救急一直線 特別ブログ Happy保存の法則 ー United in the World for Us ー

HP「救急一直線〜Happy保存の法則〜」は,2002年に開始され,現在はブログとして継続されています。

救急一直線 インデックス 3 COVID-19についての記事検索

2021年05月21日 01時47分10秒 | COVID-19の集中治療

救急一直線 COVID-19 関連記事の整理 集中治療  

インデックス 3 COVID-19についての記載記事検索

救急科指導医・専門医,集中治療専門医,麻酔科指導医・専門医

松田直之

診療の手引き

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き・第 6.0 版

令和2年度厚生労働行政推進調査事業費補助金 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業一類感染症等の患者発生時に備えた臨床的対応に関する研究 ページ更新:2021年11月2日

検査の手引き 新型コロナウイルスの検査/スクリーニング

病原体検査の指針第4.1版(厚生労働省健康局結核感染症課)https://www.mhlw.go.jp/content/000841541.pdf

病原体検査の指針第3版(厚生労働省健康局結核感染症課)https://www.mhlw.go.jp/content/000725966.pdf

抗原検査キット「エスプラインSARS-CoV-2(富士レビオ社)」の厚生労働省の薬事承認について

 

データ共有 新型コロナウイルスの各地域の現状 

世界 WHO 新型コロナウイルス感染情報 https://covid19.who.int

日本 新型コロナウイルス感染状況 https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html

厚生労働省コロナウイルスウイルス感染症国内発生状況 https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html

日本 新型コロナウイルス死亡統計 http://www.ipss.go.jp/projects/j/choju/covid19/index.asp

愛知県新型コロナウイルス情報 https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/

東京都新型コロナウイルス情報 https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp

京都府新型コロナウイルス情報 https://www.pref.kyoto.jp/kentai/corona/hassei1-50.html

大阪府新型コロナウイルス情報 http://www.pref.osaka.lg.jp/default.html

奈良県新型コロナウイルス情報 https://stopcovid19.code4nara.org/?fbclid=IwAR2BuH056HCMLHhYCS_KP0Eua7kcJRMdsuBDbXC0HQIqleL5n7vEhR10_ns

 

敗血症関連市民講座(YouTube)

   1. 市民講座 敗血症ってなんですか?? 松田直之

   2.  市民講座 敗血症では意識が悪くなります 松田直之

   3.  市民講座 敗血症で呼吸は早くなります 松田直之

   4.  市民講座 敗血症で血圧が低下します 松田直之

   5.  市民講座 敗血症で脈が早くなる?? 松田直之

   6.  民講座 敗血症で出血が起きます 松田直之

   7.  市民講座 敗血症で腎臓の機能が低下します 松田直之

   8.  市民講座 敗血症管理における救急外来でのモニタリング 松田直之

   9. 市民講座 世界における敗血症の救命活動〜Global Sepsis Alliance〜 松田直之

 10. 市民講座 敗血症における集中治療室の役割 松田直之

 

ブログ内検索 新型コロナウイルス関連

共有注意事項 ワクチン接種で注意すること

2021年5月10日 UP

共有事項 新型コロナウイルス SARS-CoV-2の変異について

2021年3月1日 UP

インデックス 2 救急一直線 新型コロナウイルス関連ページ紹介 PART 2

2021年1月16日 UP

インデックス 1 救急一直線 新型コロナウイルス関連ページ紹介 PART 1

2020年7月28日 UP

マニュアル  敗血症 俳優・女優等 メイクアップアーティストの新型コロナウイルスに対する予防策

2020年7月12日 UP

レビュー COVID-19の多臓器障害の特徴

2020年6月1日 UP

留意事項 アビガン® 催奇形性に対する適正理解

2020年5月22日 UP

寄稿 アビガンⓇ(ファビピラビル )  間質性肺炎への注意勧告・アビガン予防投与の提案

2020年5月5日 UP

文献レビュー 新型コロナウイルスの嗅覚障害/猫による伝播の可能性/味覚障害で考えること

2020年4月8日 UP

提言 COVID-19の集中治療戦略と臨床研究

2020年3月26日 UP

紹介 米国集中治療医学会/欧州集中治療医学会 SSCGガイドラインCOVID-19 2020年3月20日公表

2020年3月21日 UP

寄稿 新型コロナウイルスの救急・集中治療 COVID-19の集中治療バンドル 〜病態生理学的アプローチ〜

新興ウイルス感染症発症における集中治療対策(prospective)

