田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市のパークゴルフ場めぐり〈4〉前田森林公園コース

2020-07-22 16:30:31 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 ここまで体験した3つのコースと違い、有料の上に、27ホールという大きなパークゴルフ場で、コースの整備状況も良く、気持ち良くプレーすることができた「前田森林公園コース」だった。

   

   ※ 前田森林公園コースの三つのコースの概要が記された案内板です。

 「前田森林公園」はこれまで夏冬に関わらず何度も訪れていたが、パークゴルフ場の存在は知らなかった。というのも、パークゴルフ場は私が公園と認識していた箇所とは別の小さな道路一つ隔てたところに存在していたからだ。パークゴルフ場は公園部分とは同じ「新川」沿いにあったのだが、私はやや迷った末に、無事に大きな駐車場に車を乗り入れることができた。

 コースの入り口には立派なクラブハウスが建っていた。中には休憩所、売店(食堂併設だったが現在は閉鎖されていた)、トイレ、チケット売り場などが入っていた。

   ※ クラブハウスを写真に収めることを失念してしまいました。

 有料のコースは初めてなので、チケット売り場の係員に利用方法を教えていただいた。

 それによると「前田森林公園コース」は「サクラ」、「シラカバ」、「ナナカマド」と9ホールのコース3コースあった。そこを標準では2コース18ホールを回るのに一般で300円だという。65歳以上は3割引で210円である。全コース回ったり、さらに長くプレーしたりするにはそれに応じた料金が設定されている。

   

   ※ ティーグランドにはこのようにコースの長さ、標準打数(パー)が記されています。

 私は標準で2コースを回ることを希望した。すると、係員は初めての私に対して「シラカバ」が初心者向き、「ナナカマド」がロングコース、「サクラ」が丘陵コースと教えてくれた。私は「シラカバ」と「ナナカマド」をチョイスする旨を伝えた。

   

   ※ グリーン周りは芝が短く刈られています。でももう少し短くてもいいかな?

 最初に「シラカバ」コースに入ると、先にプレーしようと準備していた人たちが「独りですか?」と確認すると、「先にプレーしてください」と先を譲ってくれた。独りプレーは進行が速いので、こうしたマナーが自然に出来ているのかもしれない。

   

   ※ 平日でしたが、多くの人がプレーを楽しんでいました。

 コースは良く整備されていて、フェアウェイはきっちりと芝が刈りこまれており、ラフとの違いがはっきりしていた。また、グリーンは本来のゴルフ場ほど完ぺきではないが、ボールが良く転がるように整備されていた。

   

   ※ フェアウェイとラフではボールの転がりが全く違います。 

 私は初心者ゆえにボールが真っすぐに飛んでいかない。するとラフに捕まり、その後に苦労をして初心者コースであるはずなのにオーバー3で36打も叩いてしまった。反対にロングコースという「ナナカマド」コースではアンダー6の27で終えることができた。これはなぜだろうか?初心者ゆえの気まぐれのような気がする。

   

   ※ グリーン周りは整備前だったのでしょうか?芝がやや長いように思われます。

 この日、無料コースと有料コースの両方を体験し、やはり気持ち良くプレーするにはコースが整備された有料コースに人々は集まるのではないか、との印象を私は持ったのだが…。しかし、拙速な結論を導き出すのはよそう。まだまだ多くのコースを訪れる中でこの問いを考えていきたいと思う。       

〔住   所〕手稲区手稲前田482番地

〔コース概要〕・27ホール、パー99  総延長約1,554m

〔休   日〕なし(毎木曜日は整備日のため18ホールのみ開放)  

〔利用時間〕8:00~17:00   〔駐車場〕あり(574台)

〔プレー料金〕・18ホール 一般300円、小中学生150円、65歳以上210円 他に回数券、一日券など有り

〔問い合わせ〕前田森林公園管理事務所☎681-3940

〔訪問日&私の成績〕20/7/13   63/66

 

 


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈3〉曙西緑地コース

2020-07-20 14:54:19 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 「曙西緑地コース」は正直に言うと「パークゴルフコースとしての使命は終わったかな?」という印象を与えてくれたコースだった。プレーしている人がいることを想像できないくらいコースは荒れていた。

 「都市緑地めぐり」で私は6月の初めに曙緑地を訪れていたが、その際に緑地内にパークゴルフコースがあることを認識していた。そして、そのコースを見たとき「これは使われなくなっているコースだな」とその時思っていた。その時のレポで私は「明らかにここ数年は使われていないように見えた。」と記した。

 それが「パークゴルフ場マップ」を入手して調べてみると、この「曙西緑地コース」も登録されていることを知った。そこで私はコースを管理する「手稲区土木部」に問い合わせてみた。すると、回数は少ないが定期的にコースの芝刈りは行っているとの回答だった。その回答を得て、「曙西緑地コース」向かったのだが…。

   

