想像以上のダメージである。筋肉痛は収まるどころか、昨日以上とさえ思えるほどだ。“春香山”という優しく軽やかなイメージの山は、私にとっては厳しく重たいイメージを残す山となってしまった…。
※ 春山とは違い山野草はそれほど目立たなかった。カメラに収めた3種の花の特定には自信がないが、一応名前を記しておく。
※ ヤマアジサイとか、ガクアジサイと呼ばれている花である。
※ この花はヨツバヒヨドリに似ていると思うが自信はない。
※ この白い花を付けているのはオオハナウドと思われるが…。
「春香山」は札幌からも近く、高さもそれほどなく(906.9m)手ごろな山として一昨年あたりから登りたいと思っていた山だった。ただ私の場合、単独行のため山オヤジ騒動どうしても私を躊躇させていた。
今回はしばらく山オヤジさんのニュースから遠ざかったこともあり、思い切って出かけてみたが不安なところは全く感じなかった。
さて、春香山の中盤「土場」のところから先は、傾斜もきつくなり本格的な登山の様相を呈してきた。
ここにきて味気なかった林道を一気に上ったツケが回ってきたようだった。全身に疲れが回り、ところどころで一息入れないと上れなくなってきた。全身汗だらけである。
登山路脇に咲く紫色や白い山野草がひと時の癒しをくれるが、疲れは増すばかりだった。
30分後に小樽内川方面に向かう分岐点「銭函峠」に着いた。
※ 土場を過ぎた直後にこのような急登のところがあった。
※ 銭函峠の標識です。左へ行くと小樽内川方面、右へ行くと春香山です。
銭函峠からは比較的平坦な道が続く。眼前には春香山のピークも見えてきた。
平坦な道をおよそ15分行くと、東海大学が運営する山小屋「銀嶺荘」に着いた。管理人が常駐していて定員が50人だという。かなり大きな建物だった。
※ 銭函峠を過ぎるとご覧のような平坦なところが現れ、行く手に春香山のピークが望めました。
※ 管理人が常駐している「銀峰荘」の立派な建物です。
銀嶺荘からは最後の上りが待っていた。
最初は融雪時や雨天時にはおそらく上るのも困難になるであろうと思われる水を湛えた沢伝いを行く。
斜度はそれなりにあるが、それほど急ではない。しかし、体力の方は限界だった。数歩上っては一息つくといったありさまだった。山頂は近いはずなのになかなか到達しない。
山頂直下にあった小さな岩場を超えて少し行くと山頂だった。
銀嶺荘から標準では30分で山頂という表示があったが、疲れていた私は40分もかかってようやく到達したのだった。
※ 右側の登山路に誘う春香山への案内標識
※ 写真のように水が溜まったところをしばらく行きます。もっと水が多いところもありました。
※ そこを過ぎるとやや草が生い茂った急坂を進みます。
※ 山頂直前の小さな岩場です。岩場で苦労した定山渓天狗岳を思い出します。
山頂からは片方だけ(石狩湾方面)開けているのだが、薄曇りのため石狩湾は望めず、近くの銭函天狗岳が霞んで見える程度だった。
それにしても春香山はガイドブックのレベルでいうと「初級」の山である。なのに私は予想以上に体力を消耗してしまった。運動不足に加え、加齢による体力の衰えも進行しているようだ。これでは憧れの「羊蹄山」など遠くに霞んでしまいそうだ。
なんとか対策を講じて、憧れの山を目ざしたい。
※ 山頂の標識です。先客が標識のところにどっかり腰を下ろしていました。
※ 山頂からはご覧のように薄曇りのため石狩湾は望めませんでした。前方の尖った山が銭函天狗岳だと思われます。
【春香山 登山データー】
標 高 906.9m
駐車場 登山口のところに路上に2~3台駐車可能
行 程 登山口→(20分)→林道→(40分)→下土場→(30分)→土場→(25分)→銭函峠→(15分)→銀嶺荘→(40分)→春香山山頂
山頂→(20分)→銀嶺荘→(15分)→銭函峠→(10分)→土場→(15分)→下土場→(30分)→林道離れる→(15分)→登山口
