東海ショックフォーラムのお知らせ
日時:2018年5月26日(土)16:00-18:00
場所:名古屋マリオットアソシアホテル16階 アイリス
対象:医師・看護師・臨床工学技師・薬剤師・理学療法士・コメディカル全般・医学生
主催:日本製薬株式会社
※ さまざまな専門診療領域の皆さま,研修医の先生,医学生の皆様の参加も制限はありません。
※ 広く皆さんと共に,「ショック」についての理解を深める討議の場とします。
ショックを東海エリアで討議する場として,2015年5月23日に東海ショックフォーラムが立ち上がりました。「ショック」は,循環を原因とする組織酸素代謝失調の病態です。私の研究と診療の学術の初期のテーマは,この「ショック」と「呼吸」でした。そこから,栄養学や感染症学を含めた「全身管理学」への進展がありました。
このフォーラムでは,ショックの診断と治療を振り返りながら,皆でショック管理を討議できる場とさせて頂きます。私も2018年におけるショック管理の展望について,以下の5つの内容を基盤として,2017年度の文献を紹介しながら,お話をします。内容:①適切なショックの管理について,②カテコラミン使用についての概念:Cochrane Databaseなどの結果を踏まえた使用法の考察,③ショックにおける輸血について:血流分布異常性ショックにおける輸血の適応,④基礎知識:心不全におけるマトリックス・メタロプロテイナーゼの知識拡充,⑤血小板:ショックにおける血小板の量と機能変化について。どうぞ,予定を立てて,お越しください。