田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌の青空にはジャズが似合う!

2008-07-21 19:46:27 | ステージ & エンターテイメント
 札幌の街中をジャズの音で満たそうと、7/19 ~ 8/10の期間「サッポロ・シティ・ジャズ2008」が市内各所を会場として開催されています。
 7月20~21日は、市内10ヶ所を会場にプロ、アマ入り混じっての「パークジャズライブ」が開催されました。
 私は今日(21日)、10ヶ所のうちの5ヶ所を巡り歩いて、その雰囲気を楽しんできました。

 その5ヶ所とは、

◇大通公園1丁目のTV塔下
        
      ※ 1丁目会場はTV塔下の既設のステージを活用したものでした。

◇大通公園2丁目ホワイトロックミュージックテント
        
     ※ 白いテントが白い雲に溶け込んでいます。奥のテントが本体です。

◇札幌市役所西駐車場
        
      ※ ステージの背後に札幌時計台、そして高いビル控えています。

◇大通公園10丁目
        
        ※ 10丁目会場はビアガーデンのステージです。

◇札幌市資料館裏庭
        
      ※ 緑豊かな資料館裏のステージで札工大のバンドが演奏中です。

の5ヶ所です。

 出演ミュージシャンは事前に紹介されているのですが、まったく知らない名前ばかりですから、長居せずに次々と渡り歩きました。
 その中で私の耳に止まったのは、ビッグバンドのSunny Fields Jazz Orchestraという道工大のグループでした。ビッグバンドとはいっても10数名の小編成でしたが、素人にはオーソドックスなビッグバンドが聞きやすく感じました。

 この後、私は明日から勤務時間が終わった時間帯に連続開催される「クロスシティジャズ」といって、クロスホテルの前庭で行われるライブに通おうと思っています。
 そして今年の私のメインは、29日にホワイトロックミュージックテントで行われる「Ja Ja」のライブを聴きに行くことです。

 青空の下で聴くジャズの調べは最高です!
 札幌の青空にはジャズの音が似合っているようです!

(余話)
 東国原宮崎県知事が来札し、ロイトンホテルで講演しました。
 ミーハーな私はチケットを購入し、妻と二人で期待をもって出かけたのですが、最初から最後まで漫談に終始した講演でした。それはそれで楽しかったのですが、ブログでレポートするような内容は残念ながら何一つありませんでした。

負けなくて良かった? 檄“厚”三連戦

2008-07-20 20:16:43 | スポーツ & スポーツ観戦
 今日の対京都戦も1対1のドローに終わり、結局 檄“厚”三連戦は全て引き分けに終わり、かろうじて厚別不敗神話は守られました。
        
   ※ 試合前、熱烈サポーターの一団がフラッグを先頭に客席に入場してきました。
 
 コンサドーレの今季厚別競技場で開催された初期の三連戦を『檄“厚”三連戦』と銘打って行われましたが、今日の対京都戦も退場者二人を出すという大ピンチを守りきり、かろうじてドローに持ち込むことができました。
        
   ※ 選手入場時に、バックスタンドにはビッグフラッグがお目見えしました。

 試合は最近三連勝と好調の神戸が終始試合を支配する苦しい展開でした。
 しかし、札幌は1点の失点だけでしのぎ切り、相手がつまらないハンドを犯してPKを得るという幸運に恵まれ、それを確実に決めて前半を1対1で折り返しました。

 ところが後半10分、GKの高木選手がペナルティエリア外で手を使い一発退場。札幌は10人での戦いを強いられることに・・・。
 悪いことは重なるもので、後半35分には主将の芳賀選手が二度目のイエローで退場処分に…。これで9対11と絶体絶命のピンチになりましたが、札幌ナインは懸命にしのぎ、なんとか引き分けに持ち込みました。

 引き分けの勝ち点1では今の苦しい状況を脱することはできませんが、好調神戸が相手と考えれば、まずまずと言わねばならないでしょう。
        
        ※ 戦い終えてサポーターに挨拶するコンサイレブンです。

 ところで今日の試合前『檄“厚”夏祭り in 厚別』と銘打ち、縁日コーナーや浴衣来場客へのうちわプレゼントなどの催しが行われていました。
 浴衣客が目立ったり、縁日で遊ぶ人たちもいましたが、はたして集客増に繋がったのでしょうか?
 今日の観客は1万2千人余と発表されましたが、さらにさらにスタジアムにサポーターが集合するような対策を考えていただけたらと思います。
        
