田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

負けなくて良かった?

2008-07-05 21:41:44 | スポーツ & スポーツ観戦
 30℃を超えた暑い中でのコンサドーレの厚別初戦でした。
 対戦相手の清水に、開始早々に先制され追いついたのですが、また引き離されて後半ようやく追いつくという苦しい試合展開で、なんとか引き分けに終わった試合でした。
        
   ※ 試合前のホーム側自由席、通称「熱烈応援席」です。

 久々の厚別での観戦でした。
 札幌ドームの空調の効いた中での観戦に慣れてしまった身にはけっこうタフなコンディションでした。しかし、風を感じ、暑さを感じながら観戦するのがサッカー本来の観戦なのだと思います。
        
  ※ 試合前のコンサドールズ&ジュニアのパフォーマンスです。

 素人の技術評はしないほうが良いと思うのですが、ちょっとだけ言わせてもらいます。
 J1の中断期間になんとか守備を立て直してもらいたいと願っていましたが、簡単に修正することは難しいようです。今日の2失点も守備陣が破綻したことによって失ったものでした。
 一方、攻撃は流れの中からの得点は今の札幌の力では難しい状況です。今日の2得点もセットプレー(コーナーキック)からのものでした。今の状況では、ダヴィ(183㎝)、アンデルソン(187㎝)、中山(186㎝)、箕輪(186㎝)の4枚の壁を有効に使うセットプレーを唯一最大の武器として戦うのが札幌の生きる道なのではと思います。

 今日は競技場に着くのが試合開始1時間前になってしまいました。そのためホーム側の席が埋まっていたので、アウェイ側に陣取りました。すると、黄色のユニホームをまとった清水のサポーターがとても多かったのに驚きました。おそらく200人以上が集結していたのではないでしょうか。
 帰りの地下鉄「大谷地」駅で清水から応援に来たというペアに声をかけると、けっこう国内の試合を追いかけているということでした。
                
    ※ 競技場の一角を黄色く染めた清水サポーターです。

 今日の試合に勝ってこれからに光明を見出したいところだったのですが、今日の流れからいくと「負けなく良かった」というのが本音というところでしょうか。
        
   ※ 試合後の元日本代表の西澤選手(清水)です。

        
   ※ 試合を終えてロッカーに引き上げるダヴィ選手です。
   
        
    ※ 試合を終え、競技場の外周路を家路に急ぐ観衆です。

(余話)
 G8サミット関連で札幌中心街では一万人規模のデモ(実際には二千五百人程度だったようです)が行われるとかで、厳戒態勢にあると報道されていましたので、サッカー観戦の帰りに地下鉄「大通」駅で下車してみました。しかし、大通公園は平和そのものとといった感じで、沢山の人が芝生や噴水の前で憩っていました。警察官の姿は散見されるものの、報道ほどではないように思われたのですが・・・。