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ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙などが報じている、ドイツのアウディの自動運転機能車を調べてみました

2017年07月19日 | イノベーション
 2017年7月12日に発行された日本経済新聞紙の夕刊は、ドイツのアウディが、自動運転機能のレベル3を搭載した最上位モデル「A8」を今秋から市販することなったと報じています。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「アウディ自動運転車、影の主役は低コストHV」と報じています。



 ドイツのフォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車自動車メーカーのアウディは、最上位車種「A8」に自動車が主体的に機能する自動運転機能の「レベル3」を搭載したモデルを今秋から販売すると発表しました。



 日本経済新聞紙の記事では、この話題を集める自動運転車登場の裏側では、もう一つ注目される電動化技術があると伝えています。アウディが新モデルに標準搭載するハイブリッドシステムが低コスト版になっていることです。このハイブリッドシステムは従来の半分に低コスト化されていると分析します。ハイブリッド車の事業化で先行した日本の自動車メーカー勢に対抗すべく、欧州の自動車メーカーが巻き返しに動き出した動きの一つと解説します。

 さて、アウディが最上位車種「A8」に搭載する自動運転機能の「レベル3」は、ドイツのアウトバーンなどの高速道路で、時速60キロメートル以下と低速の時に、自動車が主体的に自動運転し、運転者はステアリングホイールを手放しで運転できると伝えています。

 アウトバーンで時速60キロメートルの渋滞状態とは、都市部のごく一部で発生する渋滞の事態で、アウトバーンでは、あまり自動運転状態を適用することは無いと思います。

 この疑問に対して、Webサイトを調べてみると、日経ビジネスオンラインの中に、この自動運転車を発表した時の開発責任者のインタビュー記事がありました。

 この記事によると、アウディがスペインのバルセロナ市で開催した発表会で、旗艦車「A8」の新型モデルに、世界で初めて「レベル3」に相当する自動運転機能を搭載すると公表しました。

 日米欧各国が定義する自動運転技術は、「レベル1」から「レベル5」まで分かれています。これまで運転手が常にステアリングホイール(ハンドル)を握っておく必要がある「レベル2」と、自動車が主体となって運転する「レベル3」の間には、“深い谷”が存在するといわれています。

 このため、「レベル3」に相応する自動運転技術を保有していても、各国の法整備などの機が熟すまで”待ち”の姿勢を取る自動車メーカーが多かったのです。

 その中で、アウディの自動運転開発責任者のミルコ・ロイター氏は、今回の狙いを次のように語ったそうです。

 以下は、発言のエッセンス部分です。

 「レベル2」までの自動運転技術では、運転者はステアリングホイールを常に握っている必要があります。当然、運転中は何か別のものに意識を振り向けることは不可能でした。しかし、ステアリングホイールから運転者が手を離すことが許される「レベル3」以上では、運転者が何か別のことをできる時間が創出されます。

 従来は使えなかった時間を自動運転技術によって解放し、その結果生まれた時間の過ごし方が、今後の技術競争の土俵になっていくと考えています。それに向かって、アウディはいち早く自動運転を進化させ、先行して経験を積んでいく経営判断を下しました。

 この程度の利点で、ユーザーが自動運転技術「レベル3」を便利だと感じるかどうかは、とても疑問です。

長野県北佐久郡立科町にある女神湖の湿原では、キンバイソウが咲いています

2017年07月19日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町の南端にある女神湖の湿原では、キンバイソウが咲いています。

 蓼科山(標高2531メートル)の山麓にある女神湖は、蓼科山の山麓側から雪融け水などが流れ込み、湿原をつくっています。

 女神湖自身は、静かな高原リゾートの湖(人工湖)です。湿原がある南側から見る女神湖の北西側の湖畔です。





 手前には、木道が整備された湿原の一部が見えています。

 その湿原では、華やかな色合いのキンバイソウが花を咲かせています。





 湿原では、トモエソウも花を咲かせています。



 ウツボグサもいくらか花を咲かせています。



 ノアザミも蕾を膨らませています。



 湿原の草むらの中では、ノハナショウブも花を咲かせています。



 湿原の草むらのあちこちでは、カラマツソウが花を咲かせ始めています。



 女神湖の西側には、車山が見えています。車山の東側山麓が女神湖側から見えています。



 車山も女神湖も、7月下旬が近づき、夏の緑が濃いモードになっています。