     ※ 試合前、競技場の周辺では縁日が開かれ、観客が楽しんでいました。

        
        ※ 浴衣での来場を呼びかけたため、浴衣姿が目立ちました。       


(余話)
 このところ、音楽祭、高校野球、サッカーとイベントが目白押しです。
 今日の札幌も、サッカーのほかに「豊平川の川下り」や「サッポロシティジャズパークジャズライブ」など、興味のある催しが盛りだくさんでした。
 好奇心旺盛な私は、あれも見たい、これも体験してみたいと悩ましい思いに駆られます。
 夏の札幌はイベント真っ盛りです。

古豪北海甲子園を決める!

2008-07-19 20:39:30 | スポーツ & スポーツ観戦
 夏の高校野球 南北海道大会は古豪北海高校が勝つべくして勝ち甲子園大会出場を決めました!

 今日、甲子園大会の出場校を決める南北海道大会の決勝戦が円山球場 (地図)で北海高校 対 札幌第一高校の間で戦われ、観戦してきました。
 試合開始1時間30分前に球場に着いたのですが、球場前には長蛇の列が出来ていました。札幌勢同士の決勝とあって、関心が高かったようです。
        
      ※ 円山球場の外は入場を待つ人たちの長蛇の列ができました。
        

 私が球場に入ったときには、スタンドにはほとんで空席がないような状態でしたが、一人だったこともあり、なんとか空席を見つけて座席を確保しました。
        
        ※ ご覧のようにスタンドは高校野球ファンで埋まりました。       

 試合は北海高校が6対0というワンサイドゲームのような展開で勝ち、見ているほうとしては今ひとつ緊張感に欠けた試合となってしまいました。
 そこで野球について少しは薀蓄を傾けることができますので、このような結果となった要因について触れてみたいと思います。
        
        ※ 試合開始を待つ整備されたグランドです。

 私は試合の綾は1回裏と2回表の攻防にあったと見ました。

 1回裏、北海高校の攻撃、札幌第一の先発山下は簡単にツーアウトを取りました。そこから「早くスリーアウトを」と勝負を焦ったのでしょうか。二者に続けてヒットを打たれます。続く打者を四球で歩かせ、あっという間に二死満塁のピンチを迎えてしまいます。ここから粘りたかったのですが、次打者にあっさり先制打を打たれ、2点を献上してしまいました。

 一方、2回表、札幌第一の攻撃、いきなり先頭打者が三塁打を放ち願ってもないチャンスです。次打者は打てのサインから強振すると三塁横を抜けようかという強い当たりが襲いましたが、北海の三塁池田が横っ飛びに好捕するファインプレーでワンアウト。スポーツにタラ・レバはないと言いますが、これが抜けていれば1点返してさらにノーアウト二塁のチャンスが続いたはずです。
 札幌第一にとって悔やまれるのが次のプレーです。三塁走者のスクイズプレーのサイン見落としがあったようです。次打者はスクイズバントをしたのですが走者は動かずミスミス一死を献上し、次打者も倒れて零点に抑えられました。ここで1点でも取っていれば、試合の流れは違っていたかもしれません。

 私はこの回の攻防を見たとき、ある程度勝負は見えたように思いました。
 試合巧者の北海に対して、札幌第一はいかにもスキがありすぎたように思われました。
 その後も、札幌第一はチャンスは何度か作るものの拙攻を繰り返し点に結び付けることが出来ません。一方北海は試合巧者ぶりを発揮して確実に点を積み上げていき、6対0という最終スコアになってしまいました。
        
        ※ 勝利の校歌を噛みしめている北海高校のナインです。

 甲子園出場を決めたナインは大喜びでしたが、はたして北海高校は甲子園ではどうでしょうか。
 全体に小粒の感じは否めませんが、駒大苫小牧高のような活躍を道民としては願いたいと思っています。
        
        ※ 甲子園出場を決めて抱き合って喜ぶ北海ナインです。

 ところで今ひとつ印象に残ったのは、札幌第一高校の素晴らしい応援でした。ブラスバンドとチェアガール、応援の生徒が最初から最後まで統制のとれた見事な応援を展開しました。
 見ていてとても気持ちよく、今すぐ甲子園に行って応援しても良いくらいの応援でした。
     


