友人に誘われてアイマスシンデレラガールズ6thライブ ナゴヤドーム公演Day1に参戦。
アイマスの知識はほとんどないけど…。
久しぶりのライブだったけど、やっぱりライブは面白いね!
さて、せっかくなので自分ならではの観点からレポート。
今回参戦したアイマスライブと、AKBやハロプロに代表される、
いわゆる「生身のアイドル」ライブの相違について個人的に感じたこと。
どちらも同じ「アイドルライブ」ではあるし、演出や振付、楽曲、衣装も同じ括り。
アイドルライブとしての楽しみ方や醍醐味は、基本的には同じものだとは思った。
ただその一方で、AKBとアイマスで「あ、これは別物だな」という感覚も強く持った。
アイマスやらラブライブやらと、AKBやらハロプロやらって交わるようで交わらない。
私の偏見かもしれないけど、両方追っかけている人って意外と少ないイメージ。
今までは「なんとなく別物」ぐらいにしか考えていなかったけど、
今回アイマスのライブに参加して、なんで別物なのか少し分かった気がする。
どちらも同じ「夢と感動をありがとう」ではあるんだけど、そのアプローチに違いがあるのではないか。
AKB/ハロプロ = 甲子園
アイマス = ディズニーランド
こういうことなのかも。
「アイドルはうんこしない」という有名な格言があるけど,
情報化社会の今日、そういう虚構が通用しなくなって久しい。
しかしてこの問題をどのように解決するか?
AKBとアイマスは異なる回答を示したのではないだろうか。
AKB/ハロプロは「アイドルだってうんこする」と宣言をした。
ハロプロは、オーディションやらレッスンやらの、いわゆる裏側を積極的にメディア露出させて、
その汗と涙をファンに見せることで人気を博してきた。
さらにAKBは「会いに行けるアイドル」をコンセプトに、より身近な存在になって行った。
大事なのはリアル感。
そういうリアルな人間が努力の結晶としてステージで輝く。
だから甲子園。
アイマスはアイドル(声優)が、キャラクターという着ぐるみを着ることで、「アイドルはうんこしない」を守った。
アイマスライブでは、キャラクターと声優を同一化させることで夢の国を作り上げた。
声優はキャラクターの化身であり、キャラになりきることでファンタジー世界の住人になる。
そしてファンもその舞台装置に乗っかって、一緒になって世界観を盛り上げる。
大事なのは世界観。
演者もファンも一体となって、みんなで一つのファンタジーを作り上げる。
だからディズニーランド。
同じ「アイドル」ではあるけども、似て非なる物になっているのは、アイドルに対する考え方の違いによるところが大きいのかもな。
やっていることも、求められていることも大きく異なっている。それどころか相反する側面すらあると思うわ。
私ですか? 私はどちらも大好きですよ!
また行きたい。