コンサドーレの札幌(北海道)における存在価値は、コンサが誕生した頃とは明らかに違ってきているのではないか?コンサファンを任じているばかりに私はそのことに気づいていなかったようだ…。
1996年、「北海道からJリーグチームを!」の合言葉のもとに誕生したコンサドーレ札幌は、市民(道民)から熱烈に歓迎された。
私も北海道の田舎町にいて北海道にプロサッカーチームが誕生したことに興奮し、札幌は無論のこと、旭川や帯広で開催されたコンサの試合に駆けつけたことを懐かしく思い出している。(この頃はまだJFLというJリーグの下部のカテゴリーだった)
やがてチームの強化策が功を奏してJリーグ入りの念願を果たし、市民(道民)の関心を集め、コンサとしては一番幸せな時期だったのではないか。
道内マスコミはこぞってコンサを取り上げ、道内の田舎に住む人たちは「一度プロの試合をスタジアムで」とドームや厚別に駆けつけた。
この時期、コンサドーレはサッカーファンだけではなく、サッカーにそれほど関心のない人たちまでも惹きつける存在だったのである。
状況が一変したのは、やはり2004年のプロ野球日本ハムファイターズの北海道移転だろう。
球団の巧みな市民(道民)への浸透戦略、チームの好成績、日本人の底流に流れる野球好き、などなどが相舞いたちまちのうちに市民(道民)の関心を惹きつけてしまった。
道内マスコミもまるで右倣えのように日本ハムナインを追いかけ、関心を煽っている。
コンサファンとしては残念ながらこの事実は認めねばならないし、この事実に立脚した上でコンサの未来を語らねばならない。
コンサが一時期のように市民(道民)の多くの関心を惹きつける存在でなくなった今、どうすれば良いのだろうか?
私ごときがその答えを用意できるはずがない。
ただ一ファンとしての望みは「コンサが永遠に存在し続ける」ことである。
そのためには身の丈に合ったチーム経営をし、健全なチーム体質にすることだと思う。
とは言え、バックに大資本を抱える他チームのようなわけにはいかず、限られた試合数では観客動員による入場料収入も微々たるもの、加えて公的な支援も今後は期待できないという。非常に難しい舵取りが会社首脳陣には課せられていることを我々ファンは理解した上で、サポートしなければならないということだろう。
限られた人材の中で戦うチームも大変だろう。数々のハンディを抱えながらのチーム運営も大変だろう。しかし、その大変さにチャレンジし克服しようとする姿を私たちは応援したいものである。
現状をしっかりと認識し、地に足をつけた地道な努力がきっといつか花開くときが来る。
そう信じてこれからも応援してゆきたいと思っている。
そこにきっとコンサの明るい未来があるはずだ!
1996年、「北海道からJリーグチームを!」の合言葉のもとに誕生したコンサドーレ札幌は、市民(道民)から熱烈に歓迎された。
私も北海道の田舎町にいて北海道にプロサッカーチームが誕生したことに興奮し、札幌は無論のこと、旭川や帯広で開催されたコンサの試合に駆けつけたことを懐かしく思い出している。(この頃はまだJFLというJリーグの下部のカテゴリーだった)
やがてチームの強化策が功を奏してJリーグ入りの念願を果たし、市民(道民)の関心を集め、コンサとしては一番幸せな時期だったのではないか。
道内マスコミはこぞってコンサを取り上げ、道内の田舎に住む人たちは「一度プロの試合をスタジアムで」とドームや厚別に駆けつけた。
この時期、コンサドーレはサッカーファンだけではなく、サッカーにそれほど関心のない人たちまでも惹きつける存在だったのである。
状況が一変したのは、やはり2004年のプロ野球日本ハムファイターズの北海道移転だろう。
球団の巧みな市民(道民)への浸透戦略、チームの好成績、日本人の底流に流れる野球好き、などなどが相舞いたちまちのうちに市民(道民)の関心を惹きつけてしまった。
道内マスコミもまるで右倣えのように日本ハムナインを追いかけ、関心を煽っている。
コンサファンとしては残念ながらこの事実は認めねばならないし、この事実に立脚した上でコンサの未来を語らねばならない。
コンサが一時期のように市民(道民)の多くの関心を惹きつける存在でなくなった今、どうすれば良いのだろうか?
私ごときがその答えを用意できるはずがない。
ただ一ファンとしての望みは「コンサが永遠に存在し続ける」ことである。
そのためには身の丈に合ったチーム経営をし、健全なチーム体質にすることだと思う。
とは言え、バックに大資本を抱える他チームのようなわけにはいかず、限られた試合数では観客動員による入場料収入も微々たるもの、加えて公的な支援も今後は期待できないという。非常に難しい舵取りが会社首脳陣には課せられていることを我々ファンは理解した上で、サポートしなければならないということだろう。
限られた人材の中で戦うチームも大変だろう。数々のハンディを抱えながらのチーム運営も大変だろう。しかし、その大変さにチャレンジし克服しようとする姿を私たちは応援したいものである。
現状をしっかりと認識し、地に足をつけた地道な努力がきっといつか花開くときが来る。
そう信じてこれからも応援してゆきたいと思っている。
そこにきっとコンサの明るい未来があるはずだ!