
愛魂の保江邦夫先生と、いろは呼吸書法の山本光輝先生の対談本。とても読み応えのある一冊でした。「波長を合わせる事によって神かがりとなる」ということなのですが、共に合気道の師範であり、保江先生はキリスト活人術を伝授される事によって愛魂となり、山本先生は言霊・音霊を駆使した書法によって、神人合一を会得されたわけです。
さて、この波長を合わせるということですが、一般的に言われているのが、「瞑想・呼吸・脳波」の関係です。呼吸によってある程度の脳波のコントロールができるからです。心を落ち着かせてベータ波の脳波をアルファ波にもって行くのが瞑想だと言っても良いでしょう。
ベータ波 (β波) 12~26Hz 緊張や不安、イライラの時の脳波、普通の活動時の状態。
アルファ波 (α波) ファストα波 11~12Hz 緊張した意識集中状態。あまりゆとりはない。
ミッド α波 9~11Hz リラックスした意識集中状態。頭が冴えている。
スローα波 7~9Hz 休息する方向に集中。ぼんやり。
まどろみ・地球のシューマン共振波 7.8Hz
シータ波 (θ波) 4~7Hz 浅い眠りの時の脳波。
デルタ波 (δ波) 0.4~4HZ 深い睡眠状態。無意識状態。
以上は、志賀式アルファ波分類法 (能力開発研究所・志賀一雅氏)
一流のアスリートで10Hz前後だそうです。生きて活動している間は、頭を使って思考するのでなかなかそこまで下がらないと思いますが、木と話ができるとか、動物や植物と話ができるという人がたまに居ますが、多分、普通の意識状態でも7.8Hzを維持できる人たちなんだろうと思います。(不食で有名な弁護士の秋山さんは、普通に話をしている時の通常の脳波が7.8Hzなのだそうです)多分、この脳波状態で地球と波長が合うのでしょう。
更に下がって7Hz以下は、多分宇宙と繋がる波長領域と思われます。仏陀の瞑想はデルタ波クラスだったのではないかと思われますね。
勿論、眠りばなの時に誰もが7.8Hzを通過します。更に眠っている時には、シータ波もデルタ波も経験しているわけなのですが、無意識状態であるので、感覚的に掴む事が難しいです。
起きていて、普通の意識状態のときに、7.8Hzを掴む事ができたらすばらしいことです。
ここまでくると、神と波長が合うまでもう一歩と言っても良いのではないでしょうか。
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