海外のニュースより

政治・経済・社会の情勢について書かれた海外の新聞や雑誌の記事を選んで翻訳しています。

「コンゴ反政府軍指揮官、逮捕される」と題する『ネット新聞』の記事。

2009年01月24日 | アフリカの政治・経済・社会
世界金融危機はなぜ起こったか―サブプライム問題から金融資本主義の崩壊へ
小林 正宏,大類 雄司
東洋経済新報社

このアイテムの詳細を見る

ルアンダ軍の兵士は、木曜日の夕方、コンゴの反政府軍指揮官ローラン・ヌクンダを逮捕した。金曜日に国連の報道官パウル・ディートリヒは、ゴマ北方100キロの地点にある国境で逮捕されたことを裏書した。ルアンダ軍とコンゴ政府軍の指導部は、ヌクンダがブナガナ市の近傍で攻撃に抵抗したが失敗たと文書で公表した。ヌクンダは、目下、ルアンダで拘置されている。彼が間もなくゴンゴ政府に引き渡されると期待されている。
ヌクンダは、沢山あるコンゴの反政府軍のうちで最大のCNDPの指揮官であり、昨年8月に、彼に従う兵士とともに、新たな攻勢をはじめた。コンゴ北部の紛争地北キヴ州では、戦闘を恐れて、25万人が避難した。
コンゴ政府は、隣国ルアンダをヌクンダを支援していると非難してきた。人権団体は、ヌクンダの兵士の拷問、強姦、殺人を非難し、反乱軍指揮官をハーグの国際法廷に引き渡すように要求した。
ヌクンダは、ツチ族に属し、1994年のルアンダの内乱では、現在、キガリを占拠しているルアンダ解放軍(FNL)の解放地区で戦った。FNLは、フツ族政府を転覆し、ルアンダのツチ族とフツ族穏健派に対する大量虐殺を終わらせた。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ソマリアでは、石器時代的... | トップ | 「トルコ人の移民は、頑固に... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アフリカの政治・経済・社会」カテゴリの最新記事