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家庭用ゲーム機の変遷を見る

2024-04-05 19:05:02 | 作品展・展覧会等
 ゲーム機についてはとんと関心のない私だが、北大総合博物館の企画展を覗いてみた。題して「GAME START Ⅱ」とあった。展示室にはどこかで見た覚えのあるようなゲーム機がたくさん展示されていた…。
      

 昨日(4月4日)、特の予定のなかった私は北海道新聞の「イベント情報検索」で表記企画展が開催中なのを知って、ウォーキングを兼ねて覗いてみることにした。
 企画展というので大々的に開催されているのかと思っていたが、想像とは違い博物館の一つのコーナーでささやかに開催されているものだった。
 企画展のテーマは「これからのゲーム展を考える」というもので、博物館は「ビデオゲーム・アーカイブ」にどのように寄与できるかを模索していくものとして企画した、ということだった。
 そこで今回は全国の博物館でこれまでゲーム展として開催されたことを調べ上げたうえで、取り上げられたゲーム機をランキングして展示したそうである。展示されていたゲーム機は全部で9台あった。
 その全て機種のデータをメモすることはできなかったが、№1~№3を並べてみると…、
 ◇第1位 ファミリーコンピュータ(任天堂) 14,800円
      1987年7月15日発売   販売数 1,935万台
   

 ◇第2位 スーパーファミコン(任天堂)      25,000円
      1990年11月21日発売   販売数 1,717万台
   

 ◇第3位 ゲームボーイ(任天堂)      12,500円
      1989年4月21日発売   販売数 3,247万台
   

 以上がベスト3だが、いずれも任天堂が開発、発売したものであるのが目を惹く。特に「ファミリーコンピュータ」は、それまでのゲーム機のイメージを覆すような高性能を誇り、その販売台数からいっても時代を画したゲーム機ということで多くの博物館が取り上げたのだろう。
 販売台数から見ると、ベスト3には入らなかったが1994年12月に発売された「Play Station」(ソニーコンピュータエンターテイメント)が1,941万台を売り上げている。
   

 こうして見てくると1980年代末から1990年代にかけてゲーム機の世界では日本製が世界を席巻していたことがうかがえる。
 ゲームに熱中された方にはどの機器も懐かしく思い出されるのではないだろうか?そして今、ゲーム機はどのように進化を遂げているのだろうか?現在の製造、販売会社の趨勢は?
 今回の企画展は今から3~40年前を振り返るアーカイブ展だったが、その後の変遷についてもいつか見てみたいものである。


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