ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

愛と哀しみの・・・

2005-08-28 13:05:07 | 日常
本日、私はブライダルの仕事が休みである。
それには何とも悲しくもおバカな理由があったのだ。お聞きいただきたい。
某J事務所ではデビューしていないタレントをジュニアと呼ぶ。
ジュニアと一口に言ってもたくさんいるわけで、誰かが見ても「子供」な若い子から
結構年食っちゃった人まで様々だ。
そんな中に自分が見に行く舞台に欠かせないMAという四人組みのジュニアのグループがある。
ダンス、演技の実力はピカイチ。なのにタイミングが悪かったのか
今一つパッとしないまま 結構なキャリアになってしまった。
しかし彼らに初ライブのチャンスが訪れたのだ!
しかも踊りまくるという!彼らはストリート系だけでなくジャズもうまいのだ。ぜひ見たいっ!
早速私と友人Kちゃんは申し込んだ。FCなど入っていないから一般でだ。
こう言っては悪いが「そんなに無茶苦茶人気があるグループじゃないから取れるだろう」と
思っていたのも事実。
しかし!そんな甘いものではなかったのだ、この世界!
申し込んで三日後、いきなり事務所の公式ページにて
「追加公演決定!当日12時と15時。申し込んだ人の中から抽選」と書かれていたのだ。
私は慌てた。17時からだというから申し込んだのだ。
それが12時の部なんぞに当たってしまったら仕事はどうなる?
Kちゃんも午前中は引越しの手伝いがあるから無理だと言っていたぞ。
しかも当たったとして、チケットが送られてくるのではなく、
「当選ハガキと申し込んだ時の振込み半券と身分証明書を持って
 当日、コンサート会場窓口にて引き換え」なのだ。これでは人に譲ることも出来ない。
そんなこと事務所に苦情を入れたらいいだろうというご意見はあると思う。ごもっともだ。
しかしそんなことで翻るような事務所ではないことを経験上
よーくわかってる。 泣き寝入りというか諦めの心境だ。
困り果てた私達には自分達の予定をずらすことしか道は無かった。
Kちゃんは引越しを前倒しにしてもらい、私はブライダルの仕事に
無理を言ってキャンセルしてもらった。
そしたら何のことはない、FCの人手すら当選出来ない大人気ぶり。
一般の我々はかすりもせずにアッという間に返金が来た。
なんかこんなことで結果的に仕事をズル休みしてしまった自分が哀しい。
もちろん自由業には収入に関わる大問題なことも忘れてはならない。
ただでさえ仕事が少ない八月なんだし。
でも「やっぱりライブ見たかったな」なんてまだ思っているから、
同じことを繰り返すことになるであろう。
スズメ百まで踊り忘れず。用法が違う(笑)?

脱力なさった方は、ウチの自慢の朝顔で癒されてください。
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