今週の出走馬

なし



これ自体結構珍しいことです。
年間に2～3回あるかどうか…。
まぁ、こればかりは巡り合わせですから仕方ないですね。



ちなみに来週もかろうじてシルクイーグルが予定されているだけです。中二週続きですから放牧に出してもいいと思うのですが、状態が少し心配です。

そう言われてみれば二週連続で出走が無かったのはここ二年くらい無かったです。さて来週の出走はあるのでしょうか？

武豊、ホクトスルタンに騎乗か？

このニュースを聞いた時、自分の血が一気に沸騰しそうになりました。

しかし、遅い…菊花賞のあとくらいから乗ってくれていたらと言っても後の祭り。
前回は良かったですが、ホクトスルタンはピークは過ぎた感が拭えません。ここは晩成のマックイーンの血に期待するばかりです。
層の薄い長距離路線ですから騎手の腕で何とかならないものでしょうか？

武豊騎手もこの馬に乗りたかったと思いますが、こればかりは仕方がなかったのかもしれませんね。


阪神大賞典は三本の指に入る大好きなＧⅡ。
ぜひ武豊騎手が本番を迷うような結果になって欲しいと思います。
そしてマックイーンと同じ乗り方をして勝ってくれたら最高です。
親子四世代の夢に向けて本物のステイヤーの走りで、長距離戦の面白さや激しさを今一度我々競馬ファンに見せつけて欲しいです。

春はまだ遠い

昨晩は埼玉にも今季一番の雪が降り、僅かな時間で3～4センチ積もるくらいものでした。
雪の夜は実に静かなもので大好きです。
雪が音を吸収するからなのでしょうね。

この時期の雪は関東には毎年あるものでして、春はもうすぐだと実感するわけです。
冬の空気と春の空気がお互いに主張をしているのが空を見渡すと見えるような気がします。

こんな私は幼少の頃、天文学者を夢見ていました。



春はもうすぐですが、こと一口に目を向けてみると私の場合まだ春は遠いような感じがします。
シルクイーグルの頑張りで二着が二回ありますが、他がイマイチ調子が出ません。
これだけの頭数を擁しながら今週は出走すらないのではないかと思っています。
こんな週は競馬は忘れて出掛けるに限ります。


昨年のダービーで心に大きな痛手を負った私ではありますが、大きな変化として今年に入ってから私は週刊競馬ブックを買わなくなりました。
週末のロマンを月曜日に追いかけなくなっているのです。
ちなみにまだ2週しか買っていません。
以前は年間30～40週は買っていたと思うし、競馬新聞（スポーツ新聞含む）を買わない時も増えました。
当然馬券もやらない日も増えました。
あと競馬場にも行かなくなりました。
京都に２日、中山・府中に１日ずつ。
これは私に取ってかなり少ないものとなっています。

依然として強い出資意欲があるように一口から興味が逸れている訳ではありませんが、私の中で確実に変わってきています。
どんな風に変わるのか私自身楽しみにしています。

虎の子は虎

ミーハーな私はルーラーシップの勝負根性に手を叩いて喜んでしまいました。本物です。


日曜日のアルメリア賞の直線、外から寄られて不利を受けて内の馬に馬体をぶつけるアクシデント。トップスピードに乗った部分での不利でしたし、普通なら怯んでしまい終了の事象。ルーラーシップも例にもれず馬群に沈みそうになりました。しかし、ここから闘志をむき出しにして前脚をターフに叩きつけるように力強く踏ん張り懸命に伸びてきます。

普通ならあの場面でのあの不利は致命的となりますが、ルーラーシップは見事差し切ります。
経験も少ないのにこの競馬は見事という他は無いですね…。
単なる良家のお坊っちゃんとは違う逞しさを見ました。


今年のダービーはこの馬が最大の惑星となると見ましたがどうでしょう？
私はこの馬と岩田騎手に取らせたいです。



そしてもう一つ。
ここにきてキングカメハメハは凄いピッチを上げて勝ち馬を輩出していますね。
母父サンデー牝馬に付けられるし今後リーディングを取る最有力の種牡馬になるかもしれません。
元々ミスプロ系は好きでしたが、キンカメ産駒はバランスの悪い馬が多く、脚も曲がった子供が多く動きも固い馬が多いと聞いていたので意識的に避けていました。シルククインビーしか出資していません。
しかし、昨年暮れのキンカメ産駒の活躍に今回のルーラーシップの素晴らしさが私のキンカメ評を変えつつあります。

何だか私も急にキンカメ産駒が欲しくなりました(笑)
あっ、ちなみに候補はキャリアコレクション08です。

これでよかったのです

ウオッカが無念の引退となりました。
正直、もうこれ以上走らなくてもいいと思っていただけにホッとしました。



成績にムラがあるために本当の意味で最強牝馬とは思えませんが、こと府中では最強の牝馬でしたね。
この馬の思い出は私の競馬人生の中で最も素晴らしいと思えるパドック（2007有馬記念）を見せてくれた事。
結果負けましたが、このパドックを見れただけでも価値があったと思っています。
武豊騎手との関係が切れた事は少なからず私を混乱させましたし、失礼ながらこの馬に対する熱は下がってしまいました。



今後はしばらくの間アイルランドで繁殖生活に入るようです。
受け入れ先がギルタウンスタッドに決まり、複数年留まるそうです。
同牧場は世界的オーナーブリーダーのアガカーン殿下が所有しているそうで、谷水オーナーは「できたら産駒を日本で走らせたい」と話しているそうです。