 その曙緑地の位置を説明するのは難しい。「JR星置駅」に近く、「手稲区土木部」や「札幌運転免許試験場」の隣とだけ説明しておこう。

 さて、その「曙西緑地コース」だが、「ここ数年使われなくなっているのでは?」という当初の印象を覆してくれるものではなかった。まず、ティーグランドにティーが備えられていなかった。私はティーを所持していない。仕方ないのでグランドに直接ボールを置いて打たざるを得なかった。

   

   ※ 右奥がティーグランドなのだが、ティーは用意されていなかった。

 芝の方も伸び放題という感じで、およそプレーを楽しんでくださいという状態ではなかった。コースの延長も240mと、市内では最短のコースということもあり、利用する人がいないというのが現状なのかもしれない。コースの環境としては木々が茂っていて環境的には良いコースではと思うのだが、残念である。

   

   ※ カップがありますが、とてもグリーン周りとは言えない草も野花も伸び放題でした。

 芝が伸び放題では私の成績も惨憺たるものだった。

   

   ※ コースは木が生い茂り、途中にはオブジェが置かれたり、素敵な設計なのですが…。

〔住   所〕手稲区曙5条5丁目

〔コース概要〕・9ホール、パー33、総延長約240m

〔休   日〕水・木曜日  〔利用時間〕8:00~17:00

〔プレー料金〕無料   〔駐車場〕あり(42台)

〔問い合わせ〕手稲区土木部☎681-4011

〔訪問日&私の成績〕20/7/13   38/33

 


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈2〉明日風公園コース

2020-07-18 16:55:23 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 手稲地区のニュータウン、明日風地区にできた「明日風公園」内に造成されたパークゴルフコースである。「明日風」という名が現代的な響きを感ずるが、周りは新興住宅が立ち並ぶ新しい住宅街だった。

 「明日風公園コース」は、「星観緑地コース」と同じ「下手稲通」を5分ほど東に寄ったところにある「明日風公園」内にあった。周りは新興住宅が立ち並ぶニュータウンの様相を呈したところだった。「明日風公園」はその中心に面積47,500㎡強と割合広く広がる公園で、地域の人々が憩うさまざまな仕掛けが施されている公園だった。

   

   ※ 明日風公園の一角です。こちらは芝生の丘、あちら側には子ども用の遊具が…。

 その公園内の一角にパークゴルフの「明日風公園コース」が造成されていた。

 コース内にはテニスコートも併設されているため、テニスコートで大きく二分されるように造られていた。

   

           ※ 明日風公園パークゴルフ場の案内図が立てられていました。

 コースは「星観緑地コース」よりさらに短く、やや物足りない感じがした。また、芝生の状態もクローバーが進出してけっして良い状態とは言えないコースだった。

   

   ※ コースはご覧のようにクローバーが密生していて良いコンディションではありません。

 ただティーグランドが他とは違い(?)しっかりとした素材でできていて打ちやすいティーグランドになっていた。コースの魅力にやや欠けるところもあるからだろうか?プレーをしていた人は一人の婦人が同じところで何度も打って練習をしていた人以外は見当たらなかった。

    

   ※ ティーグランドがしっかり造られているのが印象的でした。

 近くに有料ではあるが、質の良いパークゴルフ場が存在するので、それも致し方ないことか?私は9ホールを体験して、早々に引き上げた。感想としては「う~ん」といったところか?

       ※ ご覧のようにグリーン周りも整備された状態ではありませんでした。                                                                          

〔住   所〕手稲区明日風2丁目

〔コース概要〕・9ホール、パー33、総延長約382m

〔休   日〕火曜日  〔利用時間〕7:00~17:00

〔プレー料金〕無料   〔駐車場〕あり(20台)

〔問い合わせ〕前田森林公園管理事務所☎681-3940

〔訪問日&私の成績〕20/7/13   28/33

 

 


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈1〉星観緑地コース

2020-07-16 16:51:37 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 札幌市と小樽市が隣り合う、札幌市の最西端に位置する星観緑地にあるパークゴルフ場「星観緑地コース」は小さなコースながらも良く整備されていて気持ちの良いコースだった。平日だったがけっこうな人たちがプレーを楽しんでいた。

 記念すべき「札幌市のパークゴルフ場めぐり」の第1弾に選んだのは、札幌市の最西端に位置する「星観緑地コース」だった。

 私は札幌市のパークゴルフ場マップの全体図を見て、特に根拠はなかったが「西から攻めてみよう」と考えた。そうすると、「星観緑地コース」が小樽市と市境を接する最西端に位置していたのだ。

   

   ※ 入り口にはコースの全体図、エチケット、コース概要などの案内板がありました。

 私のところから「星観緑地コース」に行くには、札幌市内を環状に走る環状線から「下手稲通」に入り、ひたすらその道を西に向かって走ると良い。私の住居は環状線内にあるが、そこから車で約40分走ると道路標示に「星観駅」の案内が出て、そこを通過して「星函橋」を渡ってすぐ左側に星観緑地があり、入口のところに駐車場がある。

   

