インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

6月13日 …人間を克服する音楽?

2007-06-13 02:49:58 | 音楽
田口ランディ『コンセント』
  ↓
発狂寸前シャーマン
  ↓
ニーチェ『ツアラトゥストラはかく語りき』
と、尻取り式に来たので、

次は音楽か。

インディオはニーチェが作曲したピアノのCDを持っている。
内容は、?(なんか不慣れな感じ)である。
やはり、ニーチェを読みながら、「ワーグナー」を聴くのが常道であろう。
(『わが闘争』を読みながらか?)

すると、ニーチェの世界が見えて…、こない。

やはりシュトラウスを聴くべきか。
交響詩ツアラトゥストラはかく語りき

すると「超人」が見えてくる。

ニーチェ(いや、ツアラトゥストラ)いわく、

「私はあなた方に超人を教えよう。人間とは克服されなければならない或る物なのだ。あなた方は人間を克服するために、何をしたというのか?・・・・・

人間から見れば、猿は何だろう? 哄笑の種か、あるいは恥辱の痛みを覚えさせるものだ。超人から見たとき、人間はまさにそうしたものになるはずだ。・・・・・

超人は大地の意義なのだ。・・・・・・

わが兄弟たちよ、私はあなた方に切願する。大地に忠実であれ、そして地上を超えた希望などを説く者に信用を置くな、と。彼らは、自らそれと知ろうが知るまいが、毒を盛る者達なのだ。

彼らは生命の軽蔑者だ。大地の方で飽き飽きしている死に損ないの。・・・・・」


読んでいるうちに、何か「超人=古代メキシコの呪術師(≒ドン・ファン?)」がイメージされてならない。

インドのヨガ行者、日本の山岳修行者なども、人間を克服?しようとして、身体に刺激を与えているのだろう(か)。

 かくしてインディオは『呪術の実践』という書物を、開いてみるのであった。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (喜山)
2007-06-13 21:45:01
インディオさん、こんにちは。喜山です。


ニーチェは作曲したことがあるんですか?
それは知りませんでした。
情熱的なんでしょうか。
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出会えて嬉しいです (ブログ主)
2007-06-14 02:58:52
情緒的なピアノですね。

クラシック評論は苦手ですので、
今聴いて判断しています。

シューマンか? いや、ブラーム? ひょっとしてショパンに近いかも、知れません。

喜山さん、これからもよろしくお願いします(なかなか趣向が合っているのでは…)。



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