小雨の中の旭山音楽祭

2008-07-18 22:49:57 | ステージ & エンターテイメント
 札幌の夜景を背景にして、札幌の夏の風物詩の一つとなった「旭山音楽祭」を楽しんできました。

        
        ※ 300名に達しようかという旭山合唱団のステージです。

 今から20年前、札幌に文化的な催しを創ろうと、岸田晴樹、頌子夫妻の発案で有志が集まり手作りの音楽祭を、ということで始まったのが「旭山音楽祭」だそうです。

 当初、私の予定にはなかったのですが、職場の方からチケットを譲り受ける幸運に恵まれ今夜(7月19日)参加してきました。
 今年で第21回目となる音楽祭は、旭山公園が改修されたこともあって「復活」というテーマで開催されました。
 ゲストには、韓国人テノール歌手のリ・ジェイウックさん、中国人ソプラノ歌手のサイ・イエングアンさん、サックス奏者のマルタさんと豪華なメンバーが揃いました。
 しかし、主役は300人に達するかと思われる旭山合唱団の方々です。
        
        ※ サックス奏者マルタさんのステージです。

 一つひとつの音楽、一人ひとりの歌や演奏について評するだけの音楽的力量が私にはありません。しかし、それぞれが旭山の空に素晴らしい音を響き渡らせたことを十分楽しむことはできました。
 旭山合唱団の集団の歌声、二人のソリストの透き通るように高音の響き、マルタさんのテクニック、それらすべてが札幌の夜景を背景にしたとき、一段と素晴らしい音として私の耳に届きました。
        
        ※ 旭山から見る小雨に煙る札幌の夜景です。

 多少の雨もまた野外ならではの介添え役としてその役割を担っていたように私には思えました。

 これからも続くであろう(続いてほしい)「旭山音楽祭」を私の年間スケジュールに登録しなくてはいけないと思いました。

※ 私の稚拙な説明より、太字で色が変わった部分をクリックしていただければ、旭山音楽祭のこと、出演者のことなどがより良く理解していただけると思います。

(余話)
 今日の午後、札幌は猛烈な豪雨に見舞われ、音楽祭の実施は到底無理ではと思われました。幸い、その後小雨になりましたが、今テレビを見ていると、全国的な現象とか、なんだか気候が不安定ですね。

激厚!サラリーマンズナイト CVS編

2008-07-17 20:07:40 | スポーツ & スポーツ観戦
 コンサドーレの試合を観戦に行くと、競技場内の各所にCVSというビブスを身にまとった人たちに遭遇します。
 CVSとは、Consadole Volunteer Staff(コンサドーレ・ボランティア・スタッフ)の頭文字を集めた略語です。
 彼らはコンサドーレの主催試合の運営を円滑に進めるために、無償で運営のお手伝いをしている方たちです。
 そのCVSの方と、昨夜の試合中に面白い交流がありましたのでレポートすることにします。少し長くなるかもしれませんがお付き合い下さい。

 昨夜、私は勤務が終わって職場からそのまま競技場に駆けつけました。
 事務所を出るとき、空模様が怪しかったので事務室に置いてある折りたたみ傘を持参しました。

 天気予報から雨の心配はないと判断していたのですが、試合が始まるとポツポツと雨が落ちてきました。
 大して降っていたわけではなかったのですが、座って観戦するよりはと思い、他の観客に邪魔にならないようにスタンド最上段のところに行き、傘を広げて観戦することにしました。
 ワイシャツ姿で脇にはカバンを抱え、傘を差しながらの観戦は「まさにサラリーマンズナイトそのものの絵だなぁ」などと1人悦に入っていました。

 しばらくした時、とんとんと私の肩を叩く人がいました。見るとCVSのビブスを身にまとった、かなり年齢の高そうな婦人のボランティアスタッフの人でした。
 「お客さん、消防法でスタジアムでは傘を差すことが禁止されています。売店で他の客のようにポンチョを購入して観戦下さい」と言ってきました。
 傘を差しながらスポーツ観戦しているテレビ画面の記憶もあったのですが、消防法と言われたら私も返す言葉がありません。私はムッとしながら「家に帰ったら同じようなポンチョはあります!」と言いながら傘を閉じました。
 傘を閉じても耐えられる程度の雨でしたので、そのままそこに立って観戦を続けました。
        
