AKira Manabe ブンブン日記

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理念と経営11 月号通信2

2007-11-23 15:44:30 | Weblog
◆◆今週のことば

ベートーベンも、耳が聞こえなくなった25歳のときに…
「勇気を出せ!たとえ我が肉体にいかなる欠点があろうとも、我が魂はこれに打ち勝たねばならぬ。25歳、そうだ、25歳になったのだ」

という言葉を残しています。そうした言葉に勇気づけられて今があります。

タビオ株式会社 代表取締役社長 越智直正

★関連記事は、月刊「理念と経営」11月号に記載されています。
(18~25ページ「企業事例研究1」)


◆◆オンリーワン経営

今回のオンリーワン経営は、『正と反の融合』をテーマにオンリーワン商品・サービスのコンセプトについて扱います。

今回事例として紹介するのは、東京・豊洲にある「キッザニア東京」です。

同社は、子どもたちが憧れる仕事を実体験できる、「体験型施設」です。
 
仕事は、パイロット、医師、モデル、消防士など多岐にわたり、しかも、設備は実際の企業が提供している「本物」です。

同社のコンセプト(考え方)である「エデュテイメント」は、エデュケーション(教育)とエンターテインメント(楽しみ)の、いわゆる「造語」です。

同社の成功は、異なる2つの概念であるエデュケーションとエンターテインメントの融合によって新しい価値を創ったことにあると言えます。

オンリーワン商品・サービスを考える上で大切なことは何でしょうか?

それはコンセプトを明確にすることであり、コンセプトの根源には「経営理念」がなければなりません。

つまり、我が社は一体どんな価値を提供するために存在しているのかと、絶えず見つめ直すことが必要です。

そして、他社にはない価値、独自の価値を提供する会社だけが生き残ることができると認識すること、さらに、他社にはない独自の価値と、顧客が求める価値を統一する視点や考え(コンセプト)を創りだすこと重要です。

他社にはない独自のコンセプトを考える一つのヒントとして、今回のテーマである「正と反の融合」があります。

その相反する概念の融合は、常識に捉われない自由な発想がなければ、創りだすことはできません。

チャレンジしてこそ、新しい、独自の発想が生まれてくるのです。

★関連記事は、月刊「理念と経営」11月号に掲載されています。
(50~51ページ「オンリーワン経営」)

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