今年の有馬記念は

かなりメンバーが揃ったなという印象があります。
有馬記念らしい有馬記念となったなと思います。

そもそも私は有馬記念は馬の為に不要なのではと数年前から思っていて、有馬記念で故障する馬を見ると何ともいたたまれない気持ちになります。
古くはサクラスターオーなどはかなりの悲劇でした。
最近でもツルマルツヨシやスリーロールスなど競争中止馬が過去10年で2頭も出てしまっているこの現実は無視できないと思います。


みんなの夢を乗せて走るサラブレッドの痛がる姿を、悲しい場面をこの有馬記念で見せる事は競馬ファンのさらなる減少を招きます。
それこそ動物虐待だと言われかねません。
素晴らしい馬を作り、素晴らしいレースを見せればファンは戻ってくると考えるその前に、競馬の安全に対して今一度考えてもらいたい。
この点については絶対に疎かにしてはならないと思います。


別に欧米に何でも倣えとは言いませんが、馬場についてはヨーロッパに倣ってもっとソフトにしてもいいと思います。
芝のマイル戦で1分40秒かかってもいいじゃありませんか。
柔らかい馬場で芝が痛むならダート競争をたくさん作ればいいと思います。

素晴らしいレースも見たいですが、一流馬がこのレースでケガをしてしまうような事はあってはならないと思うのです。

中央競馬ワイド中継

ジャパンカップダートの応援に阪神競馬場に初めて訪れた時、１つの競馬中継が終わる事を知りました。
デジタル化への移行、昨今の売上減少に伴ったテレビ中継の見直しがあり変わるようです。


関東のＵ局で行われていたのは「中央競馬ワイド中継」です。

私はこの競馬中継で競馬の奥深さを教えてもらいました。
お昼から番組は始まり新馬戦や未勝利などから競馬を楽しむ事が出来ました。
馬券を買えなくともスポーツ新聞片手に暇な土日は昼から競馬をずっと見ていました。
パドック→返し馬→レースといったオーソドックスな当たり前の中継でしたが、しっかりとした内容でどこかの浮ついた番組とは趣を異にして競馬見る事が出来ました。


グリーンチャンネルに契約していない時代には本当にお世話になってきました。

中でもとねっこのコーナー、小林皓正さんの血統むかし話、山野浩一さんの新種牡馬レビュー、柏木集保さんの視点からの解説やアベコーの穴党専科など合間のコーナーも私の競馬の好奇心をくすぐる内容でいずれも大好きでした。

私に競馬を教えてくれた中央競馬ワイド中継が終わります。
長きにわたり頑張ってくれた番組関係者や出演者には感謝の気持ちでいっぱいです。
ついに中継は今度の土日で終了。
私は迷わずグリーンチャンネルでなく、テレビ埼玉にチャンネルを合わせます。
そしてありがとうと言うつもりです。


追記：写真は私が学生の時に番組にハガキを10枚出してプレゼントに当選した菊花賞優勝馬パネルです。
私の宝物です。

凄いぞサクラバクシンオー！

サクラバクシンオーの子供グランプリボスが朝日杯を勝ちました。
先日亡くなったサクラユタカオーの後押しもあったのではないでしょうか？

サクラバクシンオーは本当に立派な種牡馬ですね。
今なおその存在感はサンデー系全盛にあってもギラリと光るいぶし銀のような輝きを放っております。

現役時代もサクラバクシンオーを見ていますが本当に強い馬でした。
阪神で行われたスワンＳで59キロを背負って1分20秒を切っての優勝には凄く感動をしたのを覚えています。
胴に伸びがあって短距離馬の体型に見えないのにスタートから見せるあのスピード…。
スプリンターズＳの唸りをあげるような圧勝劇。
本当に素晴らしい馬でした。



実はサクラバクシンオーの子供はなかなか出資の機会が無く長きにわたって一口をやっていながらまだリンドブルムの一頭にしか出資していません。
まだまだ元気との事ですが今のうちにバクシンオーの子供に出資しなくてはと思いました。

日本人騎手よ意地を見せよ！

今日の朝日杯はスミヨン騎乗のサダムパテックが断然の人気。
東スポ杯を現地で見て馬の強さはわかっていますが、何だかな～というのが私の気持ち。
それは外国人ジョッキーにＧⅠは勝たせたくないからです。
また、外国人ジョッキーが一番人気の馬に乗ってしまうことに悔しさを覚えるからです。

先日のジャパンカップがそうであったように日本の競馬を甘く見ているスミヨンだけには勝たせたくないのです。
ますます調子に乗ると考えるからです。
日本の騎手に彼にケンカを売るような気骨のある騎手がいればいいのですが…。
もちろんラフプレーを推奨している訳ではなく、内を空けない、外・外を回らせる、馬の間を締めるなど競馬技術の上での合法的ケンカです。


自分たちも出稼ぎに来た外国人騎手にお気に入りの持ち馬を取られたくは無いはず。
だったら外国人ジョッキーを活躍させないプレーをすべきだと思うのです。
日本人騎手同士で馬を出させないように包んでもいいと思います。
八百長ではありません。
武豊騎手なんてフランスでしょっちゅうやられています。
簡単に進路を譲ったりしないで、勝たれたら仕方ないと思えるくらいのギリギリの勝負を挑んで欲しいです。



１８日の中山ダートの新馬戦で前半1000メートル通過が68秒と運転中に中継を聞いていて「なにチンタラやっているんだよ！だから舐められるんじゃないの？」と思わず叫んだ事からこの記事を思いつきました。

日本人騎手が海外の一流相手にもっと活躍するところが見たいと思う競馬ファンはきっと多い筈。
競馬を現地観戦する人が少なくなっている今、人も全力プレーをしなくてはいけないと思うのです。
日本ではおまえらには簡単には勝たせないぞと気合いのこもったプレーを期待しています。