※ 大分ゴールキーパー西川(オリンピック代表)がサッポロのチャンスをつぶし、傷んだ場面です。

 しばらくすると、彼女はまた私のところにやって来ました。
 今度は、「お客さん、どこかに座って観戦された方がいいんじゃないでしょうか」と言うのです。私は先ほどのムッとした気持ちを持ち続けていたこともあり、「かまわないでください」と少々邪険に言い放ったところ、彼女は何も言わずに遠ざかりました。

 ところが、彼女はまたまた私のところにやってきたのです。
 今度はコンサドーレのマークの入った赤いポンチョを携えてきて「これ私のポンチョですけど、これを着てどうぞ座って観戦してください」と言うのです。
 彼女の好意を無視するのは失礼と考え「座らなくちゃダメですか・・・」と言いながら、ポンチョを借りることにしました。
        
      ※ 私が借りたポンチョと同じポンチョを着たサポーターです。        

 結局、それからも大した雨が降ることもなく、私はコンサのチャンスとピンチに、歓声をあげたりヒヤヒヤしたりしながら試合に没頭し、試合終了のホイッスルを聞きました。
 すると彼女はポンチョを受け取りに私のところにやってきて、「コンサドーレの株主ですか?」と聞くのです。
 コンサドーレにはサポーター株主会というのがありますから、それを差してのことだと思うのですが、どうしてそんなことを聞いてくるのかな?と思いました。
 さらに「私は65歳だけれど、こうしてコンサをサポートしているの。あなたもどう?」などと誘われてしまいました。
        
※ 写真の彼女が話題の主です。名前は残念ながらチェックできませんでした。

 さて、彼女はなぜ私に親切にしてくれたり、話しかけてきたのでしょうか。
 私の何かにシンパシーを感じたのでしょうか?
 んなぁ~ことあるわけないか。
 単にCVSの職務に忠実であろうとしたということでしょう。
 ごくろうさま!

激厚!サラリーマンズナイト

2008-07-16 22:58:46 | スポーツ & スポーツ観戦
  正確には「仕事人ナイト」と改称された今夜のコンサドーレ戦でしたが、「サラリーマンズナイト」という初めの名称のほうが語感が良いのでタイトル名としました。
 そのコンサドーレ対大分の試合から今帰ってきました。
 結果は0対0のスコアレスドロー。
 私の感想としては現在7位と、コンサよりははるか上位にいる大分に善戦した試合と見ました。

 競技場には試合開始直前の午後7時に着いたのですが、当日チケット売り場に長蛇の列ができていました。「仕事人ナイト」と銘打ったことによって、当日券が1,500円(SB自由席)で販売されたのを求めた列でしたが、効果はそれなりにあったようです。
        
        ※ 当日券を求めて長蛇の列ができていました。

 ウィークデイで、空模様も怪しい中(小雨がぱらつきました)スタジアムはそれなりに埋まっていました。(入場者数は9,500人余りとか、1万人を切ったのが残念!)
        
※ ウィークディなのでスーツ姿が目立つかと思っていたのですが、スタンドはやはり赤と黒に染まりました。

 さて、試合のほうですが全体的にはやはり押されていたのですが、セットプレーからは何回か惜しい場面がありました。バックスのミスから何度かヒャッとする場面もありましたが、総じては前述したように「善戦」した試合だったと思います。
 それにしても以前はJ2でコンサと争っていた大分を格上と見なければならないところは少々辛いものがあります。

 ところで私にとっては、厚別のナイターは初体験のような気がするのですが、カクテル光線に照らされて、涼しい気温の中での観戦も「またなかなかいいものだなぁ」と思いながら帰路に就きました。
        
       ※ カクテル光線に浮かび上がった緑のピッチです。

(余話)
 今夜の観戦中、小雨が降ってきたことでCVS(コンサドーレ・ボランティア・スタッフ)の方と面白い交流がありました。
 その様子について、明日のブログにアップしたいと思っています。


札幌麺紀行 25 中華麺店三代目「福留」

2008-07-15 17:38:32 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 絶対お薦めのタンメンです!と自信をもって紹介できるお店です。

