まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を楽しんでいます。競馬以外では男声合唱、野球観戦、旅行、食べ歩きで余暇を楽しんでいます。

お勧めのクラブ 第3回

2018年12月02日 09時18分08秒 | 今日の日記
お勧めクラブのコラムも第3回を迎えました。
第2位と第1位をどうしようか悩みましたが、第1位をキャロットクラブにしたいと思います。
順番がおかしいかもしれませんが、第2位は次回最終回に回したいと思います。


私はこのクラブの創成期にオグリキャップの子供の一口権利を持っていました。確か現在のサラブレのような雑誌で応募した人全てが当たるような形で、賞金は入らない体のシステムだったかと記憶しています。まさにペーパーオーナー。数ヶ月後のその月刊誌には応募したオーナー全員の名前が載っていました。小さい文字でしたがあれは嬉しかったなぁ。恥ずかしながら馬の名前が思い出せないのですが、一口馬主の入り口を作ったのはこのクラブでした。ちなみにそのペーパーオーナー馬はデビュー出来なかったと記憶していますがどうだったかな?



このクラブは一頭あたりの金額がやや高めですが、さすがに走ります。
天下のノーザンファーム育成の良血馬が手の届く範囲で楽しめる。
これは競馬ファンならば一度は経験したいことだと思います。

このクラブのサービスは私の在籍したあまたのクラブで頭2つくらい抜けていると思います。本当に素晴らしい。
毎週の楽しみ「愛馬近況報告」がとにかく充実しています。
大昔のシルクに見られた「全く情報を取っていない無味乾燥なコメント」とは天地の開きがあり、当初私はあまりの内容に感動したのを思い出します。
また、素晴らしい関係者のコメントがあり、これで厩舎を勉強するのはありだと思います。
非出資ではありましたが、ラドラーダは毎週見ていた1頭で、最後の時は読んでいて涙が出てきたのを思い出します。大河ドラマのように感じました。
やはり藤澤先生は凄いホースマンだなと感激したのを思い出します。

パンフレットも実に見やすく、工夫がなされており、面白いコラムも多いです。
社台もいわゆる競馬界の重鎮がコラムを書いていますから面白いのですが、私はキャロットの方が好きですね。


キャロットが素晴らしいのは馬だけではありません。
社員が競馬好きで一口馬主の心を持っているということが何よりの強みでしょう。
ブレイクランアウトに出資できたのは私の相馬眼ではありません。
1.5次か2次募集の際にキャロットクラブ社員の方がおススメとして私に勧めてくれたあの時の言葉は今でも忘れません。

『この馬、ホームランを打つかもしれない馬ですよ』

私はこの一言にかけてみたくなり、その場で出資をしたのを覚えています。
ブレイクランアウトは今の戸田厩舎ならG1を取れた馬でした。
今でも悔しさがありますし、本当に無念です。
そういえば、あれから私は戸田厩舎にはあまり出資していないですね。何故だろう(笑)

社員さんと言えば、もう一つエピソードを。
昔、背はかなり小柄で騎手のような方が社員さんでいました。名前は忘れましたが、その方が担当の時のレクチャーは最高でした。
騎手や調教師からのコメントの取り方や、こちらが聞きたい事は完璧に押さえていて、弁舌爽やかに進むあの伝説のレクチャーは至高の時間でした。
当時、私はキャロット新参者でおとなしかったので、質問とかあまりしませんでしたが、もっともっと色々話を聞いておきたかった人物でした。
ちなみにその方は今は別のクラブにいるのか、東京競馬場のパドックで関係者エリアで見かける事があります。




私はこのクラブに入らなかったらこれ程一口にのめり込む事は無かったと思います。
一口のトップは紛れもなく社台サンデーですが、次を走っているのはキャロットクラブです。
キャロットは親である社台サンデーを年間成績で超えた年もありましたね。あれは凄かった。
私はこのクラブに入って年間に何頭も出資するようになりました。
出資してもまだ欲しくなる、まだまだ追加したくなる良血馬がたくさんいるからです。

募集馬はハイレベルなラインナップ。これこそが最高のサービスでしょう。
最近ではシルクに馬を持っていかれており、以前より走らないイメージがありますが、まだまたハイレベル。
お勧めしてまず間違いないクラブと思います。


ハットトリックから始まったキャロットクラブの快進撃の歴史を私はずっと見てきました。
一応古参と呼べるキャリアはあると思います。
このクラブは手軽な値段で日本ダービーやジャパンカップをとるような馬に出資でき得る事実を知るべきです。
諦めてはいけません。我慢するのです。もちろん私もこのクラブでG1を勝つ事を今でも夢見ています。また、そういう夢が見られるクラブです。


珍しくこのクラブを誉めちぎりましたが、実は文句もあります。
欲しい馬がなかなか取れない事はモチベーションを著しく下げます。
このクラブ最大の問題点でしょう。
しかし、救済策もしっかりしていますから2年に1頭は欲しい馬を取れると考えれば、これは不満には当たらないのかなと思います。


最後まで読んでくださった皆さんにキャロット必勝法をお教えします。




このクラブは牝馬を狙いましょう。