今日の結果

１２月１８日(土)
シーズンズベスト　　中山１２Ｒ　　３歳上１０００万　　芝１８００　　蛯名　　３着



この馬は本当に良い歩きをしますね。パドックを見るとついつい馬券を買いたくなってしまいます。やや気持ちが乗っていたのでスタートが心配になりました。向こう正面ではかかっていた感じに見えました。でも蛯名騎手は理想的な位置からレースをしてくれました。直線に向いた時は勝ったかと思いましたが思っていた以上に余力は無く弾けませんでした。前の馬は交わせず、最後は外から差されてしまいクビ・クビ差の３着に敗れています。外枠の影響もありましたが勝った馬が強かったと思います。次はクラス突破と行きたいですね。

２０１０年愛馬成績　（１２－１０－８－１１－１６－５７）

今週の出走馬

１２月１８日(土)
シーズンズベスト　　中山１２Ｒ　　３歳上１０００万　　芝１６００　　蛯名　　



前回、中舘騎手の絶妙な腕により惜敗続きにピリオドを打ったシーズンズベストの続戦です。今回は特別戦にも登録がありましたが、必勝を期して限定戦で連勝を狙います。鞍上には今季絶好調の蛯名騎手。藤澤厩舎に蛯名騎手って滅多にないと思います。出遅れが心配な馬でしたが、最近はゲートもしっかり出ていますから大丈夫だと信じて(笑)内枠から好位で競馬をして欲しいと思います。勝ってくれると来年の夢が広がるのですが…。

阪神競馬場 観戦記・２

阪神競馬場のパドックです。


パドックを見られる場所が広いですね。


なるほど確かに光が結構邪魔で見にくいかも。


ドームで覆われています。パドック自体は福島競馬場に似ている気が。


よし、阪神競馬場のシンボルを観に行こう！


セントウル像です。うーん、勇ましい！


思いっきり逆光です（笑）


色々考えて２階を私の指定のパドックポジションとしました。


公園から望む阪神競馬場。美しい帆船のようです。



ついに念願の阪神競馬場に訪れました。昨年はトパーズＳを勝って急遽中一週でのトライだったために都合が付けられず現地観戦はなりませんでしたが、今年はメビウスの順調を確認して２ヶ月前から宿も取り前泊で乗り込みました。結論から言えばかなり気に入りました。環境がいいと思います。季節も良かったですが紅葉した周りの山々と住居地域の混在した眺めは大変気に入りました。設備はキレイでシンプル。分かりやすく設計されており、指定席エリアもどの位置からもパドックを眺める事ができ、良く見たければ１分程度でパドック周辺に降りられる事が可能で、パドックとスタンドと馬場の連結感は実に良く出来ていてスムーズ。競馬を飽きさせません。芝コースも力を出し切れる実力勝負のコースだと思いました。外回りコースになると遠く感じますが、全てが視界に入り一望できます。把握しやすい適度な広さが大変良かったと思っています。２日間の競馬場内でおよそ２万歩歩きましたがまだまだ分からない事だらけ。また来年のジャパンカップダートには人気のシルクメビウスを応援に阪神競馬場を訪れたいですね。阪神競馬場は日本一の競馬場とさえ言える感銘を受けました。広すぎる東京競馬場のアラがかえって見えた今回の阪神競馬場訪問でした。これで私も札幌競馬場以外は全て訪れました。いよいよリーチです。

阪神競馬場 観戦記・１

ついに阪神競馬場に来ました！


おお、これが阪神競馬場か・・・いいねぇー


おお、いつもテレビで見ている風景だ…


これです、これ！阪神のゴール板。ついに来ました！


スタンドも案外と広いですね。中山より快適だな。


阪神の直線の坂です。うん、気に入った。


良いコースだ…（来場15分でもうすでにお気に入り）


中山よりきつくないし、自然な勾配です。

シルクメビウスJCD観戦記・２

田中博康騎手を背にいよいよ周回です。



田中博康騎手は坂東牧場の社長と領家先生と騎乗前に話していました。



メビウスもいい気合です。田中騎手はちょっと緊張気味かな？



それにしてもメビウスは芝馬の様な薄手の馬体です。



これだからこそあの瞬発力なのでしょうね。


いよいよ馬場入場です。スタンドも盛り上がります。



スムーズなキャンターで入って行きました。



とにかく無事に走っておくれよ・・・


最近頑固さが出てきているメビウス。全く動きません。



退避所に行かずしばらくして一頭だけゲートの近くに近づいていきます。



この時間の緊張感。大変なものです。



レースが終わり戻ってきたメビウス。トランセンドを除いて一番最後でした。


結果は仕方ない。勇気を持って前を向けタナパク！次も頑張れ！

シルクメビウスJCD観戦記・１

ついにパドックに登場しました


いつもより穏やかな顔に見えます


ああ、良い馬体だ・・・


今までに６回見ていますが、馬体の作りに関しては一番良かったと思います。


非常に馬体が張っています。


前脚の捌きもスムーズです


いつもよりおとなしいけど、調教をセーブした効果かな？


なぜか出馬表をいつも撮ってしまいますね（笑）


非常にいいトモの張りです。


力強い後脚の踏み込みです。


可動部分も大きくて頼もしいです。


気合の乗りも程よい感じです。


状態は本当に良さそうでした。


しっかりと脚も伸びています。


腰がブレるのはこの馬の特徴。左右に動きます。


細江純子さんです。真剣に馬を見ています。


メビウスの蹄。これで重馬場得意とは私には見えません。


強烈な瞬発力を生む飛節です。


私には過去最高の出来に見えました。いかがですか？