田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌Cafe紀行 №116 plantation

2012-05-18 23:26:32 | 札幌Cafe紀行
 札幌のカフェ界に話題を提供続ける森彦の4号店である。期待に違わぬ斬新なアイデアがいたるところに感じられるカフェだった。それにしてもplantationとは直訳すると、大規模農園…。おじさんにはいつまでもその解が見つからないネーミングだった。 

 「森彦」が4号店を昨年オープンしたとカフェ本に出ていた。3号店の「D × M」もかなり斬新だったが、それを凌ぐほどオリジナルティ溢れた店のようである。
 おじさん二人は野幌森林公園で行われた講座の後、ランチを兼ねて訪れた。

          
          ※ ご覧のように入口は工場か倉庫かと見紛うばかりです。

 外観がまるで倉庫のようである。外から見てカフェとは思えない造りは「D × M」と同じである。中へ入ってさらに驚かされる。なぜか木製の長い椅子が並べられ、その奥にフランス製のシトロエンが鎮座しているといった具合である。そしてその奥に入口があった。

          
          ※ 中にはかなり以前に街中を走っていたシトロエンが…。

 扉を開け店内に入ると、まるで工場に入ったのかと見紛うばかりの大きなコーヒー焙煎機が置いてある。店を出るときにスタッフに伺うと現役の焙煎機で毎日稼働しているという。
 1階部分は森彦の豆を直売するコーナーや厨房だけで、カフェスペースは2階部分にあった。(カフェ本によると一階には立ち飲みスペースのカウンターがあるらしい)

          
          ※ そしてカフェスペースは大きな焙煎機の横の階段を上って…。

 2階に上がると外部からの明かりは閉ざされ、間接照明だけのやや暗い空間が広がっていた。昼時とあって客席は混みあっていたが、私たちは中央の大テーブルの空いた席に腰を下ろした。
 落ち着いた後、周りを見回してみると何やら全てが何か意味のあるようなディスプレイが施されている。しかし、客が多いとあって一つ一つを確かめることは躊躇われた。

          
          ※ カフェスペースは写真のように薄暗い雰囲気で…。

 ランチ時、私は「ランチプレートバスタ」(1,000円)とセットのコーヒー(200円)をオーダーした。
 バスタはトマトベースでやや固茹でなかなか美味しい味だった。イタリアンの専門店と比べても遜色ない。ほど良い大きさのパンもgood。気に入ったのがハムも入った野菜サラダだ。そして添えられていた自家製ピクルスも良かった。

          
          ※ 光が弱いためパスタやサラダの写りが悪いですが、味はお勧めです。

 コーヒーはエスプレッソかアメリカーノということだったが、エスプレッソを薄めたアメリカーノにした。薄めたとはいっても私の舌には十分の苦味だった。しかし、これも少量ずつ味わうとコーヒー独特の美味さがじわっと口の中に広がってきた。

          
          ※ 私たちの前にはこんな生花が飾られていて…。

 ただ店の造りが斬新なだけでなく、提供されるドリンクやフードも確かな味のPlantationは注目の店の一つである。

                
                ※ 2階に届かんばかりの大きな現役の焙煎機です。

 それにしても「plantation」と名付けた意味は何なんでしょうね??

【plantation データー】
札幌市白石区菊水8条2丁目1-32
電  話 011-827-8868
営業時間 11:00 ~ 22:30       
定休日  水曜日
座 席  31席
駐車場  有(15台)
入店日  ‘12/05/15




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
斬新 (ちゃんこま)
2012-05-19 08:00:39
 カフェも斬新さを追求していろいろなカフェのスタイルがあるようです。今回のカフェは、なんかガレージの中の空間を改良した新しさを追求していったような感じがあるのではないでしょうか?
 あまり明るくない空間のほうが落ち着いて会話ができるということで光を遮ったカフェも依然たくさんありましたし、逆に太陽光をガラス全体で取り入れるというカフェもありました。
Re:斬新 (マル)
2012-05-20 00:44:32
 カフェというカテゴリーはいったいどのように表現したら良いのでしょうね?
 本当に一言では表現できないほど多種多様で、実にたくさんのコンセプトがそこには存在しているようです。
 そこの一つ一つを体験してみるのが、cafe紀行の醍醐味だと思って続けております。

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