2020年3月4日 UP 

寄稿 Contribution: Critical Care against New Coronavirus SARS-CoV2  

Perspective 13  Bundles for COVID-19 Treatment in Emergency and Critical Care

新興ウイルス感染症発症における集中治療対策(prospective) 間質性肺炎への中国への注意勧告・アビガン予防投与の提案

2020年3月4日 UP

文献レビュー 新型コロナウイルスの集中治療/ジャーナルクラブ PART 1

文献レビュー 新型コロナウイルスの集中治療/ジャーナルクラブ PART 2

2020年3月4日 UP

留意共有 新型コロナウイルス感染症と集中治療

新興ウイルス感染症発症における集中治療対策(prospective)

2020年2月25日 UP


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お知らせ コロナ対策シンポジウム 「新型コロナワクチン導入後のあるべき姿」

2021年05月20日 23時53分12秒 | COVID-19の集中治療

bioMerieux Syndromic Symposium 2

日程  :2021年5月22日(土) 14:00~17:00

形式  :WEBセミナー(ライブ配信形式)

テーマ :「新型コロナワクチン導入後:これからの呼吸器感染症診断のあるべき姿」

広く,皆さま,ご参加下さい。

 

【特別講演】

  • 演題:演題ワクチン導入後のCOVID-19鑑別診断の重要性 ~ワクチンの効果をどのように見える化するか?~
  • 演者:中野 貴司 先生  川崎医科大学 小児科 教授

 

【講演1】--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

  • 演題: 呼吸器感染症診断:新型コロナワクチン導入前と今後の在り方
  • 演者: 相良 博典 先生   昭和大学病院 病院長 
  •  

【講演2】--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

  • 演題:検査の立場から考える、マルチプレックスPCR機器の活用と課題
  • 演者:清祐 麻紀子 先生  九州大学病院 検査部 副技師長

 

【講演3】 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

  • 演題: 小児科診療に新型コロナが与えている影響とワクチンへの期待
  • 演者: 庄司 健介 先生  国立成育医療研究センター 生体防御系内科部 感染症科 医長

 

【講演4】 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

  • 演題: コロナウイルス流行による重症呼吸器感染症診断への影響:集中治療領域でのアプローチ
  • 演者: 志馬 伸朗 先生  広島大学大学院 救急集中治療医学 教授

 

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座長

・岩田 敏 先生   国立がん研究センター中央病院 感染症部/感染制御室 室長

・大塚 喜人 先生  亀田総合病院 臨床検査管理部 部長

・松田 直之 先生  名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野 教授

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■セミナー案内

https://www.biomerieux-jp.net/wp/wp-content/uploads/2021/04/2F528-1_2nd-BSS-seminar.pdf

■セミナー申込はこちらより※

https://www.biomerieux-jp.net/seminar/

   


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共有注意事項 ワクチン接種で注意すること

2021年05月10日 20時28分11秒 | COVID-19の集中治療

共有事項 新型コロナウイルスのワクチン接種の注意事項

名古屋大学大学院医学系研究科

救急・集中治療医学分野

教授 松田直之

ワクチンの現状の把握

 現在,新型コロナウイルス対策としてワクチン接種が開始されましたが,皆が知っておくべきこと,前向きに報道しなければならないことがあります。個人でも,厳格に注意していただくのですが,ご老人の接種,いくつかの問題発生に注意です。以下の危険が生じないように,周囲で気をつける,未然の対応が大切です。医療事故に,十分に気をつけて対応していくことが大切です。

