AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

物販業に負けたらあかん

2011-06-01 00:01:11 | Weblog
有能な人間は失敗から学ぶから有能なのである。成功から学ぶものなどたかが知れている。
(米作家 William Saroyan)



◆◆天が成長せいと言うとるわい

毎日毎日、今まで経験したことがない課題がやってくる。


うぅ…


と一瞬なるが、呼吸を整えて冷静に考えてみると、この課題が私に「成長せいよ」と言ってくれていることに気づく。



「乗り越えられない問題は目の前には現れない」


って言うからね。



私の哲学の師である、芳村思風先生も「人は成長するたびに新しい課題や問題があらわれてくる」と言ってますからね。


実際に直面するとしんどいものですが、そんなときは、呼吸を整える(ゆっくり吐くことを意識する)と頭がクリアになり、冷静な判断ができるものです。



思風先生は、大きな課題や問題がきたら、「天は俺を大人物にしようと思ってるのか」とプラスに受け止めて、立ち向かいなさいと教えてくれました。


そうやって、考え方やものの見方を変えるだけで勇気になりますよね。



課題や問題に負けているようでは、【六つの仕事観】(生存・維持・娯楽・役割・学ぶ・与える)のうちの「役割」の状態からは抜け出れませんわ。


課題や問題から「学ぶ」の位置で考えられるようなならんといかんぞな。


よし!頑張るぜよ。




◆◆大阪に向かった

明日のNLPセミナー参加のために、夕方電車に乗って大阪に向かいました。


1日早めに行くのは、翌日朝が早いからもありますが、大阪でベンチマークをするのが目的です。


私の一番の仕事は新しいビジネスや新しい商品やサービスを考えることだからね。


今日は、裏通りにある小さなビストロフレンチにひとりで行きました。


味もサービスも、まぁまぁでしたが、お客さまは私を入れて二組だけでした。


食事を終えて表通りに出ると、すき家やモスバーガーには、いっぱいのお客さまです。

最近では、全国どこでも見かける光景です。


確かに、個人店は努力をしてるようには見えませんでした。


引き換え、大手企業はすごい努力をしています。


お客さまに支持を得ているかどうかは、努力の差のように感じました。



しかしながら、街から小さなお店の火が消えると、街から彩りが消え、その街らしさはなくなるでしょう。


「あの角にあるお店の餃子が美味しいんよ」

「あそこのラーメンのだしはすごい時間をかけて仕込んでるらしいよ」

「がっつり肉を食べるならあのお店やね」

「あそこの大将のこだわりは半端ないよね」


こうした街の声は消え去り、工場で作られた食品をいただくのが外食ということになりかねません。

そんな街にしたらあかんやろ。


外食の火を街から消しては成らん。


「私たちが努力を止めたら、それだけ日本の外食の成長は止まる。日本の街から飲食業の火を消してはならない」



同じ外食と言えども、大企業は工場で作られた製品を販売する物販業。

私たちのような小さな企業や小さなお店が、本物の飲食店。


本物が負けたらあかんやろ。