 地下鉄「南郷18丁目」駅で下車後かなり歩かなければなりませんが、目ざす「福留(ふくりゅう)」は国道12号線からちょっと中に入ったところ、ちょうどJICA札幌事務所の立派な建物の向かいにありました。
        
        ※ 中華麺店らしくなかなかハデ目の外観です。

 店はごく普通のラーメン店といった感じでしたが、若い経営者がきれい好きなのでしょうか、こざっぱりした印象の店内でした。
 注文はこの店の一押しの「タンメン」(650円)にしました。
 店内に掲示されてあった前週の人気ランキングでも「タンメン」は人気№1だったようです。

 出てきた「タンメン」は写真のように野菜がたっぷり載っています。
        
        ※ 熱々のスープはご覧のように湯気が舞っています。

 例によってまずスープを一口。「う~ん。これは旨い!」と内なる声が叫んでいました。
 鶏をベースにした清湯スープが野菜の甘みと溶け合って実に奥の深い味わいを醸し出しています。
 野菜の下にあるちぢれ麺もスープとの相性が良く、「旨い、旨い」と思いながらあっという間に完食でした。
 私の年代ではスープを飲み干すことは身体に良くないと言われますが、美味しさの前にはその掟も通じません。私はスープも飲み干してしまいました。

 たくさん巡り歩いていると、自分との相性が抜群の店って見つかるものですねぇ・・・。
 満足、満足の逸店(変換ミスではありません)でした。

中華麺店三代目「福留(ふくりゅう)」 データー
札幌市白石区本通17丁目南2-3 白石ハイツ1F(地図)
電 話  011-866-3357
営業時間 11:00~21:00(日曜は15:00まで)
定休日  不定
駐車場  2台
座 席  16席(カウンター・小上がり)
入店日  ‘08/07/05


(余話)
 連日投稿を途切れさせないために、麺紀行のストック分を吐き出しています。
 でもストックも残り少なくなってきました。さて、何か妙案はないものかと、無い頭を捻ってみます。


ちえりあオペラシアター

2008-07-14 16:37:44 | ステージ & エンターテイメント
 「オペラの魅力とは、いったい何だ」・・・、田舎おじさんの興味関心の向かうところ留まることを知りません。
 とは言っても、いきなり本物のオペラを鑑賞するほど教養もなければ、財力もありません。
 そこに恰好のレッスンステージが用意されていました。
 それが「ちえりあオペラシアター」です。
        
    ※ オペラシアターの案内パンフレットです。

 札幌市生涯学習センター(ちえりあ)では、本場のオペラを映像で記録したものを専門家の解説付きで観賞する講座が定期的に開催されています。
 いつか参加してみたいと思っていたのですが、先日その願いが叶いました。

 演目は「仮面舞踏会」、スウェーデン王室の暗殺事件を題材にしたストーリーです。
 演じられた所はメトロポリタン歌劇場、主演は三大テノールの一人パヴァロッテイと超有名な初心者向けの構成です。
 全編約3時間、事前に配布された解説文と画面の字幕、さらに講師の解説もあり、ストーリーはほぼ理解できました。
        
    ※ 入場時に配布された解説書です。

 しかし、パヴァロッテイをはじめとする磨き上げられた豊かな表現力を素晴らしいとは感ずるものの、オペラの魅力は何かと問われると自信をもって答えることは残念ながらできないというのが本音です。
 私にそれだけの体験もなければ、素養もないということでもあります。
 ただ同様のオペラシアターをまた体験してみたいという思いは抱くことができました。

 当日の受講料は1,100円、約200名くらいの人が参加していました。

札幌麺紀行 24 米風亭

2008-07-13 21:04:22 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 今回のお店は狸小路の近く、というよりはススキノ飲食街の一角と言った方が良い位置にあります。
        

 店内に入りましたが、食事をする店という雰囲気ではありません。
 店内はグラスが天井からぶら下がり、スコッチやバーボーンのボトルが並び、ビールの注ぎ口がいくつも目の前に並んでいます。
 店員に店のカテゴリーを聞いたところ「ビアホールです」という答えが返ってきました。
 そういえば店名も英語に訳すると(私が英訳するなんてガラではないのですが・・・)「アメリカンハウス」とでも訳せるでしょうか?

