前回、「クラブ活躍馬の血統を狙う」と言う話をしました。
何をいまさら当たり前のことを言っているのだと言われてしまいそうですが、『基本に帰る』と言うことは常に大切だと思っています。
個人的にキャロットで言うほどの活躍馬は出ていません。
一番お金を落としてきたクラブです。自分の馬を見る目はインチキであるという事の証だと反省しきりです。
個人的相性の悪さからも、コストパフォーマンスの点からも、そして何より年々出資がしづらい点も相まって、近年では退会も視野に入れているクラブに成り下がっています。
数年に一頭好きな馬を出資するだけのために会費を払い続けるのもどうなのかなと(これは同様にシルクにも言えることであり、サリオスの抽選に当たって以降、自分は毎年1頭の出資しかできないクラブになっています)。
*今度、時間のある時に複数クラブの掛け持ちと会費の関係について記事を作ろうと思っています。
キャロットはあれだけ活躍馬が出ているにもかかわらず、私のキャロットでのオープン馬はブレイクランアウト、シーズンズギフト、クルミナル、マデイラ、ストレンジクォーク、トゥザクラウン、フィニフティ、サンクテュエール、バイオレントブロー、ヴェスターヴァルト、ザダル、アライバル、ククナ、そしてライトウォーリアの16頭です。傍から見れば、まぁまぁの成績かもしれませんが、中央G1を勝つような超大物に出資出来ていないので個人的には出資成績は良いとは思っていません。何故ならこの16頭のオープン馬の陰には10倍近い出資馬がいたからです。
相性の良さだけ言えば東京サラブレッドは一番歴は浅い(とは言え、ユーワのリニューアル2年目から出資しています)のですが、G1馬も出ましたし、大成功を収めています。藤澤厩舎・角居厩舎の馬に出資するのが最大の目的だった私にとって、その意味も薄れてしまった現状の東京サラブレッドもは退会方針で、その方針のもと今年は一頭も出資をしていません。ノーザン・社台との関係も一気に希薄になりつつあるように感じるし、明らかに馬質が落ちているような気が。バイヤー系クラブの限界か?まだ昨年までの11頭の出資馬がいますので当面は続けますが(笑)
話を元に戻しますが、キャロットの成功例を自分なりに分析すると「シーザリオの血統を狙う」と言う事が一番このクラブには良いように感じています。
キャロットは「シーザリオクラブ」と改名しても良いのではないかと思うくらい。
完全な好みの問題ではありますが、バツ2最優先を使うのは父サートゥルナーリアの馬を本命に考えています(まだ比較的価格も良心的なうちに出資しようという気持ちが強い)。最近評価が上がっているエピファネイアももちろん。そういう意味でレイデオロ(牡馬は悪くない)も当然考慮に入れています。当然、リオンディーズも狙っています。
中でもサートゥルナーリアは8頭のエントリー。これはクラブも力が通常以上に入ってっていますよ。サートゥルナーリア。これは成功する種牡馬だと思います。血統的なポテンシャルは相当高いように思えます。
凱旋門を断念したあとの神戸新聞杯の強さと言ったら・・・。
ダービーも出遅れなければ・・・(東京競馬場の地下馬道が苦手で入れ込んだという話も)。
とにかくもっともっと活躍できた馬だったと思っています。
もちろん先に出資完了した社台・G1でもサートゥルは検討しましたが、価格面や思うような馬がいなかったことから見送りました。
大本陣のキャロットではやはりこの血統(シーザリオ)を狙いたいですね。
この血統はクラブの宝だし、陣営もスタッフも通常よりも力が入ることと思いますし、そういうスタッフを配するものだと思います。
クラブの広告塔としてシーザリオの血脈は何が何でも絶対に守っていくと考えるのです。
もちろんクラブ活躍馬と言う観点からクリソベリルも面白いし、将来のエフフォーリアも絶対にこのクラブでは押さえたいですね。
字面だけではわかりません。あとは測尺、動画、厩舎ですね。
とにかく厩舎が大事。特にキャロではここは譲りたくないですね。
どんなに良い馬でも厩舎が平凡であればそのポテンシャルを引き出せない。
厩舎の良しあしだけは個人的にも絶対に譲れないですね。
1勝するだけじゃダメなんです。
今年は。シーザリオクラブの馬に出資するのだという気迫で攻め込んでみようと思います。
予算は最大60万。一口10万から15万円で収まらないかしら。最大で4口行くんだけど(実は100分の1くらいがちょうど良い)
なお、サートゥルナーリア産駒はレッドキングリーと言う初年度の馬に出資しています。秋にはデビューとなりそう。これがラスト東サラ出資となるのかな?