十勝岳連峰縦走以来、約1ヶ月ぶりの登山で体調の方が心配されたが、周りに迷惑をかけることもなく登山を続けることができた。尾根コースに出て、さらに急な上りとなったが景色の良さにもつられ頂に立つことができた!
分岐で約10分の休憩を取った後、いよいよ山頂を目ざしての上りが始まった。
眼前には我々がこれから登っていく稜線が見えている。
※ 「シャクナゲ岳分岐」から出発して、前方には尾根に出る登山道の筋が見えます。
傾斜はきつくなってきたが、ところどころから下界が見渡せるようになってきた。また、自分たちが上ってきた登山ルートが一本の筋のように見えると共に、背後には「シャクナゲ岳」の山容もくっきりと姿を見せてきた。
※ 振り返ると街が見えました。岩内町の街ではないかと思われます。
※ さらには「シャクナゲ岳」の山容がくっきりと…。その下には我々が登ってきた登山道が…。
ちょうど分岐と山頂の中間くらいだったろうか?参加者の一人が荒い息遣いをしながらギブアップを申し出た。私よりは年配の方のように見えたが、体調が十分ではなかったようだ。
私の方はといえば、尾根コースに出たことによって風を感じることができたことも幸いして順調だった。
※ このような背丈の高い灌木や笹の林を抜けて…。
※ ここでも山野草が…。ツツジ科の「シラタマノキ」(白玉の木)です。
分岐点から登り続けること1時間弱、前方にお椀を伏せたような形が見えてきたなと思ったところが頂上だった。標高1134.2m(登山口からの標高差592m)の山頂に立った。
※ 前方が「チセヌプリ」の頂上です。
※ チセヌプリの頂上の標識です。
この日は快晴ということではなく、見通しは効くがうっすらと靄がかかったような状態だった。山頂からはイワオヌプリやニセコアンヌプリが遠くに望めた。
痛恨事は山頂から火口底にできた二つの沼が見えるというのだったのだが、その沼を見ることなく下山してしまったことだ。パーティーの中で誰一人そのことを話題にする者がいなかったのは不思議である。(その沼の存在を私が知ったのは帰宅してからだった)
※ 山頂から見たイワオヌプリ(手前)とアンヌプリ(後方)です。
山頂に止まったのは約35分間。スタッフが提供してくれたホットココアをいただき、弁当を食べ、記念写真を撮り、と慌ただしく山頂で時間を過ごし下山を開始した。
※ 下山道の「湯元温泉口」へ下りる分岐点です。
下山は登ってきたルートとは反対側の「湯本温泉口」に下りた。「湯本温泉口」へは山頂から同じルートを下りてくると、「シャクナゲ分岐」より手前に「湯本分岐」があり、そこから登ってきたルートとは違ったルートを下りたのだった。このルートが大変だった。数日来の雨の影響が残っていて、登山道はぬかるみ登山靴が水に浸からないようなところを探しながら歩くのが大変だった。
※ 下山道で見た山野草です。ユリ科の「マイヅルソウ」(舞鶴草)です。
※ 下山道では写真のようなぬかるんだ道がいたるところにあり、苦労しました。
下山はほとんど休むことなく下り続け、山頂から約1時間30分後、「湯本温泉口」に降り立った。その後、昆布温泉まで移動して温泉に浸かり疲れを癒してから帰札した。
※ 湯元温泉口(西口)の登山口の標識です。写真に写っている方の服装が私そっくりですが、私ではありません。
今回の登山では私自身の体力をMAXまで上げることなく登山を終えことができたため、苦しさをそれほど覚えることなく楽しめた。それだけチセヌプリが初心者向けの山だったということもいえるが、私の中にこの夏培った登山向けの体力が残っていたということなのかもしれない…。
【チセヌプリ 登山データー】
標 高 1134.5m (標高差592m)
駐車場 神仙沼駐車場に駐車多数可能(但し、この日は湯本温泉側に縦走した)
行 程 神仙沼駐車場→(15分)→神仙沼→(15分)→長沼→(45分)→シャクナゲ岳分岐→(55分)→チセヌプリ山頂→(40分)→湯本分岐→(45分)→湯本温泉登山口(西口)
時 間 登山(約2時間10分) 下山(約1時間25分)
天 候 薄曇り、微風
登山日 ‘13/09/21
分岐で約10分の休憩を取った後、いよいよ山頂を目ざしての上りが始まった。
眼前には我々がこれから登っていく稜線が見えている。
