ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪郡下諏訪町の八島湿原では、ノビタキの群れに出会いました

2017年07月18日 | 旅行
 長野県諏訪郡下諏訪町の霧ヶ峰高原にある八島湿原では、ゼンテイカをはじめとする山野草が花を咲かせ、チョウなどの昆虫が舞い飛ぶ、夏らしい景色になっています。

 標高1630メートルの八島湿原の西端にある入り口から、南側の山麓沿いの木道を進んだ話の続きです。

 西端にある入り口近くから見える八島池の一部です。



 南側の木道を20分程度、進むと、木々が森陰をつくる林ゾーンに出ます。今回、その林ゾーン入り口の湿原側に多数いたノビタキの群れに出会いました。

 木々が木陰をつくる林ゾーンの湿原側には、木道のすぐ近くでは、シダ類が茂り、その内側は湿原です。そのシダ類と湿原に生えているレンゲツツジなどの低木との間に、ノビタキが10数羽いて、動き回っています。

 コバイケイソウのような植物の上に留まったノビタキのメスです。これは成鳥(親鳥)だと思います。







 シダ類の何かに留まったノビタキのメスです(たぶんですが・・)





 カラマツソウ(たぶん)の枝に留まったノビタキのメスです。



 この近くでは、産毛のような羽根がまだふわふわした幼鳥が10羽ほど、動き回っています。鳴き声は良く聞こえます。

 この幼鳥たちは、目立つ低木の上などには留まりません。

 林の木の枝に留まった幼鳥です。



 こんな目立つところに出てくる幼鳥は、ほとんどいません。

 推測ですが、シダ類が茂った中に、ノビタキの巣がいくつかあり、この巣から幼鳥が巣立ち始めたところと推定しました。

 木々が木陰をつくる林ゾーンの中を通る木道の上に、動物(タヌキやイタチなど)の糞があり、その糞にジャノメチョウのようなチョウがたかっています。



 動物の糞がお嫌いな方は、この画像はパスしてください。

 林ゾーンの木道に入る手前の山麓側に咲いていた、群生するアヤメの花です。


 
 八島湿原では、日々に山野草が花を咲かせ、そしてしぼみ、実をつくる作業を進めています。

長野県諏訪郡下諏訪町の八島湿原では、さまざまな山野草が花を咲かせています

2017年07月17日 | 旅行
 長野県諏訪郡下諏訪町の霧ヶ峰高原にある八島湿原では、ゼンテイカをはじめとする山野草が花を咲かせています。

 標高1630メートルの八島湿原の西端にある入り口から、南側の山麓沿いの木道を進んだ話の続きです。

 南側の木道沿いの山麓側では、ゼンテイカ(通称、ニッコウキスゲ)やイブキトラノオ、カラマツソウなどが花を咲かせています。



 その木道の周囲では、カラマツソウが群生して花を咲かせています。

 背の高いオオカサモチの花も目立ちます。



 その内に、シシウドも育ってくると推定されます。

 キバナノヤマオダマキが花を咲かせ始めています。



 ノアザミも蕾を膨らませています。



 南側の木道沿いの中程にある、毎年、ヤナギランが群生する草原部分では、ヤナギランが花をいくらか咲かせ始めています。



 ヤナギランの花が満開になるには、もう少し、時間がかかりそうです。

 ウツボグサもいくらか花を咲かせ始めています。



 南側の木道沿いに南東方向に進むと、旧御射山遺跡の草原にでます。そろそろ。この辺りではマルバダケブキの黄色い花が咲くことですが、今回はまだ咲いていませんでした。

 この辺りでも、ウラギンスジヒョウモン(あるいはミドリヒョウモン)と推定されるタテハチョウがいくらか飛んでいます。



 この旧御射山遺跡の草原の南東方向の先には、車山高原が見えています。





 車山肩から北西方向に下りてくると、この旧御射山遺跡の草原に出ます。

 この時も、数人のトレッキングパーティーの方々が次々と下りて来ました。

 霧が晴れた八島湿原の湿地帯では、コバイケイソウが花を咲かせています。



 あちこちで咲いているコバイケイソウは、花期が過ぎつつある様子です。

 今回の八島湿原の散策では、華麗なキンバイソウの花を見つけられませんでした。キンバイソウの花を観察するために、再訪する必要があると感じています。

長野県諏訪郡下諏訪町の八島湿原の南側山麓では、ゼンテイカがよく咲いています

2017年07月17日 | 旅行
 長野県諏訪郡下諏訪町の霧ヶ峰高原にある八島湿原では、ゼンテイカなどの山野草が咲き始め、トレッキングする方が増えています。

 午前6時30分ごろに到着した八島湿原は、全体が薄い霧の中でした。流れて来る霧が、八島湿原全体を覆っています。





 八島湿原の標高は1630メートルです。

 八島湿原の西端にある入り口から、南側の山麓沿いの木道を進みます。その木道から見た八島湿原の湿地帯などは、まだ薄い霧が流れています。

 南側の山麓沿いの木道の先の南東方向には、車山(標高1925メートル)がそびえています。

 南側の山麓沿いの斜面では、ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)やイブキトラノオなどの山野草が花をたくさんほぼ咲かせています。