内容1.ワクチン接種スケジュール(薬機法)が守られない危険性

 ファイザー社のワクチン(コミナティ筋注)は,現在,3週間を目安に2回の摂取となっています。しかし,ご高齢においては,この約束が守られないケースが散見されています。理由は,前回接種の記録をご本人がなくしてしまったこと,2回目の接種で記録書の持参を忘れたこと,ワクチン接種記録システムを守るために対応者がワクチン接種を延期することです。記録書類などを忘れたご老人の2回目の接種が,予定の1日後などの速やかではなく,5週間目になってしまう事例が散見されます。ワクチン薬剤の不適切使用の範疇になります。私たちや市町村は,都道府県や国と連携して,ワクチン接種スケジュールを厳守し,このような高齢者の問題事例を改善することが必要です。

  用法及び用法:日局生理食塩液1.8mLにて希釈し,1回0.3mLを合計2回,通常,3 週間の間隔で筋肉内に接種する。

  接種間隔:1回目の接種から3週間を超えた場合には,できる限り速やかに2回目の接種を実施すること。

内容2.ワクチン混合接種の危険性

 ファイザー社に続いて,モデルナ社のワクチンが特例承認され,2021年5月中旬により接種開始となります。この初期は接種会場を変えて対応することになりますが,後に様々な場所で様々な会社のワクチンが摂取される危険に事前的注意が必要です。さらに,アンジェス社などのDNAワクチンなどを摂取できるようになると,ワクチン2回目などの重複接種に十分に注意しなければなりません。「ファイザー社」の2回めの接種に間違って「モデルナ社」を摂取した場合など,アナフィラキシーや免疫異常などを含めて,どのような事態になるかの短期的かつ長期的な予想が付きません。ファイザー社もモデルナ社も,また海外のワクチンを独自に摂取したなどという多種のワクチンの「混合接種」を回避する必要があります。種類の異なる,製造元の異なるワクチンの混合接種には,要注意です。このような医療事故については,細かな確認を取れない高齢者などの接種で,厳格に注意する必要があります。接種記録表を担当者が重視し,接種記録表や使用するワクチンの種類については2名以上で「目視」だけではなく,「声出し」での確認とし,厳格に対応します。しかし,「接種記録表」を自宅に忘れた等の場合にも,その日の対応として頂き,2回目の接種を遅らせない工夫が必要です。報道でも,アラートすることが大切な内容です。

内容3.ワクチン接種後の活動の危険性

 ワクチンを摂取したことにより,行動を拡大してしまう方がいます。本ウイルスは,ワクチンにより症状出現が抑えられていても,不顕性感染として気道などに存在している可能性があります。個人差があると思いますが。ワクチン接種後に無症状であってもスーパースプレッダーとして,感染播種に関連した可能性なども知られています。こういう事例は,今後,日本でも皆で確認していくことが大切です。ワクチン接種後の行動拡大の是非については,論文や,しっかりと報道で繰り返して討議していくことが期待されます。知識の提供により,自らで深く考えていただく,このシステムが期待されます。

内容4.熱中症

 ワクチン接種後の熱中症に気をつけて下さい。ワクチン接種とは別に,毎年,5月から9月まで,熱中症に注意が必要です。現在,多くの急性期病院が満床状態となっており,これを「医療崩壊」と呼んでいます。心肺停止,意識障害,そして重度熱中症などの受け入れが,これまで以上に断られ始めています。ご自身が熱中症にならないように気をつけるとともに,特にご高齢者の熱中症には,ご家族や周囲の皆さんが気をつけてあげて下さい。本年は,熱中症患者さんを受け入れる病院システムが壊れ,都市部の救命救急センターや国公立大学病院に完備できていません。ここを,病院長や救急科指導医が指導していくことが必要です。

内容5.上腕筋注手技の改善と徹底

 より適切な筋注の手技を開発していく時期にあります。より完成された筋注手技を提供していくことが大切です。注射用シリンジの持ち方は,手技としてとても大切です。テレビを見る限りでは,「針刺し事故」に十分に注意した「適切な注射法」を指導する必要があります。技術を洗練させる方法の教授が大切です。

 

今後も,情報共有とします。

初版:2021年5月10日(内容1,2,3)


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