   ※ コース内の休憩所ではプレーを終えた(?)ご婦人が談笑していました。

 駐車場から緑地内に入っていくと、直ぐにパークゴルフ場が広がっていた。

 コース内では何組かの人たちがプレーをしていた。プレー料金が無料ということもあり、特に係の人とかスタッフは見当たらない。入口に来場者に対して住所・年代の記入を求めていたので、そこに記入をして早速1番ホールのティーグランドに立った。

   

   ※ 1ホールのティーグランドです。緑が濃いのがコースの特徴です。

 そこからは本当に久しぶりに1プレイヤーとしてパークゴルフを楽しんだ。とはいっても、9ホールで、総延長が約467mの小さなパークゴルフ場である。30分もかからずにアッという間に終わってしまった。

   

   ※ 2番のグリーン周りですが、本来ならもっと芝を短くカットしているのですが…。

 パークゴルフ場としての印象は小さいながらコース内に木も植わっていて、環境としては恵まれていて気持ちよくプレーできるコースである。ただし、グリーンの状態は無料ということが影響しているのか、必ずしも良いとは言えない状態だった。でも「ちょっと楽しもうか?」というような方には十分なパークゴルフ場と言えるだろう。

   

   ※ コース途中にはこのような休憩所も設けられていました。

〔住   所〕手稲区星置317番地

〔コース概要〕・9ホール、パー33、総延長約467m

〔休   日〕水曜日  〔利用時間〕8:00~17:00

〔プレー料金〕無料   〔駐車場〕あり(130台)

〔問い合わせ〕星観緑地管理事務所☎686-0680

 

〔訪問日&私の成績〕20/7/13   34/33


札幌市パークゴルフ場めぐり プロローグ

2020-07-14 15:18:24 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 札幌市の「都市緑地めぐり」の中でパークゴルフをネガティブに語っていた私がパークゴルフ場めぐりを始めるって!?まったく噴飯ものである。いやいやこれが田舎オヤジの真骨頂!朝令暮改はお手の物。興味が沸けば豹変することに何の躊躇もしないのである。それではパークゴルフ場めぐりの始まり!始ま~り!

   

 ※ 有料パークゴルフ場の一つ「豊平川緑地パークゴルフコース」(南7条大橋左岸)です。

 札幌市の「都市緑化めぐり」が終盤を迎えたころ、「さあて、次は何をテーマにしようかな?」とあれこれ思案を巡らせていた。そんな時に札幌市が発行する「パークゴルフ場マップ」なるものの存在を知った。それによると、札幌市内には合計65ヵ所のパークゴルフ場があることが判った。(うち3か所は地域が運営するもの、1ヵ所が札幌市の公募に応じて民間が運営するものがある。他は全て札幌市が直接管轄している。)

   

   ※ 札幌市建設局「みどりの管理課」において入手した「パークゴルフ場マップ」です。

 「これらのパークゴルフ場を実際にプレーしながらレポするのは、私のブログのコンセプトにも合致するなぁ」と思い始めた。パークゴルフについては、現職時代に職種の親睦交流などで何度かプレーしたことがあり、付き合いでマイクラブも購入していた。しかし、退職してからはほとんどプレーすることはなかった。

 それなのに今さら何故か?と問われると、答える術もないのだが、最近体力的な衰えをとみに自覚することが多くなってきて「パークゴルフ程度が適度な運動かなぁ?」と思い始めている節がある。(パークゴルフもそれなりに体力が必要だが…)もちろんまだまだ山登りも歩き旅に対する意欲も失ってはいないのだが…。

 というわけで熱中するというわけではなく、特に予定がないときなどに気軽にパークゴルフ場に出向いて1プレーをしてみて、そこのパークゴルフ場の印象を語ってみたいと思っている。

 今のところ全65ヵ所を今年と来年くらいで全てを訪れることができたら、と考えている。実は昨日、ネット上で確認した数か所のパークゴルフ場を巡ってきたのだが、本日札幌市の建設局みどりの推進部「みどりの管理課」まで出向いて「パークゴルフ場マップ」を入手してきた。その中で意外なことを発見した。というのも有料のパークゴルフ場は17ヵ所しかないことが判ったのだ。意外や意外である。私はもっと有料のところが多いと思っていた。

   

   ※ マップを見開くと、全てのパークゴルフ場の位置が掲載され、その横や裏にパークゴルフ場の詳細な情報が掲載されていました。

 パークゴルフも誕生してから37年を迎え、成熟期に入ったといえるのではないか。そうするとプレーする人もより良い環境を選択するのではないかと思っていたので、いまだに無料のパークゴルフ場が多数を占めていることに少々驚いた。「安かろう、悪かろう」ではないと思われるが、そのあたりの違いも見定めたいと思っている。

 さあ~て、どんなことになりますやら…。札幌市のパークゴルフ場めぐりの始まり!始ま~り!である。

※ 原稿を作成後に、札幌市には65ヵ所の札幌市と関わりのあるパークゴルフ場と、その他に4ヵ所の完全民営化のパークゴルフ場が存在することが判明した。しかし、当面は当初予定通りに前記の65ヵ所を巡ることにしたいと思う。