とにかくこれ以上走らなくても良いと思っていただけにこの引退にはホッとしました。
とにかく丈夫ないい子を産んで欲しいですね。

繁殖に上がれるのであれば牝馬は出来るだけ早く引退させるべきです。
体が痛まないうちに北海道に帰してあげないと…。ウオッカは一年遅いような気がしました。

本当によく頑張ったと思います。
ゆっくり休ませてあげたいのですが、なかなかそれも難しいのでしょうね。

浪花節だよ競馬人生は

レッドディザイアの勝利で再び海外遠征に注目が集まっていますが、私はこの結果にはびっくりしました。
レッドディザイアが勝つとは全く考えていなかったのです。ライブで見ていて確かに興奮しましたが、何かが足りないんですよね…。




そうです。足りないのは日本人騎手です。
外国人騎手で勝った事が何だか面白くないのです。



海外のビッグタイトルを取ることは日本のホースマンの夢ではありますが、ただ取ればいいものなのでしょうか？私は日本馬は日本人騎手で勝ってこそ意味があると思っています。

元々レッドディザイアは四位騎手の馬（ウオッカもでしたね）で、ミスも無いのに乗り替わりではキツい。ましてや今回の競馬場はみんな初めての馬場で経験は不要。
日本人が自分たち日本人騎手の腕を疑ってどうするんじゃ！乗り慣れた騎手よりもテン乗りの外人騎手を信頼してしまうのか？
馬主の意向なのか、調教師が決めるのかわかりませんが、もう少し主戦騎手を大切にしましょうよ…。
何だか寂しいです。
自分たちが自分たちの作りあげている世界を否定しているようなものだとは考えられないでしょうか？
実際のところ勝負になるとは思っていませんが、ドバイに行くグロリアスノアの鞍上は小林慎騎手で行くと発表した矢作調教師。
実にいいですね…。熱い。


私は騎手に関しては特段の理由がない限り継続して乗ってもらいたいと考えています。
デビュー戦からずっとです。
欲を言えば調教から乗ってもらいたいと思っています。

競馬はロマンであり、ドラマだと考える私は馬と人の絆や信頼関係を信じています。
そして人と人の信頼関係はこんな時代だからこそ尚更大切にしてもらいたいと考えるからです。

せめて週末の楽しみである競馬社会では古きよき日本を見せて欲しいと勝手ながら思っています。

今日の結果

３月６日(土)
シルクイーグル　　中山１２Ｒ 　　　　４歳上１０００万下　　Ｄ１８００ 　柴田善　　２着



中山では１日雨が降りしきり馬場は不良に。イーグルは重がうまいとは言え、さすがにグチャグチャ馬場はどの馬にも大変な条件です。
気になる状態ですがやや前脚の捌きが固いような気もしましたが力強い踏み込みをしていましたから、まずまずといったところでしょうか。
レースは好スタートから先手を主張。２コーナーで前との間隔を詰めて楽には逃がさないよとプレッシャーをかけ上手く競馬を進めました。最後思うより伸びなかったのは状態が万全ではなかったし、不良馬場でグリッドが効かなかったためでしょう。
優先が取れましたが、私はこれで放牧に出してゆっくり休ませてあげたいと考えます。５月の東京1600でいいでしょう。


２０１０年愛馬成績　（１－３－０－２－１－１２）

レッドディザイア！

今し方、レッドディザイアがすごい脚でアルマクトゥームチャレンジで優勝しました！

日本での競馬同様に後方からじっくりと。
一団の競馬でしたしペースはやや遅めでしょうか？
前残りの競馬であったにも関わらず、豪快に外から差し切りましたね。



この勝利は日本の一流馬はオールウェザーでも通用することを証明する価値あるレースとなりました。

牝馬でありながら大変立派ですね！

今週の出走馬

３月６日(土)
シルクイーグル　　中山１２Ｒ　　　４歳上１０００万下　　Ｄ１８００ 　柴田善



ようやく尾形厩舎の勝負騎手とも言えるジョッキーでシルクイーグルが走れる事となりました。デビューから今までずぅーっと若手騎手などに支配されていたイーグルも私の苦情が功を奏したのか(笑)ようやく一流騎手の手綱で走ることとなりました。正直なところイーグルは状態は下降していると見ています。何とかこのレースをしっかりものにしてから休養に入ってもらいたいものです。
皆さん、今回のイーグルはパドックで気合いを出していたら買いですよ。人気もそれほどないでしょうからチャンスです。

柴田善臣騎手

私はルーベンスメモリーで競馬感が変わりました。
そのルーベンスメモリーの主戦を勤めたのがヨシトミ騎手です。
先生だとか公務員騎乗だとか何かと揶揄される事の多い騎手ですが、スタートが抜群にうまく、馬へ負担をかけないで、ストレートに馬の力を出す乗り方は多くの陣営から信頼を得ています。


ヨシトミ騎手は幕張特別をルーベンスメモリーで快勝したあと、暮れなずむ中山のウイナーズサークルで「自分の年間100勝よりこの馬の１勝が嬉しい」と答えています。
私は感激のあまり震えるような興奮を覚えたものです。


自分をあまり出さない騎手なだけにこのコメントは泣かせたし、以来私はヨシトミ騎手を尊敬しています。

さらに付け加えるならシルクアクターで２勝、ルミナリエで１勝、プリマティスタで１勝と私の愛馬を４勝もさせてくれており、トップタイの騎乗成績です。


ヨシトミ騎手が乗るというだけで嬉しくなる私は今日のシルクイーグル騎乗がヨシトミ騎手とわかってやや興奮気味(笑)

やや調子落ちの感じもしますが、今度こそイーグルは勝てるかも知れませんね！