 しかし、確かに麺図鑑の中の93店の1店に仲間入りしているのです。
 戸惑いつつも、この店の売り物「油そば」(600円)を注文しました。
 私はカウンターに腰かけましたが、テーブル席にはOLらしき姿も見え、その人たちもほとんどが「油そば」を注文していたようです。

 カウンターから調理するところが見えましたので、実況中継風に描くと・・・、
 まず、麺をラーメンを湯がくように茹でます。
 その間に、調理用の油、醤油、その他各種調味料をレシピにそってどんぶりの中に入れ、攪拌しタレを作ります。
 茹で上がった麺をどんぶりの中に入れ、よくかき混ぜて麺にタレを絡めます。
 その上に、チャーシュー(短冊切り)、煮卵(うずら)、ネギ、海苔をトッピングして完成です。
        

 肝心の味ですが、醤油と油、調味料の割合が絶妙で、なかなか美味しい味でした。
 油そばを提供する店はそれほど多くはありませんので、この店で一度試してみることをお薦めします。
 

米風亭(べいふうてい) データー
札幌市中央区南3条西1丁目 和田ビル1F(地図)
電 話   011-271-7397
営業時間  11:30~4:00
定休日   無
駐車場   無
座 席   80席(カウンター・テーブル)
入店日   ‘08/07/02


(余話)
 個人的な事情でこの土・日はまったく取材(見聞)することが出来ませんでした。連日投稿を自分に義務づけている私にとってはちょっとしたピンチです。
 明日以降、なんとかこのピンチを切り抜けるために努力してみることにします。

札幌ウォーク 18 厚別区・大谷地再発見コース

2008-07-12 15:43:37 | 札幌ウォーク & Other Walk
 コンサドーレの今季厚別初戦があった日、地下鉄「大谷地」駅から厚別競技場に至るウォーキングコース「大谷地再発見コース」(紫色のコースです)が設定されていたので、そのコースを往復しました。

 地下鉄「大谷地」駅の一番出口を出て、厚別競技場とは反対方向にに向かってウォーキング開始です。
        
※ 白石サイクリングロードです。その先に高速道の下を潜るしらかばトンネルが見えます。

 まずは白石サイクリングコースに入り、札幌新道の高速道の下にできた「しらかばトンネル」を潜ります。このトンネル内の壁面が付近住民などの手によってモザイクアートの作成が行われていました。
        
   ※ トンネルの壁面を付近住民がモザイクタイルを貼り付けていました。

 トンネルを過ぎると、「北星学園大学」のキャンパスが見えてきます。
 キャンパスを取り囲むようにコースを進みますが、外から見た北星学園はきれいに整備されたキャンパスと映りました。
        
      ※ 瀟洒な感じのする北星学園のキャンパスです。

 北星学園、その隣の「大谷地の森公園」などをぐるっと回って、「大谷地わらび階段」という階段状の歩道を通って、再び札幌新道を潜ると地下鉄「大谷地」駅近くに戻ってきます。
 そこから厚別競技場を目ざします。
        
        ※ ちょっと珍しい屋根つきのわらび階段です。

 駅前の繁華街を抜けると、平成元年のはまなす国体の時に造成された「はまなすロード」という歩行者専用道路が厚別競技場まで続いています。
        

 はまなすロードの行き着く先に、厚別競技場の歓声が待っているというウォーキングコースです。
        
   ※ コンサドーレの選手を輸送するバスの周辺には人の姿が見えません。

 コース距離は約3.3km。
 コンサドーレの試合を観戦後、再びそのコースを歩いて地下鉄「大谷地」駅に向かいましたので、合計6.6km歩いたことになります。

 今回のコースを歩いて、私はきわめて当たり前のことに気づきました。
 札幌市内のウォーキングコースにはワンウェイのコースがけっこうたくさんあります。
 地下鉄で行くにしても、自転車で向かうにしても、スタートとゴールが違うと面倒に思い、これまでは周回コースのみを選んでいました。
 ところがワンウェイの場合は、今回のように往復すれば良いというきわめて当たり前のことに気づきました。
 そうすると、歩行距離も倍かせげることになりますもねぇ・・・。

《ウォーク実施日 ’08/07/05》