「たまごかけごはん」がこんなに美味しいものなんだと初めて知った思いだった。長時間寒い戸外に並んでようやく入店できた「きのとやファーム店」に併設された「きのとやカフェ」で卵かけご飯に舌鼓を打った…。
※ 行列に並んでいるときにスタッフから手渡されたオープンのパンフレット
久々の食(店)レポである。洋菓子の専門店「きのとや」が新しいコンセプトの店をオープンしたと聞いた。そのコンセプトとは…
おいしいお菓子のために、始めたこと。
お菓子作りに必要な主な素材は、たまご、ミルク、バター、生クリーム、佐藤、小麦粉など、酪農や農業から授かる“大地の恵み”です。なかでも「たまご」と「ミルク」にこだわり、きのとやは、直営の養鶏農場と酪農農場「ユートピア」を始めました。
“おいしいたまごとミルクから、おいしいお菓子を作る”そんな夢がふくらんで、きのとやファーム店が誕生しました。
※ 「きのとやファーム店」の全景ですが、よ~く見てください。店の周りを入店を待つ客が並んでいます。
新しもの好きの私は車で40分かけて清田地区に開店した「きのとやファーム店」に向かった。すると店の前は長蛇の列だった。いまさら引き返せない。寒空の列に並ぶこと50分、ようやく店内には入れたのだが、店内でもまたまた長蛇の列…、菓子を購入できるところまで到達するのにさらに30分はみてほしいとスタッフが言っていた。すると意外や意外!併設のカフェの方は直ぐには入れるというではないか!「きのとやファーム店」限定品(オムレット、たまごプリンなど)がすでに売り切れと知らされていたこともあり、急遽予定を変更してカフェに直行した。
※「きのとやカフェ」です。こじんまりした客席20席程度の店内です。
※ カフェから見える庭です。外側から撮っています。夏にはテラス席もできるようです。
カフェでのねらいは、このカフェの呼び物の一つ「ユートピアのたまごかけごはん」(税込み500円)である。私は迷いなく卵かけご飯と「たまごポテトサラダ」、「ユートピアのおいしい牛乳」をオーダーした。
やがて提供された「ユートピアのたまごかけごはん」は、ごはんが普通盛り、たまご2個、香の物4品にほうじ茶が付いていた。(スタッフからはごはんが1杯までおかわりできますという案内があった)
※ これが絶品の「ユートピアのたまごかけごはん」です。左上は特注の「たまごポテトサラダ」です。
※ お勧めの「ユートピアのおいしい牛乳」です。
たまごをかき混ぜて解き、醤油(こだわりの醤油とか)を軽くかけて、さっそくいただいたところ、これが旨い!! 私はふだんの生活で卵かけご飯など食べることがない。数年に一度日本旅館に泊まったときの朝食に生卵が付いてきたときに食べるくらいで、どちらかというと苦手にしていたのだが…。それがなんの副食品もないのにすいすいと喉を通るのだ。香の物4品もそれぞれ上品で口直しにはちょうど良かった。たまごが2個付いているということは「おかわりをどうぞ!」という意味と解するが、それほどお腹が空いていたわけではなかった私はおかわりは辞退した。
「たまごポテトサラダ」はゆで卵がたっぷりと入っていたが、これは必ずしも必要がなかったかな?という感じである。食後に出してもらった「ユートピアのおいしい牛乳」はくせがなく美味しい味だった。牛乳もふだんはほとんど飲まない。しかし、着席した際に「ユートピアのおいしい放牧牛乳」との案内があったので、試しにとオーダーしたのだが、キャッチコピーに偽りはなかった。
レジで精算を済ませると、オープン記念ということで「ユートピアのおいしいたまご4個入」がプレゼントされた。
※「きのとやファーム店」限定の左から、「オムレット」、「たまごのプリン」、「プレミアムザクザク」です。(HPから拝借)
清田地区は我が家からはちょっと遠いが、限定品の「おいしいたまごのオムレット」(税込324円)、「おいしいたまごのプリン」(358円)、「放牧牛乳のプレミアムザクザク」(270円)、近日発売予定という「ユートピアのおいしい飲むヨーグルト」(価格未定)を試食・試飲するために是非とも再訪したいと思っている。
※ こちらもHPから拝借したいかにも美味しそうに見える「ユートピアのたまごかけごはん」です。(さすがにプロですね)