まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を楽しんでいます。競馬以外では男声合唱、野球観戦、旅行、食べ歩きで余暇を楽しんでいます。

今年の有馬記念は

2010年12月22日 22時29分20秒 | 今日の日記
かなりメンバーが揃ったなという印象があります。
有馬記念らしい有馬記念となったなと思います。

そもそも私は有馬記念は馬の為に不要なのではと数年前から思っていて、有馬記念で故障する馬を見ると何ともいたたまれない気持ちになります。
古くはサクラスターオーなどはかなりの悲劇でした。
最近でもツルマルツヨシやスリーロールスなど競争中止馬が過去10年で2頭も出てしまっているこの現実は無視できないと思います。


みんなの夢を乗せて走るサラブレッドの痛がる姿を、悲しい場面をこの有馬記念で見せる事は競馬ファンのさらなる減少を招きます。
それこそ動物虐待だと言われかねません。
素晴らしい馬を作り、素晴らしいレースを見せればファンは戻ってくると考えるその前に、競馬の安全に対して今一度考えてもらいたい。
この点については絶対に疎かにしてはならないと思います。


別に欧米に何でも倣えとは言いませんが、馬場についてはヨーロッパに倣ってもっとソフトにしてもいいと思います。
芝のマイル戦で1分40秒かかってもいいじゃありませんか。
柔らかい馬場で芝が痛むならダート競争をたくさん作ればいいと思います。

素晴らしいレースも見たいですが、一流馬がこのレースでケガをしてしまうような事はあってはならないと思うのです。