時 間 登山(約2時間50分) 下山(約1時間45分)※休憩時間を除く
天 候 薄曇り、無風
登山日 ‘14/07/25
※ 春山とは違い山野草はそれほど目立たなかった。カメラに収めた3種の花の特定には自信がないが、一応名前を記しておく。
※ ヤマアジサイとか、ガクアジサイと呼ばれている花である。
※ この花はヨツバヒヨドリに似ていると思うが自信はない。
※ この白い花を付けているのはオオハナウドと思われるが…。
「春香山」は札幌からも近く、高さもそれほどなく(906.9m)手ごろな山として一昨年あたりから登りたいと思っていた山だった。ただ私の場合、単独行のため山オヤジ騒動どうしても私を躊躇させていた。
今回はしばらく山オヤジさんのニュースから遠ざかったこともあり、思い切って出かけてみたが不安なところは全く感じなかった。
さて、春香山の中盤「土場」のところから先は、傾斜もきつくなり本格的な登山の様相を呈してきた。
ここにきて味気なかった林道を一気に上ったツケが回ってきたようだった。全身に疲れが回り、ところどころで一息入れないと上れなくなってきた。全身汗だらけである。
登山路脇に咲く紫色や白い山野草がひと時の癒しをくれるが、疲れは増すばかりだった。
30分後に小樽内川方面に向かう分岐点「銭函峠」に着いた。
※ 土場を過ぎた直後にこのような急登のところがあった。
※ 銭函峠の標識です。左へ行くと小樽内川方面、右へ行くと春香山です。
銭函峠からは比較的平坦な道が続く。眼前には春香山のピークも見えてきた。
平坦な道をおよそ15分行くと、東海大学が運営する山小屋「銀嶺荘」に着いた。管理人が常駐していて定員が50人だという。かなり大きな建物だった。
※ 銭函峠を過ぎるとご覧のような平坦なところが現れ、行く手に春香山のピークが望めました。
※ 管理人が常駐している「銀峰荘」の立派な建物です。
銀嶺荘からは最後の上りが待っていた。
最初は融雪時や雨天時にはおそらく上るのも困難になるであろうと思われる水を湛えた沢伝いを行く。
斜度はそれなりにあるが、それほど急ではない。しかし、体力の方は限界だった。数歩上っては一息つくといったありさまだった。山頂は近いはずなのになかなか到達しない。
山頂直下にあった小さな岩場を超えて少し行くと山頂だった。
銀嶺荘から標準では30分で山頂という表示があったが、疲れていた私は40分もかかってようやく到達したのだった。
※ 右側の登山路に誘う春香山への案内標識
※ 写真のように水が溜まったところをしばらく行きます。もっと水が多いところもありました。
※ そこを過ぎるとやや草が生い茂った急坂を進みます。
※ 山頂直前の小さな岩場です。岩場で苦労した定山渓天狗岳を思い出します。
山頂からは片方だけ(石狩湾方面)開けているのだが、薄曇りのため石狩湾は望めず、近くの銭函天狗岳が霞んで見える程度だった。
それにしても春香山はガイドブックのレベルでいうと「初級」の山である。なのに私は予想以上に体力を消耗してしまった。運動不足に加え、加齢による体力の衰えも進行しているようだ。これでは憧れの「羊蹄山」など遠くに霞んでしまいそうだ。
なんとか対策を講じて、憧れの山を目ざしたい。
※ 山頂の標識です。先客が標識のところにどっかり腰を下ろしていました。
※ 山頂からはご覧のように薄曇りのため石狩湾は望めませんでした。前方の尖った山が銭函天狗岳だと思われます。
【春香山 登山データー】
標 高 906.9m
駐車場 登山口のところに路上に2~3台駐車可能
行 程 登山口→(20分)→林道→(40分)→下土場→(30分)→土場→(25分)→銭函峠→(15分)→銀嶺荘→(40分)→春香山山頂
山頂→(20分)→銀嶺荘→(15分)→銭函峠→(10分)→土場→(15分)→下土場→(30分)→林道離れる→(15分)→登山口
時 間 登山(約2時間50分) 下山(約1時間45分)※休憩時間を除く
天 候 薄曇り、無風
登山日 ‘14/07/25