもう文句は言うなと一喝してきた。
それはともかく、その先生は26歳であると言う。
つまり生徒と同じ干支。一回りしか違わないと言うのだ。
私が土日に働いているブライダルの仕事は多少高齢化の傾向はあるが、万遍無い世代が所属している。
先日友人は「今日一緒だった子の母より年上だった…」と衝撃のメールを送ってきたがそんなこともある。
私も自分と干支と誕生日が全く一緒で一回り年下の聖歌隊とよく仕事をしたが、むしろ彼女の方がお姉さんのようであった。
多分見かけや物腰もそう変わりは無いと思う。話しが合わないとか常識が違うとか感じたことは皆無。
同世代と言っても問題ないくらいの間柄だ。
しかし立場が変われば、「偉い人」と「何も言えない弱い人」となるわけだ。
たかが12年、されど12年。

ま、私も中高生の時ってやたらと悩んでたような覚えがうっすらある。
悩むのが仕事の時期かも知れぬな。