インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

蚊と血とドル

2010-09-18 04:59:22 | 考えるインディオ
  あまりにも蚊が五月蝿いので、耳栓をして寝たら、とんでもないことになっていた(何だこの腕のでこぼこは…)

 アパートの近くに竹薮があるわけでもないが、無花果畑があるので、飛んでくるのかもしれないが?? 窓はあんまし開けず、網戸があるし、有り得ないような気がする。

 さて、最近、ポメラを叩いているので文章こそ蓄積されたが、UPすべき内容であるか不明である。妄想めいた主張を繰り広げたところで、収拾がつかなくなるし(これまでもそうか?)、「暑い」「ヒグマが怖い」「蚊が多い」とか他愛もないがリアルなほうが良いような気もする。

 そういえば(話が変わって)、ドル安が進行し、82円台に入って為替介入をしたようだ(今85円台半ば)。朝日コムにあるように、為替戦争をやっているわけである。それは輸出企業が経営努力でコツコツと稼いだ利益を、為替レートで一気に失わせる(どころかマイナスに持っていく)わけだから、日本企業は血を流しているに等しいわけだ。

 だからこんなに景気が悪くてモノが売れず、リストラやら失業が流行り、金が回らないから廃業が増え、ホームレスが減らないのだ(この辺の田舎ではあまり目にしないが)。

 もっともそれは日本に限ったことではなくて、アメリカもそうで、議会で(ドル安にならない)中国の為替レートが問題になっているようだ。店にメイド・イン・チャイナ(アジア諸国)ばかり出回っていれば、アメリカ産業が浮かばれないわけで、アメリカは日本以上にホームレスの割合が多いようである。

 米国の生活困窮者、史上最悪の4360万人 人種で格差(朝日コム)によれば、黒人やヒスパニックの4人に1人が貧困者で、まあ仕事がなければ当然そうなるわけで、、オバマ政権がドル安政策を進めるのも当然なのかもしれない。

 しかし為替はシーソーゲームだから、アメリカが浮かんでも日本が沈んでは、日本サイドとしては黙っていられない。まさに蚊に刺されて血を吸われて黙って耐えていることの苦しさは尋常ではないことと同じである(何というたとえだ!)。しかし蚊がでかすぎる。むしろ相手はヒグマなのかもしれない(齧られているのかもしれない)。

 悲鳴が上がり、このままでは出血死してしまうと、菅政権は介入を決定したのだろう。しかし血に飢えたヒグマはしつこく追いかけてくる。ショットガンでもぶっ放して脅さなければならないのだが、それもヒグマが持っているのだ。

 生きたままゆっくりと齧られていくのか(いや、国家は個人の塊だから、輸出企業が食われている間に逃げていくのか…)。