※ 「シャクナゲ岳分岐」から出発して、前方には尾根に出る登山道の筋が見えます。
傾斜はきつくなってきたが、ところどころから下界が見渡せるようになってきた。また、自分たちが上ってきた登山ルートが一本の筋のように見えると共に、背後には「シャクナゲ岳」の山容もくっきりと姿を見せてきた。
※ 振り返ると街が見えました。岩内町の街ではないかと思われます。
※ さらには「シャクナゲ岳」の山容がくっきりと…。その下には我々が登ってきた登山道が…。
ちょうど分岐と山頂の中間くらいだったろうか?参加者の一人が荒い息遣いをしながらギブアップを申し出た。私よりは年配の方のように見えたが、体調が十分ではなかったようだ。
私の方はといえば、尾根コースに出たことによって風を感じることができたことも幸いして順調だった。
※ このような背丈の高い灌木や笹の林を抜けて…。
※ ここでも山野草が…。ツツジ科の「シラタマノキ」(白玉の木)です。
分岐点から登り続けること1時間弱、前方にお椀を伏せたような形が見えてきたなと思ったところが頂上だった。標高1134.2m(登山口からの標高差592m)の山頂に立った。
※ 前方が「チセヌプリ」の頂上です。
※ チセヌプリの頂上の標識です。
この日は快晴ということではなく、見通しは効くがうっすらと靄がかかったような状態だった。山頂からはイワオヌプリやニセコアンヌプリが遠くに望めた。
痛恨事は山頂から火口底にできた二つの沼が見えるというのだったのだが、その沼を見ることなく下山してしまったことだ。パーティーの中で誰一人そのことを話題にする者がいなかったのは不思議である。(その沼の存在を私が知ったのは帰宅してからだった)
※ 山頂から見たイワオヌプリ(手前)とアンヌプリ(後方)です。
山頂に止まったのは約35分間。スタッフが提供してくれたホットココアをいただき、弁当を食べ、記念写真を撮り、と慌ただしく山頂で時間を過ごし下山を開始した。
※ 下山道の「湯元温泉口」へ下りる分岐点です。
下山は登ってきたルートとは反対側の「湯本温泉口」に下りた。「湯本温泉口」へは山頂から同じルートを下りてくると、「シャクナゲ分岐」より手前に「湯本分岐」があり、そこから登ってきたルートとは違ったルートを下りたのだった。このルートが大変だった。数日来の雨の影響が残っていて、登山道はぬかるみ登山靴が水に浸からないようなところを探しながら歩くのが大変だった。
※ 下山道で見た山野草です。ユリ科の「マイヅルソウ」(舞鶴草)です。
※ 下山道では写真のようなぬかるんだ道がいたるところにあり、苦労しました。
下山はほとんど休むことなく下り続け、山頂から約1時間30分後、「湯本温泉口」に降り立った。その後、昆布温泉まで移動して温泉に浸かり疲れを癒してから帰札した。
※ 湯元温泉口(西口)の登山口の標識です。写真に写っている方の服装が私そっくりですが、私ではありません。
今回の登山では私自身の体力をMAXまで上げることなく登山を終えことができたため、苦しさをそれほど覚えることなく楽しめた。それだけチセヌプリが初心者向けの山だったということもいえるが、私の中にこの夏培った登山向けの体力が残っていたということなのかもしれない…。
【チセヌプリ 登山データー】
標 高 1134.5m (標高差592m)
駐車場 神仙沼駐車場に駐車多数可能(但し、この日は湯本温泉側に縦走した)
行 程 神仙沼駐車場→(15分)→神仙沼→(15分)→長沼→(45分)→シャクナゲ岳分岐→(55分)→チセヌプリ山頂→(40分)→湯本分岐→(45分)→湯本温泉登山口(西口)
時 間 登山(約2時間10分) 下山(約1時間25分)
天 候 薄曇り、微風
登山日 ‘13/09/21
夏に培った体力がものをいったことを確認できたのも大きな収穫ではないでしょうか?
冬場はスノーシューなどで、体力維持あるいは向上の季節を迎えますね。
その通りですよ。やっぱ本物にはかないません。久しぶりに登山を楽しみました。
今年の秋も何度かは、と思っていたところ例の熊さん騒動が再発してしまい、今年はこれが最後になるかな?と少しさびしい思いをしております。
今後は冬場のスノーシューです。冬は熊さんも現れないでしょうから…。