まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を楽しんでいます。競馬以外では男声合唱、野球観戦、旅行、食べ歩きで余暇を楽しんでいます。

ウィナーズサークルにて

2009年04月12日 04時10分52秒 | 今日の日記
ルージュアルダンが勝ってくれた福島競馬場にて私は色々な経験をさせてもらいました。
それは素晴らしい経験でした。

まず、ルージュアルダンは短距離の体をしていました。
私は初めて本馬をナマで見ましたが、マイルくらいがいいとテレビなどから推測して勝手な発言をしていましたが、訂正させて頂きます。
今のルージュアルダンは短距離馬です。
しなやかなイメージとは裏腹。
思っていた以上にゴツい感じがしたし、胴は短く、トモの充実はダート馬のそれ。
あの体型なら文句なしの短距離馬の体つきです。
陣営は様々な条件を試さないし、厩舎が悪いと批判してばかりでしたが明らかに私の間違いでした。
厩舎先生はプロです。
プロがこの条件がいいと決めて取り組んでいる事に、私のような単なる一口会員(素人)はゴチャゴチャ言うのは失礼なのだと今更ながら感じました。
なんと、和田先生は我々口取り出資者に向かって「ありがとうございます」とお辞儀をして下さいました。
我々も自然とお礼の言葉が口をついて出ていました。

そして極めつけは中舘騎手。
この人はやはり凄いですよ…。
我々一口会員ごときに対してお辞儀をして迎え、撮影終了時にはこちらを向いて、ありがとうございましたとお礼を言って次のレースに向かっていったのです…。
なんと言う腰の低さ、謙虚な人柄なのだろうと私は感激してしまいました。
この人柄だからこそ、数多くの厩舎からこれだけの乗り馬を集められるのだという中舘騎手の営業のうまさや人格の一端を見た感じがしました。


私などはもっと謙虚にならなくてはいけないなと思いました。
どうしても愛馬が負けて納得いかないと調教師や騎手に対して不満を言いたくなるのですが、それは極力やめなくてはいけないと思いました。
私も今回の経験で暴言は少し減ると思います(笑)

柔らかな風の吹く春の福島は、私の一口馬主としての新しいスタンスを教えてくれたのでした。