鳴り物入りで建設されていた(?)「札幌文化芸術劇場hitaru」がさっぽろ創世スクウェア内に本日オープンしたので、早速駆け付けてみた。なるほど素晴らしい施設である。特に4層構造の観客席がまるでヨーロッパのオペラ劇場を思わせる造りだ。果たして専門家の評価は?
※ 本来であれば、昨日に続き「石狩川河岸遡行トレッキング 5」のレポを投稿予定だったが、本日の話題は旬な話題ということで、割り込ませてレポすることにした。
札幌ではこれまでにない最高の舞台芸術を鑑賞する場として「札幌文化芸術劇場hitaru」が「HTB創世スクエアまつり hitaru で on 披露目・ステージデビュー!」と題して市民に開放された。
新しもの好きとしては人後に落ちない私である。さっそく駆け付けてみた。
すると、私と同じような種族がいるわ、いるわ…、たくさんの市民が詰めかけていた。それだけ期待が大きいということだろうか?
本日はhitaruだけではなく、低層棟と称される札幌文化芸術交流センター、札幌市図書館・情報館も同時にオープンされていた。
※ hitaruの入口のところに掲げられていた落ち着いた感じのエンブレム(?)です。
さて、「札幌文化芸術劇場hitaru」である。
入口からエスカレーター、またはエレベーターによって4階へ上がると、そこがhitaruのエントランスである。なかなか落ち着いた雰囲気のエントランスである。
※ エントランス部分には緑色のカーペットが敷かれていました。右側はクロークです。
そこからさらにエレベーターで上がると、そこがようやく劇場の一階部分に当たる。
観覧席に入る前のホワイエも赤いカーペットが敷き詰められ、鑑賞への期待感を増幅させてくれる雰囲気である。
※ 2・3階部分のホワイエです。渋い赤色のカーペットが落ち着きと華やかさを演出(?)しています。
そのカーペットを踏みしめながら案内嬢に促されて重い扉を押し開けると! ジャーン! そこには素晴らしい空間が広がっていた!全体が渋茶色系の落ち着いた色合いでステージを取り囲むように客席が配置されている。全席2,302席とか…。特に4層に分かれた階段状の客席が新鮮である。前述したようにまるでヨーロッパのオペラ劇場をほうふつとさせる。
※ この角度からの客席の様子がもっともhitaruの客席の様子を感じることができる一枚です。
私は高層階からステージを見てみたいと思った。しかし、本日は2階部分までしか開放していないとのこと。そこで2階部分からステージを見てみることにした。
※ 2階席に移って座席を写しました。座席も渋い赤系統で落ち着きを感じさせます。
すると、2階部分の前席の方だと全体が見渡せて、かえって1階部分より良く感じたのだがどうなのだろうか?(ということは、3階、4階でも前方の席は良い席となるが…)
※ 2階前方の席からステージを望んだところです。最も会場全体が見渡せそうな席に思いましたが…。
ステージでは市内のアマチュアアーテストが次から次へとさまざまなパフォーマンスを繰り広げていた。私が行ったときには、競技社交ダンス、フルートの演奏などが行われていた。
※ 2階席から、3階、4階を望んだところです。
一見したかぎり、期待に違わぬ素晴らしい劇場が誕生したと思う。あまり高尚なステージは私には縁遠いが、そうしたものばかりではないだろう。時にはこの新施設で鑑賞を楽しんでみたいものである。
ところで、素人目からではなく、ステージで演じたり、演出したりする側から言わせると新施設はどうなのだろうか? その評価はこれから下されるのだろうが、一札幌市民としては良い評価が下されることを願いたいものである。
※ 札幌市図書館・情報館の一部です。たくさんの人たちが読書を楽しんでいます。
※ 同じく図書館・情報館のREADING ROOMだそうです。
さらには、「hitaru」という愛称についてはどうだろうか?
札幌市内では「キタラ」、「かでる」、「ちえりあ」などは市民権を得たように思えるのだが、「ヒロバ」と名付けられたのはどこだったっけ?というような施設もある。「hitaru」はどうかなぁ~?