 ゼンテイカはほぼ満開に近い感じです。霧ヶ峰高原の夏の草原らしい風景になっています。





 イブキトラノオには、ウラギンスジヒョウモン(あるいはミドリヒョウモン)と推定されるタテハチョウが密を吸いに来ています。





 山麓の草原では、ノハナショウブの濃い紫色の花が咲き始めました。



 先に咲き始めていたアヤメも、まだいくらか咲いています。



 アヤメとノハナショウブが一緒に競演する風景は、夏らしいものです。

 午前9時ごろには、八島湿原は霧が消えて、快晴になりました。南東方向の奧にそびえている車山の山頂付近が見えています。



 ここ3連休の天候の変化がよく読めないためか、この日は八島湿原に訪れるトレッキングする方が予想よりは少ないとの印象を持ちました。

 標高が高いので、晴れていても、八島湿原はとても過ごしやすい気温です。

長野県諏訪市の山麓にある霧ケ峰富士見台から、富士山を見ることができました

2017年07月16日 | 旅行
 長野県諏訪市四賀霧ケ峰にある霧ケ峰富士見台から、富士山を見ることができました。ここから夏に富士山を見るのは久しぶりです。

 車山高原で咲いているゼンテイカ(通称、ニッコウキスゲ)見物の方が増えたために、ビーナスラインが混み始める時間帯になる前に、霧ケ峰富士見台に行ってきました。

 ここから西側は諏訪市です。東側は茅野市北山です。

 車山(標高1925メートル)の頂上付近には、西側から薄い霧が流れてきます。





 午前6時前ですが、霧ケ峰富士見台の駐車場には、10数台の乗用車などが留まっています。向かい側の、ゼンテイカがよく咲いている山麓側には、上っている方が既にいます。

 山麓側では、ゼンテイカがたくさん咲いています。





 霧ケ峰富士見台からは、南アルプスの名峰が望めます。



 早朝のため、霧がまだ流れています。南アルプスの名峰の手前にある茅野市市街地には、薄い霧・雲がかかっています。

 南アルプスの山々の南側(左側)に富士山が見えています。





 最初は、霧などでいくらかぼっーとした姿でしたが、次第によく見えてきました。

 車山の東側には、八ヶ岳連山がシルエットになって見えています。



 霧ヶ峰高原の奧には、北アルプスの峰々の一部を見ることができました。



 霧ヶ峰高原・車山高原から南アルプスや北アルプスなどの名峰を見ることができます。

群馬県富岡市妙義町の田んぼの畔では、ヤブカンゾが花を咲かせています

2017年07月15日 | 旅行
 群馬県富岡市妙義町辺りでは、田んぼの畔に、ヤブカンゾが花を咲かせ始めました。青々とした水田に、オレンジ色のヤブカンゾの花が咲くと、夏らしさを感じる風景です。

 群馬県南部の富岡市から高崎市辺りにかけては、先月までムギ畑は麦秋を迎えていました。

 そのムギ畑を今度は水田に変えたようで、田植え直後、あるいは田植え中に見える水田が所々にあります。









 妙義山系から流れ出した高田川は西から東に流れています。その高田川沿いに水田が広がっています。

 水田の畔に、ヤブカンゾが花を咲かせています。





 緑一色の水田地帯では、オレンジ色のノカンゾの花が目立ちます。



 このノカンゾも花は一日でしおれて、次の花が咲く“一日花”のようです。



 埼玉県内では、水田はイネがびっしりと成長し、緑のベルトになっています。水田の地面は見えません。

 これに対して、富岡市郊外の水田は、田植え時期が遅いようで、まだ水田の水や地面などが見える程度に、イネが育っている部分があります。

 イネの中の遅く植える品種だと推定しています。どんな品種かは知識がありません。

 富岡市から高崎市・藤岡市にかけて、ムギ畑が麦秋を迎えている話は弊ブログの2017年6月15日編をご参照してください。