AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

理念と経営通信3 月号

2008-03-25 01:32:11 | Weblog
◆◆今週のことば

これだけ世のため人のためにと思ってやっているのに、誰も俺を理解してくれないと言って、人は恨み言を言いたくなるものですが、孔子は、人を恨むこともなく、自分のやるべきことをやっていく人は立派な人物だ、と言われている。

これは非常にデリケートな表現です。
知ってもらいたいけれども、知ってもらえないときの心境です。
          論語普及会 学監 伊與田 覺

★関連記事は、月刊「理念と経営」3月号に掲載されています。
(66~69ページ「社長塾」)


◆◆オンリーワン経営 

今月のオンリーワン経営は、ネーミングについて取り上げます。

その事例として挙げるのが、「ラ・フランス」と「通勤快足」。
これらの商品をご存知の方も多いのではないでしょうか。

ラ・フランスはフランス生まれ、山形育ちの梨。
もともとは「みだくなす」という商品名でした。

「みだくなす」とは、(見栄えが悪い、かわいくない)という意味の方言「見だくない」と「なし」からなる造語。

形は悪いが、味は最高においしい。
しかし、まったく売れませんでした。

ところが、ネーミングを「ラ・フランス」に変更したところ、大ヒットしたのです。

また、レナウンが発売した「通勤快足」は、もともと「フレッシュライフ」という商品名でした。

「フレッシュライフ」ではなかなか売り上げが伸びませんでした。

ところが、「通勤快足」にネーミングを変更すると、これが大ヒットしました。

ネーミングの勝負は1秒で決まります。
だから、「わかりやすさ」が決め手となるのです。

商品のコンセプトをぴたっと表す言葉。
すなわち、「1秒でわかるネーミング」が必要です。

1.長すぎず、短すぎず
2.コンセプトがすぐわかる
3.耳に残る響き

この3条件を満たすネーミングが命。
それは商品コンセプトを凝縮した結晶です。

「いかに顧客に商品をアピールするか」

良い品質、独自の技術があっても、顧客にアピールできなければ、買っていただけないのです。

★関連記事は、月刊「理念と経営」3月号に掲載されています。
(52~53ページ「オンリーワン経営」)

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